近年はJavaScriptの本も増えており、レベルや切り口によって様々な種類があります。
▼上級者向けの理論本から初心者向けの入門本まで様々
(引用:Amazon)
自分が学びたい分野の本を選ぶことで確実に実力を伸ばせるのがメリットですが、一方で学習時間が長くなりやすく、効率が落ちやすいというデメリットがあるのも事実です。
▼学習効率を決める公式
本記事では、JavaScriptの勉強におすすめの本10冊と併せて、本での学習効果を最大化するためのポイント3つをお伝えします。
効率良くJavaScriptを習得したい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
記事のもくじ
JavaScriptの勉強本を選ぶときの3つのおすすめポイント
JavaScriptを学ぶ際に重要になるのは、あくまで本だけで終わらせないということ。
実際にプログラミングに活かすことを考えると、本を選ぶ際は以下3つのポイントが重要になります。
- 自分が学びたい分野に特化しているか
- ボリュームは多すぎないか
- サンプルコードがたくさん記載されているか
自分が学びたい分野に特化しているか
JavaScriptは本の種類も豊富で、初心者向けのステップ本や上級者向けの概論本など、様々です。
▼JavaScriptの本の例
(引用:Amazon)
「売れている」「おすすめ」などと聞くと全て買いたくなりますが、注意すべきはその知識が今の自分に必要なのかということ。
売れている本だとしても、自分のレベルや分野に沿った知識が書いていなければ、自分に役立つことはありません。
本を買う際は、まず自分がどの分野を学びたいか明確にしてから本を選ぶようにしましょう。
ボリュームは多すぎないか
本で何かを学ぶ際にありがちなのが、ボリュームが多すぎて最後まで読み切れないということ。
厚い本を選ぶと、本当に自分に必要な知識にたどり着けないうちに読むのを止めてしまいかねません。
JavaScriptを本で学ぶ際は、自分の知りたいことをシンプルに解説している本を選ぶと、実践にも活かしやすいです。
サンプルコードがたくさん記載されているか
サンプルコードとは、実際にプログラミングで使えるコード例のことです。
サンプルコードがたくさん載っている本を持っておくと、いつでも本を見直してコードを確認できますし、正しい構文も覚えやすくなります。
▼JavaScriptのサンプルコード例
(引用:CREATIVE VILLAGE)
JavaScript初心者の方が1からコードを書くのはすごく大変なので、サンプルコードが多く載っている本は少なくとも1冊手元に置いておきたいところです。
【注意】JavaScriptを本で学ぶと効率が落ちやすい!
ここまで、本のメリットを最大化する方法をお伝えしてきましたが、本での学習には注意点もあります。
本に限らず、学習の効率は上記の式で表すことができますが、本だけに頼ると
- 知識やスキルの質に偏りが出る
- 知識やスキルの量が少なくなる
- 学習時間が間延びする
ということが起き、効率が落ちやすくなるのです…!
このリスクを下げるには、質の良い情報を大量にリサーチし、短時間でスキルを習得することが重要です。
もともとプロのエンジニアは必要なコードをその都度リサーチしており、仕事の7割がリサーチと言われるほど。
質の良い情報を短時間で探し出すスキルは、エンジニアとして働く上でも欠かせないスキルです。
プログラミングの効率を上げるカギは英語
ただし、コードのリサーチには日本人エンジニアが陥りやすい大きな落とし穴があります。
それは、日本語での情報が英語に比べて極端に少ないということです。
プロのエンジニアはコードのリサーチにQ&Aサイトを頻用しますが、日本最大級のQ&Aサイトと世界最大級のQ&Aサイトの会員数には、約100倍の差があるのです。
▼日本最大級のQ&Aサイト『teratail』の会員数は10万人(2019年4月時点)
▼世界最大級のQ&Aサイト『Stack Overflow』の会員数は1020万人(2019年3月時点)
日本語だけだと必要な情報にたどり着けない、もしくはたどり着けても英語ができるエンジニアと大きな差が開いてしまうことになります。
最近では日本企業でも英語ができるエンジニアを重宝しており、メルカリでも新卒エンジニアの9割に外国人を採用しました(参考:ダイヤモンドオンライン)。
英語とプログラミングを同時に習得できる『Kredo オンラインキャンプ』の卒業生も以下のような大手企業に続々就職しており、JavaScriptも英語で質の良い情報を大量に集めながら短時間で習得することが重要です。
「自力で英語とプログラミングを学ぶなんて無理」という方は、プロに教えてもらうのが最短の道。
『Kredo オンラインキャンプ』では、初心者でも2ヶ月半で英語とJavaScriptが習得でき、TOEIC380点だった方も英語ができるエンジニアとして活躍中です。
最短で企業に引っ張りだこのエンジニアになりたい方は、ぜひ『Kredo オンラインキャンプ』をチェックしてみましょう!
