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KREDO JAPAN株式会社
執行役員/IT留学事業責任者 遠藤翔矢
外資系企業でのセールスをはじめ、SaaS領域での営業、営業企画に従事。その後、留学カウンセラーとしての経験を経て、Webマーケティング全般やカスタマーサクセス、コミュニティ運営など幅広い領域に携わる。
これまで多くの受講生のキャリア支援に関わり、英語×ITスキルを通じたキャリアチェンジや海外就職の実現をサポートしている。
この記事は、KREDO JAPAN株式会社 執行役員/IT留学事業責任者の遠藤翔矢が監修しています。
IT留学とは、海外の学校で英語とIT(プログラミングやWeb制作、AIの活用など)を同時に学ぶ留学です。「プログラミング留学」とも呼ばれ、英語だけを学ぶ語学留学と違って、帰国後に仕事で使える「英語+IT」を身につけることを目指します。たとえばKredoのIT留学では、フィリピン・セブ島のITパークで1日8時間(英語のマンツーマン授業4時間+ITのグループ授業4時間)学び、ITの授業はすべて英語で行います。費用と学び方は国によって大きく変わり、アメリカ・カナダは長期で費用が高め、フィリピンは短期から始めやすく費用を抑えやすく、インドは大学で長く学ぶなら学費を抑えやすいのが特徴です(2026年9月時点)。
この記事では、IT留学の意味と語学留学との違い、4か国(アメリカ・カナダ・インド・フィリピン)の比較、費用の考え方、実際の1日の時間割、未経験から選ぶときのポイントを順番に説明します。
なお、この記事はフィリピン・セブ島で2016年からIT留学を運営しているKredo(クレド)が書いています。自社以外の国や学校については、各校の公式サイトで2026年9月28日に確認できた情報だけを載せ、確認できなかった金額などは書いていません。
この記事でわかること
- IT留学の意味と、学べる内容
- 語学留学・国内のプログラミングスクールとの違い
- アメリカ・カナダ・インド・フィリピンの学び方と費用の比較
- 期間ごとにできることの目安と、費用を総額で比べるときのポイント
- IT留学の1日の時間割と、未経験から始めるための準備・流れ
- 留学後の進路の実例と、失敗しない選び方
IT留学とは?意味と学べること
IT留学とは、海外の学校で「ITの授業」と「英語の授業(または英語で行われるITの授業)」を受け、英語とITのスキルを同時に身につける留学です。通う学校の形は国によって違い、アメリカ・カナダでは大学やカレッジ(専門学校に近い学校)、短期集中のプログラミングスクール(ブートキャンプ)、授業と現地での仕事を組み合わせたカナダの「Co-op(コープ)」などで学ぶのが一般的で、フィリピンなどアジアでは、英語学校とITスクールが一緒になった1つの学校で英語とITを並行して学べる形が多く見られます。
IT留学で学べること
学ぶ内容は学校とコースによって変わりますが、未経験の人向けのIT留学では、次のような内容が中心です。
- Webサイト制作:HTML(ページの骨組みを作る言語)とCSS(色や配置など見た目を整える言語)でWebページを作り、インターネット上に公開する
- Webアプリ開発:PHPなどのプログラミング言語とデータベースを使い、ログインや予約などの機能があるサービスを作る
- チームでの開発:Git・GitHub(コードの変更の記録を残し、チームで共有する仕組み)を使って、複数人で1つのサービスを作る
- IT英語:英語の説明書(ドキュメント)やエラーメッセージを読む、英語で質問する、自分が作ったものを英語で説明する
- 生成AIの活用:ChatGPTなどのAIツールを使って、コードを書く・調べる・文章を作る作業を速くする
「AIがあればプログラミングは要らないのでは?」と思う人もいるかもしれません。ただ、AIが出したコードが正しいかを判断したり、仕事の流れに組み込んだりするには、ITの基礎が必要です。いまのIT留学は、プログラミングの基礎とAIの使い方を一緒に学ぶ場になりつつあります。
AI時代にIT留学を選ぶ意味
生成AIが広まり、「今から英語やプログラミングを学ぶ意味はあるの?」と感じる人もいるでしょう。AI時代だからこそ、IT留学で身につけやすい力は次の3つです。
- AIの答えを判断する力:AIが書いたコードや文章が正しいか、目的に合っているかを確かめるには、ITの基礎知識が必要です。
