こんにちは、3度のフィリピン留学経験があるフリーランスエンジニアのZiziです。
最近はPHPを学ぶ環境として、プログラミングスクールに通うだけでなく、オンラインでプログラミングを学べるサービスも増えてきました。
選択肢が増えることはいいことなのですが、プログラミングスクールに通うべきなのか、それともオンラインサービスを利用して独学で学ぶべきなのか悩ましいのが現状です。
今回はPHPを学ぶためにプログラミングスクールに通うほうが良いのか、それとも独学で学ぶ方が良いのか悩んでいる方向けに、どのように考えて、どちらを選ぶべきかについて解説していきます!
それではいってみましょう!
記事のもくじ
PHPをプログラミングスクールで学ぶ時に抑えるべきポイント
プログラミングスクールに通ってPHPを学ぶためには、時間やお金、場所やカリキュラム、学業や仕事と並行できるかを考える必要があります。
最近ではオンラインでメンターと相談できるプログラミングスクールも増えており、ライフスタイルに合わせて通う日と家で学ぶ日を調整することも可能です。
まずはプログラミングスクールに通うために抑えるべきポイントをチェックしましょう。
「時間」と「お金」が必要
プログラミングスクールに通うためには設定されたカリキュラムを消化する「時間」とプログラミングスクールに通うための「お金」が必要です。
まず多くの方が時間がネックになると思われますが、プログラミングスクールによってはそれなりの金額を要するため、お金の部分も悩みどころになります。
プログラミングスクールによっては、特定の企業へ応募、転職や就職を前提として、無料で受講できるものもありますので、通える範囲にあれば検討する余地はあるでしょう。
しかし、就職先、転職先が限られてしまうことを考えると、有料で通いやすいプログラミングスクールを選んだ方が自由度は高いと言えます。
場所やカリキュラムをチェック
時間やお金と同じくらいにきちんとチェックしておきたいのは「場所」と「カリキュラム」です。
物理的な問題として、近いけれど通いにくいプログラミングスクールですと、途中で足が遠のく可能性があります。
可能であれば、無料体験講座などに申し込んで、休日ではなく、仕事や学校のある日に体験的に通ってみることをおすすめします。
また、どのような授業内容で、どんなペースで進むのか、どのような教材を使うのかもチェックする必要があります。
もちろん、お金を払って通い始めないとわからないこともありますが、無料相談や無料体験講座などを上手に利用して、教えてくれる人の雰囲気、スクールの雰囲気などを体験することが大切です。
専念すべき事柄と並行できるか考える
プログラミングスクールの場所もカリキュラムも良し、お金や時間の問題も大丈夫だと感じたら、あとは実際に学業や仕事と並行できるのかを考える必要があります。
普段の生活に加えて、1時間~2時間、週に3回だとしても、実際には通うための時間、学ぶ時間、準備する時間など、他の時間を削らなければならない可能性もあるからです。
プログラミングスクールに通い始めて、ある程度、カリキュラムが進んだ段階で「PHPを覚えられる気がしない」という気持ちや「スキルとして身に付かない気がする」というネガティブな感情が生まれることもあります。
いつでも元気いっぱいな状態というのは中々難しいですから、ちょっと元気がない時でもサボらず通えるかどうか、やる気がでなくてもとりあえず通えるかどうかを考えておきましょう。
プログラミングスクールの前にPHPを学べるオンラインサービスを利用してみる
「なぜ、PHPを学びたいのか」は人によって違いますが、多くの場合は仕事上必要だから、または就職や転職でスキルとしてアピールしたいなど「PHPを習得するメリットや必要性」があるのではないでしょうか。
しかし、何かを学ぶことはどうしても向き不向きがありますし、いざお金を出そうとすると気が進まないこともあります。
同時に現時点よりも「学ぶ時間」を増やすことで、生活にどんな変化が表れるのかも把握しておく必要があるでしょう。
向き不向きや学びに対してお金を払うこと、学ぶ時間を増やすことについてチェックしてみましょう。
向き不向きをチェック
PHPに限らず「お金を払えばスキルを習得できる」と考えている方は少なくないので、まずは環境を整えて、あとはなるようになるだろうと楽観的に考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、物事には向き不向きがありますから、お金を払って学び始めてから「つまらない」や「よくわからない」という感情になってしまうと、時間もお金もかけているのに損をしたような気持ちになります。