《入門者~初級者向け》JavaScriptおすすめ勉強本7選
今まで全くプログラミングを勉強したことがない方や、他の言語は知っているけどJavaScriptは触ったことがないという入門者~初級者の方におすすめの本7冊をご紹介します。
JavaScriptの基礎を既にご存知の方は、中級者向けの本をチェックしてみてくださいね。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門
(引用:Amazon)
『確かな力が身につくJavaScript「超」入門』は、入門者~初心者向けの定番本です。
実際にサンプルを作り、基礎力をつけていくことを目的としています。
専門用語が詳しく解説されていて、実践もブラウザとテキストさえあれば実施できるのも嬉しい点です。
ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩
(引用:Amazon)
『ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩』は、初心者がつまずくポイントを重点的に解説している本です。
文法・関数の解説がとても丁寧なので、JavaScriptの習得に挫折した経験がある方でもすんなり理解できるでしょう。
サンプルコードもたくさん記載されているので、自分で書きながら勉強してみてください。
スラスラわかるJavaScript
(引用:Amazon)
『スラスラわかるJavaScript』は、図解やイラストを使った分かりやすい説明が好評の本です。
所々にチェックテストが設けられており、定期的に理解度をチェックできるのも、この本ならではのポイントです。
3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門
(引用:Amazon)
『3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門』は、JavaScriptの本の定番です。
イラストや図解が多く取り入れられており、初心者でも理解しやすい構成になっています。
「予習」「実践」「復習」の3段階に分かれているので、反復勉強がしやすいです。
入門者のJavascript
(引用:Amazon)
『入門者のJavascript』は、「作りながら学ぶWebプログラミング」というキャッチコピーの通り、実際に手を動かしながら進めていく形式の勉強本です。
解説が丁寧なので、実際にコーディングしながら、分からない点を解決するという流れで活用してみてください。
JavaScriptの絵本
(引用:Amazon)
文章量が多い本は苦手という方にもぴったりなのがこちらの『JavaScriptの絵本』です。
インターネットの仕組みについてから解説がスタートするので、Webサイト全体のイメージを思い浮かべながら勉強を進めることができます。
マンガでわかるJavaScript
(引用:Amazon)
『マンガでわかるJavaScript』は、JavaScriptを感覚的に理解したい方におすすめの1冊です。
マンガだけではなく文章での解説もあるので、感覚と理論をバランス良く使って理解できます。
《中級者向け》JavaScriptおすすめ勉強本3選
JavaScriptの基礎は理解している中級者の方には、以下3冊をおすすめします。
JavaScript本格入門
(引用:Amazon)
『JavaScript本格入門』は、JavaScript中級者向けの本として最も知られている定番書です。
基礎の解説も含まれていので、復習しながら次のレベルに進むことができます。
「どの本から始めればいいのか分からない」という方におすすめの1冊です。
パーフェクトJavaScript
(引用:パーフェクトJavaScript)
『パーフェクトJavaScript』は、JavaScriptのプログラマーとして活躍し始めたばかりの方が、より高度な技術・知識を身につけたいときにぴったりな1冊です。
専門用語や複雑な内容も出てくるので、基礎を固めた中級者が上級者へステップアップするために活用してみてください。
Webサイト制作者のための JavaScript入門講座
(引用:Amazon)
JavaScriptの知識を深めるというより、JavaScriptを軸に他言語への幅を広げたいという方におすすめなのが『Webサイト制作者のための JavaScript入門講座』です。
既にHTML・CSSの知識がある方であれば、この本を通してJavaScriptとデザインを学ぶことで、より表現の幅を広げることができるでしょう。
まとめ:JavaScriptの本は課題解決におすすめ!学習効率を最大化して利用しよう
JavaScriptの書籍学習には、特定の分野を学んで確実に実力を伸ばせるというメリットがあります。
一方で、正しく学ばないと学習効率が落ちやすいというデメリットも。
JavaScriptを本で学ぶ際は、ぜひ英語で質の良い情報を大量にリサーチすることも忘れずに、最短で最強エンジニアになっていきましょう!