エメラルドグリーンの海と美しいビーチで知られるフィリピンのセブ島。
日本から飛行機で4~5時間で着くアクセスのよさと、物価が安く価格を抑えて留学できることから、近年は英語を学ぶ留学先としても人気を集めている場所でもあります。
しかし、セブ島は観光地やリゾート地という印象が強いからでしょうか、
「遊びの誘惑が多すぎてついつい遊びが中心になってしまったという話も耳にする」
「留学生のなかには授業をサボって遊びに行く、毎晩飲み歩くといった人がいる」
セブ島で語学留学をするにあたって、このような環境の悪さを指摘する書き込みをよく目にします。
セブ島は本当に勉強が手につかないほど遊ぶ場所が多すぎて、留学生は遊ぶ人ばかりで英語留学に向いていない場所なのでしょうか?
この点について掘り下げつつ、留学生は休日に何をして過ごしているのか紹介していきます!
記事のもくじ
セブ島は遊びの誘惑が多すぎて留学に向いてない?
セブ島留学生の実態を紹介します。
遊びを理由に授業サボった人を見たことないです
確かにセブ島では、ここでしかできないような遊びやアクティビティを体験できます。
海の底まで透けて見通せるような場所は、日本だと沖縄くらいしかありません。
野生のジンベイザメと泳げる場所はセブ島だけです。
夜の街へ繰り出せば、日本より安いお金で一晩お姉さんと遊ぶこともできます。
ですが、遊びを理由に授業をサボった人を見たことがありません。
「朝寝坊のために授業に遅れてしまった」みたいな話は耳にしたことがあります。
もちろん個人個人で勉強に対する姿勢の違いはあります。
- 土日祝もほとんど外出せず、寮やカフェにこもって勉強に勤しむ人
- 平日はきちんと勉強して、週末は観光や遊びを満喫する人
- 学校の授業を受けた後は、食事やショッピングなどを楽しむ人
この中で一番勉強時間が少ない人でも、1日8コマの授業をきちんと受けています。
確かに遊んでいる人が多いことで知られている学校はあります。
毎日授業をパスして遊び呆けている生徒が当たり前にいる、と。
ですが、その学校の生徒たちの存在と、セブ島=リゾート地というイメージだけを結びつけて、「留学先にセブ島を選ぶのは注意!」とするのは少々短絡すぎではないでしょうか。
セブ島は勉強に手がつかないほど誘惑が多い?
そもそもセブ島で毎日入り浸るほど魅力的な遊び場所ってそんなにたくさんあるのでしょうか?
セブにある語学学校のほとんどがセブ市内側にあるため、生活圏内についつい遊んでしまうようなリゾートはありません。
セブ島に魅力が無いと言いたいわけではありません。
ですが美しい島々を巡るアイランドホッピングもマリンスポーツもジンベイザメも、大体の人は一度体験すればそれで満足するのです。
セブ市内周辺にある観光地も、ゆっくり巡っても1日かからないくらいで見終わってしまいます。
セブで遊びと言えば「夜のクラブ活動が楽しい」と言われています。
ですが、セブにあるクラブは有名どころでも10軒程度。
飲んで踊って騒いで…を毎日して楽しい人はそんなに大勢いるのでしょうか。
フィリピン留学を選ぶ人は英語初心者~中級者までの人が多く、留学期間も1~3ヶ月に設定している人が多いです。
レベルとしては「相手の話していることが大まかにわかり、自分の言いたいことを単語を組み合わせて文章にできる」くらいでしょうか。
よほど外国慣れ、旅行慣れしている人でない限り、その程度の英語力だと1人でタクシーに乗るのすらも少し怖いはずです。
夜の街で遊んだことのある日本人留学生はというと、すでに半年くらいセブにいる人や、英語でコミュニケーションを取れる人くらい。
つまりは「夜のクラブ活動」は縁遠い留学生の方が多いんです。
遊びだけではないセブ島留学生の休日の過ごし方
それでは、セブ島に語学留学にきている生徒の休日の過ごし方を紹介していきます。
自習や課題など勉強して過ごす
最も多い休日の時間の使い方です。
担当の先生によっては課題を多く出す人もいます。
テキストのコピーを渡して問題を解いてくるよう指示したり、あるテーマやトピックに関する意見を英文で考えたり、週末は何をして過ごしたかを日記にして提出させたりというような課題です。
その他、空いた時間を自習に充てる人も多くみられます。
日本から持ってきた英文法のテキスト問題集を解いたり、単語帳を開いてボキャブラリーを増やしたり、スマホアプリでTOEICの対策をしたり。
留学への思いや熱意はそれぞれ違っていても、今よりも英語力を身につけたいという気持ちは一致しています。
学校から出された課題をこなしたり、自分自身でメニューを考えたりしながら勉強しているのです。
SNSやネットゲーム
ちょっと勉強の息抜きに…とスマートフォンやパソコンを触ってしまうのは、日本にいた時からの習慣でしょうか。
勉強の合間やちょっとまったりした時間に、スマートフォンやパソコンを開いている姿をよく目にします。
何をしているかというと、ネット記事の閲覧やYouTubeの視聴、日本にいる家族や友達との連絡など。
中には長年プレイしているオンラインのネットゲームにつないでしまって、そのまま数時間遊んでしまったなんて人もいたりします。
海外留学は思っている以上に心身にストレスがかかります。
