JavaScriptの資格は主に3種類です。
- CIW JavaScript Specialist
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- Microsoft 試験70-480
これら3つのうち、プログラミング初心者の場合2番目のHTML5プロフェッショナルの取得を目指すことをおすすめします。
この記事ではそれぞれの資格の概要、学習方法、どのように役立つかを解説していきます。
記事のもくじ
JavaScriptの資格はどう役に立つか
JavaScriptの資格を取得するとどう役立つのでしょうか。
やはり就職や転職などにおいて、スキルの証明になることが挙げられます。
就転職ではポートフォリオ(過去自分が開発したもの)を充実させ、提出を求められることが一般的です。
しかしそれに加えJavaScriptの資格を取得することで、特にフロントエンドエンジニアを募集している企業には信頼できる人材と映るでしょう。
資格取得ができる方は自分で学習を進める能力がある、いわば自走力のある人材として評価されます。
就転職における他者との差別化という意味だけでなく、資格の取得を通してスキルアップすることもできメリットが多いのは事実です。
JavaScriptの資格の一覧
JavaScriptの資格は主に3種類あります。
以下の通りです。
- CIW JavaScript スペシャリスト
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- Microsoft 試験70-480
それぞれ役割や学習方法が大きく異なります。
自分の望むキャリアに合った資格を取得しましょう。
CIW JavaScript Specialist
CIW JavaScript Specialist 認定資格は世界中で認められている、習熟度基準となる資格です。
特徴として世界でも通用する資格であるため、資格取得には英語で出題される問題に対応できる能力が必用となります。
さらにJavaScriptの資格の中では取得難易度が高く、中級者以上のJavaScriptの習熟度が求められます。
受験料は米ドルで150ドル(日本円で約15,000円~)で受験資格は特になく、誰でも受験することが可能です。
この資格を取得する最大のメリットは海外でこの資格を武器に仕事探しを出来るという点です。
今やエンジニアはグローバルな人材として需要が高く、日本から海外に出て働く人も少なくありません。
もし、海外でエンジニアとして働いてみたいという希望がある方はこの資格は大いにあなたのキャリアに貢献するでしょう。
また学習方法は公式HPで推奨されている通り、CIW JavaScript Specialist 向けトレーニング、Passexamの問題集と組み合わせで勉強することがベストです。
実際の試験と似た型式の問題を解くことで、本番で出題される問題に対応できるようになるからです。
JavaScriptの学習が初めての方でも、丸暗記すれば資格取得ができると言われるほどですので、是非初学者の方も挑戦してみてください。
HTML5プロフェッショナル認定試験
HTML5とJavaScriptの基礎的なスキルの習得及びその証明ができるのがHTML5プロフェッショナル認定試験です。
試験は2段階のレベルに分かれており、Webコンテンツ制作の基礎力を測るレベル1と、Webアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計の能力を認定するレベル2です。
この資格を取得する最大のメリットはWebデザイナー、グラフィックデザイナー、フロントエンドエンジニアなどの職種で歓迎されるという点です。
プログラミング言語は日々進歩しており、企業などの現場では即戦力となるべく最前線の技術を身に付けておくことが望ましいとされています。
この資格の取得は最新の技術取得を前提としているため、すぐに現場で役立つスキルと、その証明を取得できます。
受験料は15,000円で、受験資格は特になく誰でも受験することが可能です。
また資格取得のための学習方法はこの資格の運営団体であるLPI-Japan主催のイベントや、メールマガジン、サンプル問題や例題による練習がおすすめです。
いずれも公式HPにて確認ができます。
プログラミングの初心者からでも取得可能な資格ですので、是非キャリアアップのために取得を検討してはいかがでしょうか。
Microsoft 試験70-480
Microsoftが運営するJavaScriptの資格について説明します。
この資格を取得するにはJavaScriptとHTML5のスキルが必用となり、一定期間の実務経験がある人が受験するレベルの資格となっています。
具体的にはアプリケーション、ハードウェア、ソフトウェア開発に必要なビジネスロジックをプログラミングする経験が少なくとも1年はある開発者とMicrosoft社は定義しています。
すでにエンジニアとして働いた経験がある人は、そのスキルを資格として証明することが出来るので、もちろん転職において他者と差別化を図ることができます。
受験料は約21,000円で受験資格は特にありません。
資格取得に向けた学習方法は公式HPに掲載されている、ビデオや演習を通して行うことが出来ます。
プログラミング完全初心者の方はまずはHTML5プロフェッショナル認定試験などを受験してみることをおすすめします。
その後一定期間の実務経験を積んだのち、この資格を取得すれば問題ないでしょう。
JavaScriptの資格の学習法
