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プログラミングスクールでの挫折はなぜ起こるのか
プログラミングスクールに通って学習するにあたって挫折するのはなぜでしょうか。
独学の場合は確かに調べても分からないことが多く出てきてしまうので挫折してしまいがちです。
一方でプログラミングスクールに通って、講師から習っているのにも関わらず挫折してしまうという人もいます。
プログラミングスクールはお金も時間もたくさんかけて通うケースが多いので、是非皆さまにはスクールに通う前にこの記事を読んでいただき、挫折しないための準備に役立てていただければ幸いです。
この記事を最後まで読んでいただければ、プログラミングスクールで挫折するの人の3つの特徴を理解することができ、同じ失敗を起こさないための準備ができるでしょう。
プログラミングのスクールに通う余裕が無かったら挫折する
プログラミングスクールに通っている人の中で、いつも挫折する理由のトップにあるのがこの理由です。
オンライン型でも、教室に通う形式のプログラミングスクールであっても、講義を受けたり課題をこなしたりする時間を確保することは必須条件です。
時間が無いのにも関わらず、その場の勢いでプログラミングスクールに通うという決断をしてしまった人はその後プログラミングスクールのために通うことすらできず、挫折してしまいます。
理想のカラダを手に入れようとジムに申し込んだものの2、3回しか通うことができずに退会してしまうのと同じことです。
申し込むその瞬間はモチベーションが最高潮にあり、おそらく「なんとかなるから大丈夫だ!」なんて思ってしまうことが大半です。
しかしいざ通い始めたときに、スケジュール面や体力的に通うことが困難であることに気づくのです。
まずはこういった事態を避けるためにも、一度自分のスケジュールや体力の問題をクリアできるか確認してみましょう。
実際に通う、もしくは講義をオンラインなどで受ける場合はいつ、どこで、どのくらいの時間確保しなければいけないのか。
物理的に不可能なスケジュールになっていないか。
無理せずとも、継続して通うことが可能なのかどうか。
まずは申し込む前に、一度立ち止まって現実的なプランを立てると良いでしょう。
受け身のプログラミングスクールへ通うと挫折しやすい
プログラミングスクールによってはひたすら講義を聞き続けるというところもあるようですが、そのような環境では早々に挫折してしまいます。
インプットしかフォーカスしていないプログラミングスクールはアウトプットの重要性を軽視してしまっているため、生徒さんにとっては非常に実りにくい学習方法となってしまいます。
プログラミング学習においてはインプットも重要ですが、それ以上に身に付けた知識をどんどんアウトプットしていくことが重要です。
アウトプットが重要な理由は主に2つです。
1つ目は自分のスキルアップした状態を確認しモチベーションを保てるから、2つ目はアウトプットすることでスキルが身に付く速度が上がるからです。
身に付いたプログラミングのスキルで何か開発できることは非常に楽しいことです。
人間は本来的に何か新しいことができるようになったときに幸せを感じる生き物です。
プログラミングにおいてもそれは同様で何か開発できたという経験は喜びと達成感、そして何よりも成長を実感できる瞬間と成るのです。
こうしてどんどんスキルを身に付けることに没頭すれば、さらにプログラミング学習は楽しいものとなるはずです。
何事においても、継続は重要であると言われています。
しかし継続すること以上に、まずは継続させるための仕組み作りが最も重要です。
人間は怠けてしまいやすい生き物です。 それは脳がそういう構造であるからだと言われています。
しかし、それに打ち克ちプログラミングを上達させたいのであれば、まずはモチベーションを保てるような仕組みを作っていくことが重要です。
無料のプログラミングスクールに通う人は挫折しやすい
プログラミングスクールによっては無料(条件付き)で受講することができるところもあります。
大抵の無料プログラミングスクールは転職の成功が条件で有ったり、受講内容がややお粗末であったりと何らかのデメリットが必ず存在します。
無料でスクールを運営するために経費を削減し、授業内容にほとんどお金をかけていないかもしれません。
設備が整っていないケースだってあります。
中には無料のプログラミングスクールと謳い生徒を集め、授業内容はひたすら画面のコードを移し続けるだけというスクールと言えないところも存在します。
結果的に肝心なスキルが身につかないような環境に身を置き、モチベーションが続かず挫折、というパターンはよくあります。
しかしお金をかければそれで良いという訳でもないので、ここが難しいところです。
重要なのは挫折しにくい環境で、継続的に質の高い学習ができるかどうかです。
今もしあなたが、無料のプログラミングスクールへ通うことを検討されているのなら、一度カリキュラムや制度について詳細に確認してみましょう。
有料のスクールでどこにいくか見当がついている人は、改めて確認の意味を込めてそのスクールについて調べてみましょう。
プログラミングスクールに通う前と後にできる挫折しないための行動3つ
上記では挫折しやすい人の特徴をみていきました。
では、それらを踏まえてプログラミングスクールに通う前と後でできる対策を紹介していきます。
これからプログラミングスクールに通おうと考えている人にとって、非常に重要な情報となりますので最後まで読んでいただければ幸いです。
それでは3つ紹介していきます。
挫折しにくい、できない環境に身を置く
何か自分に変化をもたらすためには、まずは自分を取り巻く環境の再設計が必要です。
もしあなたがプログラミングを挫折することなく習得したいのであれば、それに合わせた環境を作ることを優先的に行いましょう。
一番手っ取り早いのがプログラミングに没頭できるような合宿などに行ってしまうことです。
物理的に自分が「挫折しにくい、挫折しそうになっても引き返せない」状況を作ってしまうのです。
長期休暇がある学生であればこの手段はとり得るかもしれません。
しかし多忙な社会人の方の場合、いかにこの環境を構築するかがネックとなります。