日本語が通じない環境、生活習慣や食事の違い、毎日の授業、寮やシェアハウスでの共同生活・・・メンタルを安定させるためにも、時にはリフレッシュすることも必要でしょう。
ですが、得てしてネットは時間を奪いがちなもの。
「あなたへのオススメ」を通知するレコメンド機能のあるYouTubeやSNSはその筆頭です。
勉強で疲れた頭をリフレッシュさせるための休息も大切ですが、せっかくの勉強の機会を無駄にしすぎないよう注意したいですね。
ショッピングモールで買い物や食事を楽しむ
セブ島にはアヤラモールやSMモールのような、中規模・大規模のショッピングモールが至る所にあります。
授業終わりや休みの日はそうしたショッピングモールに行き、買い物や食事を楽しむ留学生も多いです。
お店での買い物やレストランでのメニューの注文は英会話の練習になりますし、生の英語に触れるまたとない機会です。
長くセブに滞在する人なら、タクシーに乗って遠出してみたり、理髪店・美容室で希望するヘアスタイルを店員に伝えてみるなど、いろいろ挑戦してみてもいいかもしれません。
英語はコミュニケーションのツールです。
お店の人と会話したり、日本とは違う習慣や料理に触れたりするのも、海外留学の醍醐味ではないでしょうか。
観光やツアーでセブ島を満喫する
セブ島や近隣の島々には、美しいエメラルドグリーンの海を筆頭に、様々な観光スポットがあります。
日帰りまたは一泊のスケジュールでツアーを申し込んだり、友達同士で企画したりして、週末をセブ島の観光スポットで過ごす留学生もたくさんいます。
仮に1ヶ月セブに英語留学するとなると、週末は4回あることになります。
セブのビーチ、アイランドホッピング、ジンベイザメ、セブ市内観光……
週末を観光に充てるだけでも、セブを満喫できますね。
土日のどちらか一日を観光、もう一日を勉強に充てる。
留学に大切なのはオンとオフのメリハリです。
いろんな場所に足を運べばそれだけセブについて詳しくなれますし、先生との会話も弾みます。
フィリピンの英語学習はマンツーマンレッスンが主流なので、週明けのレッスンは高確率で「週末はどこか行った?」になります。
そして「特にどこにも行っていない」と答えると「え?あなた大丈夫?」みたいな雰囲気になります。
英語の勉強に励むためにも遊ぶ時には遊ぶ!
そしてマンツーマンレッスンの話題作りのためにも、節度ある範囲の中でセブ島を満喫しましょう!
クラブやバーなど夜の街へ繰り出す
これは男性限定の話、いわゆる夜遊びですね。
フィリピンは日本や他の英語圏の国と違って物価がかなり安いため、夜遊びにかかる費用も安くなります。
きれいなお姉さんがいるような店に行っても、1万円しないくらいの予算で一晩遊ぶこともできます。
とはいえ
「水商売や風俗のフィリピン人女性に入れ込んでしまうケースが多くみられた」
「夜遊びにはまってしまい身を持ち崩してしまう学生が多く存在する」
このようにきっぱり断言してしまうサイトをいくつも目にしますが、今のところ周りに身を持ち崩してしまうほど遊び呆けている人を見たことがありません。
確かにフィリピン女性は気に入った男性に献身的に尽くす傾向があるらしく、ハマる人はハマってしまうのかもしれません。
身を持ち崩すほど夜遊びにハマってしまうとか、フィリピン人女性に入れ込んでしまうとか、身も蓋もありませんが、こればかりは人によるとしか言えません。
夜遊びにハマりそうかもと危険に思うなら、はじめから近づかない選択も有効でしょう。
ナイトライフを満喫するのも、あくまで勉強しに来たという本分を忘れない程度であれば、個人の自由の範囲内で楽しんでもらって問題ないと思います!
セブ島留学をしたいなら英語でプログラミングを学べるKredoIT留学へ
セブ島留学をしたいと思ったら、英語に加えてスキルを身につけるのがおすすめです。
今の時代、将来のキャリアを考えて身につけておきたいスキルは、英語とプログラミングです。
「英語×プログラミング」のスキルを得れば、市場価値の高いエンジニアやプログラマー、Webデザイナーとして世界で活躍できます。
KredoIT留学では、セブ島に滞在しながら、フィリピン人講師による英語のレッスンとプログラミングのレッスンを受けられます。
そして、多くの卒業生が「英語×プログラミング」のスキルを習得し、国内外のIT企業、フリーランスへとキャリアチェンジされています。
1日中英語漬けになれる環境で、一生物のスキルを身につけてみませんか?
まとめ:留学期間を学びで過ごすか遊びで終わらせるかはあなた次第!
勉強するにあたって、学ぶ環境はとても大事です。
留学生の中にはさまざまな目標や目的を持った人たちがいます。
- TOEICの点数を上げたい
- 留学中は勉強も遊びもどちらも楽しみたい
- 留学中は勉強よりも遊びをメインで過ごしたい
- 親に言われたから何となく来てみた
動機も目標もモチベーションも様々。
どこに行っても勉強する人は勉強しますし、遊ぶ人はどんな環境でも遊んでしまいます。
他の生徒が遊んでいても自分の勉強には関係ありません。
誘惑されて一緒に遊んでしまうのは、地域や学校の責任ではなく本人の責任です。
結局のところ、留学期間を学びで過ごすか遊びで終わらせるかはあなた次第なのです。
しかし、安くはない留学費用を支払い、貴重な時間を使って留学するのですから、自分の目標を明確にもって日々を過ごすことを強くおすすめします!