ネガティブになると学びきれないどころか、通いきれなくなり、結果としてPHPを習得できなくなる可能性が高くなります。
まずは触りの部分、書籍を購入したり、無料でも良いのでPHPがどんなものか学んで、自分と相性が良いかチェックすることが大切です。
Progateやドットインストールの有料会員になる
自己投資という言葉がありますが、自分のためにお金を払うという感覚を、今一度知る必要があります。
例えば、Progateやドットインストールなどのオンラインサービスでは、それぞれ月額料金が1000円前後でプログラミングを学ぶことが可能です。
Progateとドットインストールの2つ合わせても2000円前後、独学で学ぶ形ではありますが、プログラミングスクールに通う前に、一度課金してみるのがおすすめです。
実際にお金を出してみると「お金を払ったんだから、別に学ばない権利もある」などという謎の論理が生まれることもあり、場合によってはプログラミングスクールにお金を払った時も同じ考えが生まれてしまうことがあります。
何かを学ぶにはお金を払うだけでなく「学ぼうとする意志」が必要であり、お金を払った自分がどのように学ぶのか、本当に学ぶのかを試しておくことで、ある程度の金額が必要なプログラミングスクールに課金する前に、学びきれるのか、学びきれないのかを感じ取ることが可能です。
「学ぶ時間」を増やすことの意義や大変さを知る
PHPはプログラミング初心者にとって、学びやすいプログラミング言語です。
また、プログラミングの基礎として学ぶことで、他のプログラミング言語に応用が効きますから、プログラミング学習の入り口としても優秀なプログラミング言語と言えるでしょう。
PHPとともに、プログラミングの基礎を習得するためには、やはりそれなりの時間が必要であり、実生活の中である程度「集中して学ぶ時間」が必要となります。
まず、PHPを学ぶための書籍を購入して、読書から始めてみましょう。
次にProgateやドットインストールのようなオンラインサービス、無料のものでも良いのでチャレンジしてみるのがおすすめです。
実生活に学ぶ時間を作ろうとすると、言い訳をしながらサボろうとしてしまう自分に気が付いてしまい、学ぶ時間を増やすことが大変だということがわかります。
逆に、PHPを通じてプログラミングの基礎を学ぶのが楽しいと感じられるのであれば、学ぶ時間を増やす意義がわかります。
学ぶのが大変と感じたとしても、学び続けられるという手応えがあれば、プログラミングスクールでPHPを学べる可能性も高いと言えるでしょう。
確実にPHPを身につけたいならプログラミングスクール
プログラミングの基礎を含めて、確実にPHPを学びたいのであれば、プログラミングスクールに通うのは良い選択肢と言えます。
既に独学でプログラミングの基礎が備わっているのであれば、PHPのカリキュラムのみ受講できるようなプログラミングスクールに通うという考え方もあります。
プログラミングスクールに通うか、それとも独学で学んだ方が良いのか、どのように考えるべきか見てみましょう。
長い目で見て学習計画を練る必要がある
独学で学ぶとしても、プログラミングスクールで学ぶとしても、どちらも長い目で見て学習計画を練る必要があります。
短期間での習得も難しくはありませんが、その分詰め込むための時間が必要となるからです。
また、急激に学ぶ時間を増やすことで、学ぶことに対して疲れてしまい、学ぶメリットがわからなくなることも考えられます。
まずはどちらでも無理の無い学習計画を考えるようにしましょう。
長続きする
ある程度の金額を払った状態であれば、独学よりもプログラミングスクールの方が長続きします。
ライフスタイルに馴染めば馴染むほど顕著であり、独学、しかも自宅や自室での勉強は自分のペースを作れないと、学ばない可能性が高くなるからです。
同時にお金を払ったから通わなければならないというより、お金を払ったから一生懸命学ぼうという気持ちが沸きやすいこと、同時に独学だと躓いたタイミングで諦めがちですが、プログラミングスクールであれば講師やメンターに相談できるという強いメリットがあります。
就職や転職に特化したスクールもある
プログラマになりたい、デザイナーになりたい、SEになりたいなど、将来像が固まっている方は、就職や転職に特化したプログラミングスクールを探しましょう。
PHPの習得と同時に就職や転職活動ができるのは非常に楽ですし、自分で企業を探し、応募や面接を学ぶ手間なども省けます。
プログラミングスクールによっては、プログラミング初心者ではなく、ある程度の経験や知識がある人を前提としているコースもあるので、ご自身の経験や知識に合わせて選ぶことも大切です。
PHPのプログラミングスクールを騙った高額詐欺に注意!