社会人であれば、あえて有料のスクールを選び、「たくさんお金をかけたんだから一歩も引かずに学習しないと勿体ない」という精神状態を作ったりすることもできます。
他にも誰かと一緒に通うことを約束して、「約束を破れない=挫折できない」環境をつくることだって可能です。
この挫折しにくい環境作りにおいて意識すべきは、挫折につながりそうな要因を徹底的に排除していくことです。
挫折しにくい環境を作るために、必要なことは生活に取り入れ不要なものは取り払う。
当たり前ですが意外と多くの方がこのことを意識できておらず、あっさりプログラミング学習を辞めてしまうのです。
「プログラミングスクールに通い頑張ろう!」とやる気になっているのであれば、なおさら一度立ち止まってこの対策を講じてみてはいかがでしょうか。
プログラミングスクールの情報をよく調べる
プログラミングスクールに通う前の、スクールで挫折しないための対策として事前調査は重要です。
「イメージしていた講義内容と全く違い、面白みを実感することができずに挫折してしまった」なんてことになりかねないからです。
上記のような事態を避けるために、これから通うことになるかもしれないスクールについて徹底的に調べましょう。
料金、授業内容、制度、教室の場所、講師の質、学習環境、卒業生の実績などあらゆる情報を収集していきます。
ちょっと面倒かもしれませんが、この作業を行うことで実際にスクールへ通い始めたときと、通う前のイメージとのギャップを最小限にすることができます。
この下調べでのポイントは、実際にスクールへ通っている友人や、SNSにスクールのことを投稿している人がいないか探すことです。
スクールの会社側が作成したサイトの情報はもちろん重要ですが、実際に通っている人からの話は最も貴重です。
スクール側がサイトには書けない実態を知ることができるかもしれません。
自分のイメージと現実とのギャップを埋める作業において必要な作業です。
Twitterなどでスクールの名前を検索してみるのも手です。
まずは広く情報を集め、自分の選択が挫折しやすいものになっていないかを確かめてみましょう。
プログラミング関係のイベントにとにかく行きまくる
プログラミングスクールで実際に学習を始めたときに、勉強ばかりでときには辛い場面があるでしょう。
そういったときに、簡単に折れないためには「仲間」の存在が欠かせません。
プログラミングは一人で籠って地道に学ぶイメージが強いですが、どんどんハッカソンなどのイベントに顔を出し仲間を作っていきましょう。
きっと優秀なプログラマー達と巡り合うことができ、一気に自分のやる気を引き出すことが出来るかもしれません。
学習の中で分からないことがあったときに助けてくれるかもしれません。
同じプログラミングという共通言語を持つ友人を持つことで、いままで話したこともない世界の人達と話すことができるようになります。
そしてそれは必ず小さな自信につながり、簡単には折れないモチベーションとなります。
キーボードばかり叩くのではなく、積極的に足を使って外の世界で人脈を作っていきましょう。
プログラミングを学ぶなら結局どのスクールが挫折しにくいのか
長々とプログラミングスクールで挫折しやすい人の特徴や挫折しないための方法を紹介してきました。
恐らくこの記事を読まれている方はこれから「プログラミングスクールへ通うぞ!」や「スクールに興味があるけど続くか自信がないな」なんて考えていらっしゃる方々が多いかと思います。
あくまで参考ですが、挫折しにくいポイントを抑えたスクールを3つ紹介します。
以下のスクールはどれも有料のプログラミングスクールですが、どれも優れた学習環境やカリキュラムを提供しています。
思い切って英語で学習:Kredoオンラインキャンプ
最も挫折しにくい環境を作ることができるサービスの代表格にKredoオンラインキャンプがあります。
フィリピン人講師から英語でプログラミングを学べます。
毎日リアルタイムでレッスンを受けられるので、強制力があり、挫折しにくいのが特徴です。
英語で学ぶことで、英語のIT用語を覚えられたり、英語での会話表現を身につけたりできます。
自分のスケジュールに合わせた学習を:TECH ACADEMY
「モチベーションはあっても教室に通う時間が無い。」
「そもそもプログラミングスクールが通える距離に無い。」
そんな方へはTechAcademyがおススメです。
TechAcademyはオンラインで自分のスケジュールに合わせた学習ができます。
無理して教室に通うことなく、充実した学習が可能です。
メンターが不明点についてすぐ回答してくれるという点も、挫折しにくい環境を作るうえでプラスです。
オンラインでの学習をお考えの方へはイチオシです。
生徒同士の繋がりも!:TECH::CAMP
もし自宅から通える距離内に教室がある方はTECH::CAMPをおススメします。
教室に通い、チームで開発するカリキュラムがあるので、横のつながりができます。
また自分の目的別にコースを選択することができるので、モチベーションを維持しつつ学習を進めることができます。
アウトプットを非常に大切にしており、挫折しにくいという条件を満たしておりましたので紹介させていただきました。
まとめ:挫折しないためにはプログラミング学習を楽しむことが大事
せっかくプログラミングスクールに高額な料金を払ったのに挫折してしまうという話しはよくあります。
「自分は大丈夫、やる気があるからなんとかなる」と思っている人こそ要注意です。
現実的に継続した学習ができるかどうか改めてチェックしてみましょう。
また、一度挫折してしまうとその後一定期間プログラミングから離れてしまい、結局成長にかなりの時間がかかってしまうというケースもあります。
挫折してもすぐに立ち直れる人であれば心配は無いかもしれません。
しかしプログラミング自体そのまま諦めてしまうようなことだって起こり得ます。
こういった事態を避けるためにも、申し込みの確定をする前に、この記事でお読みいただいたことをしていただければ幸いです。
なによりもプログラミング学習においては楽しむことが重要です。
辛い場面もあるかと思いますが、その中にも楽しみ方を自分なりに見つけ充実した学習にしましょう!