- 英語で最新の情報を取る力:新しいAIツールやプログラミングの情報は、まず英語で出ることが多くあります。
- 人と一緒に仕上げる力:相手の要望を英語で聞き取り、作ったものを説明し、意見をもらって直す。この経験はAIに任せられません。
AIは下書きを手伝ってくれますが、相手が本当に求めているものを聞き取り、伝わる形に仕上げる力は、人とのやり取りの中で身につきます。それを英語で毎日経験できることが、IT留学の大きな価値です。
語学留学との違い
語学留学とのいちばん大きな違いは、「留学の目的」と「帰国後に見せられるもの」です。
| 比べること | 語学留学 | IT留学 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 英語力を伸ばす | 英語力と、仕事で使えるITスキルを一緒に身につける |
| 授業の中身 | 英会話、文法、試験対策(TOEIC・IELTSなど) | 英語の授業+ITの授業(ITの授業も英語で行う学校が多い) |
| 英語を使う場面 | 日常会話や、授業で決められたテーマの会話が中心 | 日常会話に加え、エラーの相談、作るものの確認、作品の説明など |
| 帰国後に見せられるもの | 英語の試験スコア、留学経験 | 英語力に加え、自分で作ったWebサイトやアプリ(ポートフォリオ) |
| 向いている人 | まず英語そのものを伸ばしたい人、試験のスコアが必要な人 | 英語を仕事で使いたい人、IT職への転職や副業を考えている人 |
ポートフォリオとは、自分のスキルを見せるための作品集のことです。IT職の採用や副業の仕事探しでは、「何を学んだか」より「何を作れるか」を見られることが多くあります。
語学留学が悪いわけではありません。英語の試験スコアが必要な人や、まずは海外生活に慣れたい人には語学留学が合っています。一方で、「英語を何に使うか」まで決まっている人は、ITのように仕事に直結するスキルと組み合わせたほうが、留学の成果を人に説明しやすくなります。
国内のプログラミングスクールとの違い
日本のプログラミングスクールやオンライン講座は、日本語で学べて、仕事を続けながら通えるのが強みです。費用も、航空券や滞在費がかからない分、留学より抑えやすくなります。
IT留学の強みは、一定の期間、ほかの予定を入れずに学習だけに集中できることと、英語で質問・説明する経験を毎日積めることです。IT分野では、新しいツールの説明書やエラーの情報が英語で出ることが多いので、英語で調べて理解できる力は、帰国後に一人で学び続けるときにも役に立ちます。
「日本語で効率よく基礎を学びたい」なら国内のスクール、「英語とITを同時に鍛えたい」「英語で仕事をする経験を先に積みたい」ならIT留学、というように目的で選ぶのがおすすめです。
IT留学のメリットと注意点
IT留学のメリット
- 英語とITを1回の留学でまとめて学べる
- 授業・復習・制作の時間を毎日確保でき、学習が途切れにくい
- 英語でITの情報を読む・質問する力がつき、帰国後も自分で学び続けやすい
- 作ったWebサイトやアプリを、転職や副業のときの実績として見せられる
- 同じ目標を持つ仲間や、海外で働く人とつながれる
IT留学の注意点(「意味ない」と言われる理由)
一方で、IT留学には次のような注意点があります。
- 英語とITを同時に学ぶので、最初の数週間は負担が大きい
- 1〜3か月で「エンジニアとしてすぐ働けるレベル」になるわけではない
- 航空券や滞在費がかかるので、国内のオンライン学習より費用は高くなりやすい
- 目的があいまいなまま参加すると、英語もITも中途半端になりやすい
「IT留学は意味ない」という声の多くは、期待と実際の差から生まれています。留学前に「帰国後に何をしたいか(転職・副業・今の仕事で使うなど)」を決め、そのために必要な期間とコースを選べば、この差は小さくできます。社会人が気になる点は、「社会人のIT留学は意味ない?向き不向きの判断表と後悔しない選び方」で詳しく説明しています。
IT留学が向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 英語を仕事で使えるようになりたい人 | なんとなく海外に行きたいだけの人 |
| 未経験からITの基礎を学び、自分の作品を作りたい人 | 授業を受けていれば自然にできるようになると思っている人 |