PHPを含めて、プログラミング学習の初心者をターゲットにした詐欺が存在します。
PHPを習得したいという気持ちに付け込んで、高額な教材や商材を売りつけたり、悪質な契約を結ばされたり、場合によっては存在しないのにお金だけ支払うことになるような可能性もあるので注意が必要です。
カリキュラムや教材などを押し売りしてくることも
大抵の詐欺は「弱い心」を刺激して、お金を払わせようとします。
もっともらしい表紙の教材や、教材を元にしたカリキュラムなどを押し売りすることで、実際には学んでも習得できなかったり、学び切れないような情報量、または無料で得られるような情報だったりします。
中には、CDや本といった物理的な商品を買わせることのみを目的としていることもあり、商品を受け取ってしまうことで、お金を払わなければならないような気持ちになってしまうこともあるので注意してください。
単なる高額の情報商材などに騙されないこと
プログラミングの基礎やIT技術に関する知識がないと、よくわからないまま、言われるがままに契約したり、お金を払ってしまったりすることがあります。
まるでプログラミングスクールに通える契約のように見せかけて、単なる高額の情報商材を買わされてしまうこともあり、それっぽい契約画面、申し込み画面でクレジットカードやオンラインバンキングで振込などをしないように注意しましょう。
また、中には契約するための個人情報を預かった時点で脅迫のような形で脅してくる悪質な業者も存在する可能性があります。
困った時は最寄りの警察や、消費生活センターなどに相談、可能であれば早い段階で家族や友人にも相談するようにしましょう。
運営元の見極め方や受講料の相場についての考え方
オンラインのみのプログラミングスクールは別として、基本的には所在地があり、電話やメールで問い合わせができること、可能であれば現地に言ってみるのが見極めるために一番良い方法です。
受講料の相場については、学ぶ期間やコース、プログラミング言語によって異なるか農政もあるので一概に「いくらが相場ですよ」というのは答えにくい部分ではあります。
まず、通えそうな範囲のプログラミングスクールをいくつか探すとともに、通えなくても良いので大手、または有名どころのプログラミングスクールの受講料をチェックして、大体の相場観を掴むことが大切です。
その上で明らかに高額過ぎるようなプログラミングスクールには手を出さないこと、同時にプログラミングスクール名で口コミを検索して、どのような情報があるかチェックすることで、通って平気なプログラミングスクールなのか、相場から逸脱した値段ではないかどうかがわかるようになります。
まとめ:プログラミングスクールか独学か、ライフスタイルに合った環境でPHPを学ぼう
プログラミングスクールに通う場合、時間だけでなく、お金の面も無理せず通えるかどうかも重要になります。
特にプログラミング学習の初心者の方ですと、PHPやプログラミングの基礎を身に付けることに焦ってしまい、無理をしがちです。
今のライフスタイルを大幅に崩したり、食費や交際費などを削ってまで通おうとしても長続きすることはありません。
独学にしてもプログラミングスクールにしても、ライフスタイルにあった学習環境を構築できるのはどちらかを意識することを大切にしてみてください。
その上でプログラミングスクールに通うべきなのか、独学で学ぶにしても自分自身でどのような教材を用意して、どのようなカリキュラムを作るべきなのか、じっくりと考えてみることが重要です。