JavaScriptの資格取得は基礎力+試験への対応力の2つの力を付けることが理想です。
先ほど解説した各資格の公式HPの教材だけでは試験への対応力しか身に付かず、一番肝心なJavaScriptのスキルがあまり向上しません。
実際にJavaScriptのスキルを向上させるには、公式HP以外の学習教材として本やプログラミングスクールを併用することをおすすめします。
JavaScriptの資格を本で学ぶ
知識を体系的に学ぶことが出来るのは本の魅力です。
資格を取得するためにも最低限の知識を身に付けておく必要があります。
全くのプログラミング未経験者はまず一冊、参考書代わりになるような本を手に入れて学習することをおすすめします。
特にJavaScriptの本では以下の2冊が人気です。
ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩
JavaScriptの開発環境構築からHTML、CSS、JavaScriptの基礎を学ぶことが出来ます。
基礎だけでなく、JavaScriptのライブラリであるjQueryというライブラリについても学ぶことができ、まさにJavaScriptの入門書に相応しい一冊です。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門
この本ではサンプルを通して手を動かしながら学ぶことが出来る点が魅力です。
JavaScriptだけでなくプログラミングの学習において、アウトプットの機会を設けることは学習のモチベーションを保つうえで非常に重要になります。
インプットだけでなく、アウトプットを通してJavaScriptの基礎を身に付けることができ、コードを実際に書くことで資格取得に向けた学習が可能です。
JavaScriptの資格をオンラインで学ぶ
JavaScriptの資格取得のために基礎を身に付けるうえでオンラインサービスを使用した学習法はおすすめです。
ほとんどの場合無料か、月数百円のコストで十分な学習の機会を得ることが出来ます。
基礎的な知識はこれから紹介するオンラインサービスを一通り受講し、その後深く学ぶためにスクールや参考書を活用することをおすすめします。
また、下記オンラインサービスを使った学習の注意点は、何度も繰り返さないという事です。
情報のインプット、教材に沿った学習が中心となり、教材以上のものを自身で開発する力が身に付かないからです。
サラッと一通り学び、分からないところがあってもその教材を出て、自分でコードを書く練習に移りましょう。
Progate
Progateはプログラミングのオンライン学習サービスの代表格です。
税込み1078円という価格で様々な言語を手を動かしながら学ぶことができます。
ES6というJavaScriptの新しいバージョンにも対応しているので資格学習の土台作りには最適です。
Progateは基本的に教材に沿って学習を進めるだけになりますので、独自で何か開発するようなスキルは身に付きません。
基礎を素早く身に付けたいという人は一度環境構築~デプロイまでを経験することをおすすめします。
ドットインストール
ドットインストールは1つの授業を3分でまとめ、非常に完結に解説してくれるオンライン学習サービスです。
基本ほとんどの機能は無料で使うことができ、こちらもオンライン学習サービスの代表格となっています。
ドットインストールではProgateでは触れていないコードの書き方なども紹介しています。
学習の流れとして、Progateで手を動かしながら全体を把握し、ドットインストールで不足している知識を補うといった使い方になります。
こちらの教材も基本的にインプット中心です。
何周も同じ動画を視聴せず、基礎をサラッと学ぶアウトプット(独自開発)へ移行しましょう。
そのアウトプットの段階で分からないことがある場合はその都度検索するというのがプログラミングを最速で習得する方法のひとつとなります。
JavaScriptの資格をスクールで学ぶ
プログラミングを学ぶうえで、誰かに聞ける環境は学習効率を向上するうえで絶対に欠かせません。
特にプログラミング初心者の場合、タイプミスやエラーの原因が分からないといった事に非常に多くの時間を取られてしまいます。
確かに独学で試行錯誤する経験は今後実務を行う上では重要になりますが、資格取得など単にスキルを向上させるうえでは人にすぐに聞ける環境以上に最適なものはありません。
Kredoではプログラミング×英語を同時に学ぶことが出来る、セブ島で日系で唯一の政府公認IT学校です。
先ほどの英語力を求められるCIW JavaScript Specialistを受験する方や、プログラミングの基礎を身に付けるうえで人に聞ける環境が欲しいという方へ最高の学習環境となります。
セブ島というリラックスした環境で、これからの時代に必要なプログラミングと英語のスキルを両方取得することができ、自分の市場価値を一気に引き上げることが出来るのです。
JavaScriptの資格をとって市場価値を上げよう
JavaScriptは冒頭解説したように、世界中で人気かつ今後もエンジニアの需要が多く見込まれるプログラミング言語です。
プログラミングを学ぶうえでは自分がどんなキャリアを送りたいか、もしくはどんなものを開発したいかが重要になってきます。
しかし、それと同時に世界でどんなスキルが求められているかを知ることも非常に重要です。
プログラミング初心者の人だけでなく、すでに経験がある方もこれを機にJavaScriptの資格を取得してみてはいかがでしょうか。
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