| 転職・副業など、帰国後にやりたいことがある人 | 帰国後にどう生かすかを考えていない人 |
| 分からないことを自分から質問できる人(できるようになりたい人) | 英語を使う場面をできるだけ避けたい人 |
右の列に当てはまっても、留学をあきらめる必要はありません。出発までに「帰国後に何をしたいか」を決めておくだけで、現地での学び方は大きく変わります。
IT留学の国別比較|アメリカ・カナダ・インド・フィリピン
IT留学の行き先としてよく検討されるのは、アメリカ、カナダ、インド、フィリピンの4か国です。同じ「IT留学」でも、学校の種類、期間、費用、入学時に求められる英語力がかなり違います。2026年9月時点で比べると、次のようになります。
| 国 | 主な学び方と期間 | 費用の傾向 | 入学時の英語 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| アメリカ | 大学・コミュニティカレッジ(2年制の公立カレッジ)で学期ごとに学ぶ(1学期は約4か月)。短期のブートキャンプもある | 高い | 英語の試験スコアが必要なことが多い | 学位や、アメリカでの人脈・最先端の環境を重視する人 |
| カナダ | カレッジのIT課程。授業と現地での就労体験(Co-op)を組み合わせた1年以上のプログラムが多い | 高い | 英語の試験スコアが必要なことが多い | 長期で学び、現地で働く経験も積みたい人 |
| インド | 大学の学位課程(3〜5年)が中心。日本人向けの短期講座は少なく、受け付けを止めている学校もある | 抑えやすい | 大学は授業についていける英語力が必要(英語試験のスコアを求める大学もある) | IT産業が盛んな環境で、費用を抑えて学びたい人 |
| フィリピン | 英語の授業とITの授業を組み合わせた学校で、1か月〜半年程度の短期集中 | 抑えやすい | 初心者を受け入れる学校が多い | 英語もITも初心者で、短期間でまとめて学びたい人 |
※「高い」「抑えやすい」は、授業料・滞在費・生活費を合わせた総額の傾向です。実際の金額は学校・期間・為替で大きく変わるため、次の「費用の例」と各校の公式サイトで確認してください。
費用の例(各校の公式サイトで2026年9月28日に確認)
国ごとの費用のイメージをつかむため、公式サイトで金額を確認できた学校を1校ずつ例として挙げます。学校名は例として挙げたもので、おすすめの順番ではありません。
| 国 | 例 | 期間 | 公式サイトに載っている金額 | 別に必要なもの・注意 |
|---|---|---|---|---|
| アメリカ | College of San Mateo(カリフォルニア州のコミュニティカレッジ) | 1学期(留学生は1学期に12単位以上の履修が必要) | 授業料と登録料で1学期あたり約5,000ドル(2026-27年度の公式カタログの単価から計算) | 生活費・健康保険・教材費などは別 |
| カナダ | Gateway College(バンクーバー)Diploma in Full-Stack Web Development with Co-op | 90週(授業60週+Co-op30週) | 授業料31,169カナダドル(留学生)。ほかに出願料500カナダドル、教材費375カナダドル | 生活費・保険などは別 |
| インド | インドの国立大学(学位課程) | 学士は3〜5年 | 国立大学の学費の目安は20万インド・ルピー程度(JASSO・2024年調査) | 生活費は月400米ドル程度(同)。日本人向けの短期IT講座は受け付けを止めている学校もあるので、最新の状況を確認 |
| フィリピン | Kredo IT留学 Web Basicコース(セブ島) | 1か月 | 定価413,000円(税込・総額) | 航空券・海外保険・現地での生活費などは別 |
※ドルやカナダドルの金額は、日本円にすると為替によって変わります。インドは特定の学校ではなく、JASSOが示す国立大学の目安です。
アメリカのIT留学
アメリカでは、大学やコミュニティカレッジでコンピューターサイエンスなどを学期単位で学ぶのが一般的です。世界的なIT企業が多く、最先端の技術や人脈に触れやすいのが魅力です。
その分、学費と生活費は4か国の中でも高くなりやすく、入学には英語の試験スコア(TOEFLなど)が求められることが多いです。たとえば上の表のCollege of San Mateoでは、TOEFL iBT 56点以上が条件になっています。短期のプログラミングスクール(ブートキャンプ)もありますが、学校によって学生ビザの扱いが違うため、申し込む前にビザの条件を確認しておきましょう。
学校の種類や期間ごとの違いは、「アメリカIT留学・プログラミング留学の方法|ビザ・費用」で紹介しています。
カナダのIT留学
カナダでは、カレッジのIT課程に通うのが一般的です。授業で学んだあとに現地の会社で働く「Co-op(コープ)」という仕組みを組み合わせたプログラムが多く、英語で仕事をする経験まで積みたい人に向いています。
ただし、Co-op付きのプログラムは1年以上の長期になることが多く、上の例では授業料だけで3万カナダドルを超えます。入学時にはIELTS 5.5以上などの英語力が求められます(上の例の場合)。カナダは近年、留学生の受け入れや就労のルールの見直しが続いていて、2026年は新しい学生の受け入れを止めている学校もあります。申し込む前に、学校の案内とカナダ政府(IRCC)の最新情報を確認してください。
カナダでの学校選びは、カナダIT留学(プログラミング留学)の費用と最新ルールも参考にしてください。
インドのIT留学
インドは、南部のベンガルール(旧バンガロール)を中心にIT産業が盛んな国です。大学の授業はほとんど英語で行われ、授業料も国立大学で20万インド・ルピー程度(JASSO・2024年調査)と、アメリカやカナダより抑えやすいのが魅力です。一方で、日本人向けの短期のIT講座は、2026年9月時点で受け付けを止めている学校もあるので、申し込む前に最新の状況を確認しましょう。
また、気候や食事、衛生面など、生活環境は日本との違いが大きい国です。初めての海外生活なら、現地でのサポートがあるかをよく確認しましょう。大学と短期コースの違いやビザは、「インド留学でプログラミング|メリット・費用・ビザ・治安」で紹介しています。
フィリピン(セブ島)のIT留学
フィリピンは英語が公用語の一つで、英語のマンツーマン授業(先生1人と生徒1人の授業)を受けやすい国です。日本から直行便で約4〜5時間と近く、1か月から参加できる短期集中型の学校が多いので、英語もITも初心者の人が最初の一歩として選びやすいのが特徴です。
ただし、フィリピンのIT留学でも、ITの授業を日本語で行うか英語で行うか、1日の授業時間の配分、宿泊の形などは学校によって違います。「英語をどのくらい使いたいか」「帰国後に何をしたいか」で選ぶと失敗しにくいです。国・期間ごとの総額は、IT留学の費用はいくら?1ヶ月〜半年・国別の総額でまとめています。
IT留学の期間の目安|1か月・3か月・半年でできること
IT留学の期間は、1か月ほどの短期から、年単位の長期までさまざまです。未経験から始める場合、期間ごとにできることの目安は次のとおりです。
| 期間 | できることの目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1か月 | HTML/CSSで簡単なWebサイトを作って公開する。英語で質問することに慣れる | 大学の長期休みや転職の前後に、まず基礎を体験したい人 |
| 3〜4か月 | データベースを使ったWebアプリ(ログインや予約の機能など)を一から作り、ポートフォリオにまとめる | IT業界への転職の準備をしたい人 |
| 半年〜1年 | 学んだあとにチームでの開発やインターンを経験し、実務に近い形で英語を使う | 海外就職や、英語を使うIT職を目指す人 |
| 1年以上 | 大学・カレッジで体系的に学ぶ。Co-opなどで現地の仕事を経験する(アメリカ・カナダなど) | 学位を取りたい人、現地で長く働きたい人 |
※未経験から始めた場合の一般的な目安です。実際にできることは、事前の学習量や学校のカリキュラムによって変わります。
「長く行くほど良い」とは限りません。1か月でも、帰国後に学び続ける習慣と、次に何を学ぶかの見通しを持ち帰れれば十分に意味があります。反対に、3か月以上行っても作品を仕上げずに終わると、転職のときに見せるものが残りません。期間は「帰国後に何をしたいか」から逆算して決めましょう。
IT留学の費用はいくら?総額で比べるポイント
IT留学の費用は「授業料」だけで比べると失敗しやすいです。宿泊費や食事が料金に入っているかどうかが、学校によって違うためです。見積もりを取るときは、次の項目を並べて総額で比べましょう。
費用に含まれるもの・含まれないもの
| 費用の項目 | よくあるパターン |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 学校の料金に含まれる(入学金や教材費が別の学校もある) |
| 宿泊費・食費 | 含まれる学校と、別の学校がある(ここが学校ごとにいちばん違う) |
| 航空券 | 別に必要 |
| 海外旅行保険・留学保険 | 別に必要 |
| ビザ・滞在延長の費用 | 国と期間によって必要 |
| 現地の生活費(外食・交通・日用品・休日の外出) | 別に必要 |
| パソコン | 自分で用意することが多い |
Kredo IT留学の期間と定価(2026年9月時点)
具体的な例として、フィリピン・セブ島のKredo IT留学のコースと定価を載せます。どのコースも、1日8時間(英語のマンツーマン授業4時間+ITのグループ授業4時間)の料金です。
| コース | 期間 | 定価(税込・総額) | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Web Basicコース | 1ヶ月 | 413,000円 | HTML/CSSの基礎から、オリジナルのWebサイトを作って公開するまで |
| Web Developコース | 3.5ヶ月 | 968,000円 | PHP・Laravel・MySQLなどを使ってWebアプリを開発。Gitでのコード管理も学ぶ |
| グローバルインターン型実践プログラム | 6.5ヶ月 | 1,479,000円 | 前半はWeb Developコース、後半は現地のエンジニアとチームで開発 |
| AI留学コース | 1ヶ月 | 413,000円 | 英語で生成AIの使い方を学び、作ったものを英語で発表 |
※Laravel(ララベル)はPHPでWebアプリを効率よく作るための枠組み(フレームワーク)、MySQLはデータを保存・管理するためのデータベースです。
※宿泊の形などによって料金が変わる場合があります。最新の料金と、料金に含まれるものはコース料金一覧または無料カウンセリングで確認してください。
IT留学の費用を抑えるコツ
- 目的に合った期間を選ぶ:長ければよいわけではありません。基礎を体験したいのか、作品を作って転職したいのかで必要な期間は変わります。
- 渡航前に入門を済ませる:タイピングやHTMLの入門を日本で済ませておくと、現地の時間を「質問」と「制作」に使えます。
- 航空券が高い時期を避ける:年末年始や大型連休は航空券が高くなりやすいです。
- 手数料を確認する:留学エージェントを通すと手数料がかかる場合があります。Kredoは学校に直接相談できるので、仲介手数料は0円です。
- 総額を書き出して比べる:上の表の項目ごとに、含まれるもの・含まれないものを書き出してから比べましょう。
自分に合う期間と費用を相談する
「1ヶ月と3.5ヶ月のどちらがいい?」「英語もITも初めてでも大丈夫?」など、目的に合う期間とコースを無料カウンセリングで相談できます。
IT留学の1日の流れ|Kredoの時間割の例
「1日8時間も授業についていけるの?」という不安はよく聞かれます。実際の時間割の例を見てみましょう。Kredo IT留学では、午前と午後で英語とITの授業がまとまっています。
| 時間(フィリピン時間) | 内容 |
|---|---|
| 9:00〜9:50 | 英語の授業(マンツーマン):ビジネス英語 |
| 10:00〜12:50 | 英語の授業(マンツーマン):基礎英会話 3コマ |
| 13:00〜14:00 | 昼食 |
| 14:00〜17:50 | ITの授業(グループ)4コマ |
| 放課後 | 宿題、作品づくり、翌日の予習・復習、同じ時期に入学した仲間との夕食など |
※授業は1コマ50分です。午前と午後の授業(英語/IT)が入れ替わることがあります。
英語の授業は先生と1対1なので、自分が話す時間を多く取れます。ITの授業は1クラス3〜5人の少人数で、先生の説明も質問もすべて英語です。プログラミングの言葉(コード)はもともと英語でできているので、英語で説明を聞くと、コードの意味と英単語が結びつきやすくなります。
放課後は宿題や作品づくりの時間になることが多く、留学中は「平日は勉強が中心」の生活になります。朝から夜までの過ごし方は、IT留学生の1日のスケジュールで紹介しています。
英語もITも未経験でもIT留学できる?
できます。Kredo IT留学の場合、受講生の92%が英語もITも未経験の状態から始めています。初心者向けのカリキュラムを用意している学校は多いので、「経験がないから無理」とあきらめる必要はありません。
ただし、英語とITを同時に学ぶのは楽ではありません。未経験の人ほど、出発前に少し準備しておくと、現地での理解がぐっと楽になります。
出発前にやっておきたい準備
- パソコンの基本操作とタイピング(ファイルの保存、コピー&ペースト、ブラウザの操作)
- HTML/CSSの入門に少しだけ触れる(無料の学習サイトで十分です)
- 中学レベルの英文法と、質問するときの英語のフレーズ
- ChatGPTなどの生成AIを使ってみる(コードの説明を頼む、英文を直してもらうなど)
- 留学後にやりたいこと(転職・副業・今の仕事で使う)を一言で書いておく
質問のフレーズは、次のような短いもので十分です。
- Could you explain it again?(もう一度説明してもらえますか?)
- What does this error mean?(このエラーはどういう意味ですか?)
- I made this page for ○○.(このページは○○のために作りました)
きれいな英語で話すことより、分からないときに「分からない」とすぐ言えることのほうが大切です。
IT留学の流れ|申し込みから帰国後まで
IT留学の準備は、出発の数か月前から始めるのが一般的です。おおまかな流れは次のとおりです。
- 1. 目的を決める:帰国後にやりたいこと(転職・副業・今の仕事で使うなど)を決めます。
- 2. 国・学校・期間を比べる:この記事の比較表や、後で紹介するチェックポイントを使って候補をしぼります。
- 3. カウンセリングで相談する:今の英語力とITの経験で、どのコースが合うかを学校に確認します。
- 4. 申し込み・支払い:料金に含まれるものと、キャンセルや変更の条件もこの時点で確認しておきます。
- 5. 出発前の準備:パスポート、航空券、海外保険、パソコンを用意し、上で紹介した事前の学習を進めます。
- 6. 留学:授業と作品づくりに取り組みます。分からないことは、その日のうちに質問するのがコツです。
- 7. 帰国後:作品をポートフォリオにまとめ、学習を続けながら転職活動や仕事探しを進めます。
アメリカ・カナダの大学やカレッジに長期で通う場合は、入学の手続きや学生ビザの申請に時間がかかります。出発したい時期から逆算して、早めに動き始めましょう。
IT留学のあとの進路は?卒業生の実例
IT留学のあとの進路は、大きく分けて「日本でIT関連の仕事に就く」「海外で働く」「副業・フリーランスとして働く」の3つです。Kredoの卒業実績ページでは、次のような進路が実名で紹介されています。
| 留学前 | 留学後の進路 |
|---|---|
| 英会話スクールのカウンセラー | Accenture Philippines(セブ)にブリッジSEとして就職 |
| 広告代理店に勤務 | オーストラリアのWebマーケティング会社 doq Pty Ltd. にWebマーケターとして就職 |
| 大学を卒業してすぐ留学 | セブの日系開発会社 LIG Philippines にインターンで入社し、正社員に(ブリッジSE・人事) |
| フリーター | セブの日系開発会社 Sprobe にブリッジSEとして就職 |
| 大学を休学して留学 | ソフトバンクグループにWebマーケターとして就職 |
| 人材業界の営業職 | 株式会社GIGにWeb・UIデザイナーとして就職 |
| Webデザイナー | 株式会社A.C.O.にプロジェクトマネージャーとして就職 |
ブリッジSEとは、海外の開発チームと日本の会社の間に立って、作るものの確認や進み具合の調整を行うエンジニアのことです。英語とITの両方が分かる人が求められる仕事の一つです。上の例のように、IT留学のあとの仕事はプログラマーだけではありません。Webマーケター、デザイナー、プロジェクトマネージャーなど、「英語×IT」を生かせる仕事は幅広くあります。
ただし、留学しただけで仕事が決まるわけではありません。留学中に作ったものを整理し、帰国後も学び続け、応募や仕事探しに動くことが必要です。Kredoでは卒業後に向けて、面接対策、履歴書・職務経歴書の添削、求人情報の提供、企業の紹介といったキャリア支援を行っています。
失敗しないIT留学の選び方|7つのチェックポイント
学校を比べるときは、次の7つを確認しましょう。パンフレットやWebサイトに書いていないことは、カウンセリングで直接聞くのが確実です。
- 1. 目的に合った期間か:1か月は基礎の体験、3か月以上は自分の作品づくり、半年以上はチーム開発や実務に近い経験、がおおよその目安です。
- 2. 1日の授業時間の内訳:英語が何時間、ITが何時間か。どちらを伸ばしたいかで合う学校が変わります。
- 3. ITの授業は何語で、誰が教えるか:英語でITを学ぶ学校と、日本語でITを学ぶ学校があります。
- 4. 1クラスの人数と、質問できる環境:プログラミングはエラーで止まることが多いので、すぐに質問できるかが大切です。
- 5. 卒業するときに何を作れるか:ポートフォリオとして見せられる作品が残るかを確認しましょう。
- 6. 卒業後のサポート:就職・転職・副業の支援があるか、どこまで手伝ってもらえるかを確認します。
- 7. 総額と、料金に含まれるもの:宿泊・食事・手数料が含まれるかで、実際の負担は大きく変わります。
目的別:自分に合うIT留学の選び方
| 目的 | 選び方の目安 | Kredoのコースの例 |
|---|---|---|
| まず英語とITの基礎を体験したい | 1か月の短期集中(フィリピンなど) | Web Basicコース(1ヶ月) |
| IT業界への転職を目指したい | 3か月以上で、自分の作品(Webアプリなど)を作れるコース | Web Developコース(3.5ヶ月) |
| 海外就職やチーム開発の経験がほしい | 半年以上。チーム開発やインターン、Co-opがある学校 | グローバルインターン型実践プログラム(6.5ヶ月) |
| 生成AIを仕事で使えるようになりたい | 1か月ほどで、AIの使い方と英語をまとめて学ぶ | AI留学コース(1ヶ月) |
| 学位を取りたい・現地で長く働きたい | アメリカ・カナダの大学やカレッジで1年以上 | Kredoでは対応していません(現地の学校を検討) |
AIを中心に学びたい人は「AI留学」という選択肢も
「プログラミングよりも、まずはChatGPTなどの生成AIを仕事で使えるようになりたい」という人には、AIを中心に学ぶ留学もあります。KredoのAI留学コースは1か月で、午前は英語のマンツーマン授業4コマ、午後はAIのグループ授業4コマ(1クラス3〜5人)という1日です。4週間の流れは次のとおりです。
- 1週目:生成AIツールに触れる
- 2週目:生成AIで作る(プロンプト=AIへの指示文の書き方、AIを使ったWebサイト制作)
- 3週目:セブ島のIT Parkでフィールドワーク
- 4週目:作ったものを英語でプレゼンテーション
対象は、Officeソフトの基本操作ができて、英語はTOEIC450点程度からの人です。AI留学とは何か、国内のスクールやオンライン学習との違いは「AI留学とは?人工知能を海外で学ぶ方法・費用・向く人」で説明しています。KredoのAI留学のくわしい内容は、AI留学のページをご覧ください。
関連記事:現地での1日の過ごし方や卒業後の進路はIT留学の評判・体験は実際どう?1日の過ごし方と卒業後の進路、費用・英語力・生活などの細かな疑問はIT留学・AI留学のよくある質問まとめでくわしく紹介しています。
受講生が自分で書いて公開しているnoteの体験記は、KredoのIT留学の口コミ・評判|受講生のnote体験記まとめでテーマ別に紹介しています。
アクトハウスやシードテックスクール(旧ネクシード)など、ほかの学校の受講生の体験記は、IT留学の口コミ・評判まとめ|アクトハウス・ネクシード・Kredoなど学校別で紹介しています。
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IT留学のよくある質問
IT留学とプログラミング留学は違うものですか?
ほぼ同じ意味で使われています。プログラミングを中心に学ぶ場合に「プログラミング留学」、Webデザインやデータ、AIなども含めて広く呼ぶ場合に「IT留学」と言うことが多いです。
IT留学の期間はどれくらいがいいですか?
目的で決めるのがおすすめです。英語とITの基礎を体験するなら1か月、自分で作品を作って転職の準備をするなら3か月以上、チーム開発や実務に近い経験まで積むなら半年以上が目安です。学位を取る場合は、アメリカやカナダで年単位の留学になります。
IT留学の費用はいくらですか?
国と期間で大きく変わります。例として、フィリピン・セブ島のKredo IT留学は、1ヶ月のWeb Basicコースが定価413,000円、3.5ヶ月のWeb Developコースが定価968,000円です(税込・総額、2026年9月時点)。カナダの就労体験付きの長期プログラムでは、授業料だけで3万カナダドルを超える例もあります。航空券や保険、生活費まで含めた総額で比べましょう。
IT留学にはいつ行くのがいいですか?
決まった正解はありませんが、まとまった時間を取れるタイミングを選ぶのが基本です。たとえば大学生なら長期休みや休学、社会人なら転職の前後などです。学校によって入学できる日が決まっているので、行きたい時期が決まったら早めに確認しましょう。
英語が話せなくてもIT留学に行けますか?
行けます。Kredo IT留学では、受講生の92%が英語もITも未経験から始めています。ただし、アメリカやカナダの大学・カレッジは入学時に英語の試験スコアが必要なことが多いので、英語に自信がないうちは、初心者を受け入れているフィリピンなどの短期の学校から始めるのが現実的です。
社会人でもIT留学できますか?
できます。仕事を辞めて行く人、長期休暇などを使って短期で行く人など、参加のしかたはさまざまです。社会人ならではの悩みや、キャリアへの生かし方は、上で紹介した「社会人のIT留学は意味がない?」の記事で詳しく説明しています。
IT留学でAIも学べますか?
学校とコースによります。最近は、授業の中で生成AIを使いながらWebサイトやアプリを作るコースが増えています。Kredoでも、Web Basic・Web DevelopコースではAIツールを使いながら制作を進め、AIを中心に学びたい人向けには1ヶ月のAI留学コースがあります。
IT留学のあと、エンジニアとして就職できますか?
可能性はありますが、留学だけで決まるわけではありません。未経験からの転職では、作品(ポートフォリオ)、帰国後も続ける学習、応募の準備が必要です。Kredoの卒業生の進路は、エンジニアだけでなく、ブリッジSE、Webマーケター、Webデザイナー、プロジェクトマネージャーなどさまざまです。
まとめ|目的を決めて、自分に合うIT留学を選ぼう
IT留学は、英語とITを一緒に学び、帰国後に「英語で何ができるか」を見せられるようになるための留学です。最後にポイントをまとめます。
- IT留学は、英語を使いながらプログラミングなどのITを学ぶ留学。語学留学との違いは、帰国後に作品(ポートフォリオ)を見せられること
- アメリカ・カナダは長期で費用が高め、フィリピンは短期から始めやすく費用を抑えやすい、インドは大学で長く学ぶなら学費を抑えやすい
- 費用は授業料だけでなく、宿泊・食費・航空券・保険まで含めた総額で比べる
- 未経験でも参加できるが、出発前の準備と「帰国後に何をするか」を決めておくことが大切
- 期間は目的で選ぶ(基礎の体験なら1か月、転職の準備なら3か月以上、実務に近い経験なら半年以上が目安)
「自分の目的なら、どの国・どの期間がいいか」を一人で決めきれないときは、無料カウンセリングで相談してみてください。今の英語力やITの経験、帰国後にやりたいことを話すだけでも、選ぶべきコースが整理できます。
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