こんにちは!Kredo CEOの横田です。
Kredoでは、フィリピン人の優秀なIT教員たちが「英語」でIT・プログラミングを教えています。
ではなぜ、われわれが「英語」でIT・プログラミングを教えているのか?
「英語でプログラミングを学習するのは難しそう」「日本語の方がわかりやすい」と思う方も多いかもしれませんが、将来性やレベルの高いエンジニアを目指す上では最初から英語で学ぶことで得られるメリットが多いのです。
Kredoでは、英語でIT・プログラミングを教えており、今までに2,000名以上の卒業生を輩出。
87%もの卒業生が国内、また海外のIT企業で活躍しています。
中には、海外起業やフリーランスとして活躍されている方もおり、「英語」でITを学ぶことで、いかに活躍できるかということが伺えます。
そこで今回は、「英語」でプログラミングを学ぶことがどのくらい重要なのかをKredoの代表として解説していきます。
記事のもくじ
英語でIT・プログラミングを学ぶメリット1:理解スピードが上がる
プログラミングに詳しくない方も分かるかと思いますが、プログラミング言語は英語で記述※されています。
(※ 厳密には英語ではなく、英単語と記号を羅列したものになります。)
その理由はプログラミング言語はアメリカで発祥しているからです。
例えばプログラミングを書く際に頻出する printやreturn、if などの英単語がなんとなく何を意味しているのか、どんなコードなのか想像できると思います。
これらの英単語は比較的簡単で高校レベルの知識があれば理解できるためです。
では、 fetch、null、array という単語はどうでしょうか。
これらもプログラミングをする際に頻繁に出てくる英単語になります。
英語が得意な場合は別として、このコードが何を意味するかイメージはつきにくいと思います。
このようにプログラミングには少し難しい英単語が用いられる場合が多々あります。
ぱっと見でできるイメージ量、スピード感、その段階で私たちは英語を母国語としている人たちと比べると少し負けていると考えることもできます。
また、プログラミングはエラーの連続です。
プログラミングはうまく作動しなかったときにエラー文が表示されます。
悲しいことにプログラミング学習を始めると、このエラー文にたくさん出くわすでしょう。
例えば、このエラー文は英単語の羅列ではなく完全に英語の文章になります。
AssertionError: View function mapping is overwriting an existing endpoint function: home
読むのに抵抗を感じませんか?
この部分がすらすらと読めるようになれば、プログラミングの習得にかける時間もより短く済むことは明らかですよね。
普段からプログラミングを英語で扱うこと、これらを自然に行えるようになることでプログラミングの効率は上がります。
しかし、英語でプログラミングを学ぶにあたり、ある程度の英語の基礎知識は必要で、その為の学習法やサポートもあった方がベターです。
英語でIT・プログラミングを学ぶメリット2:英語の情報量が圧倒的に多い
つぎに、英語でのITに関する情報量とその鮮度についてです。
最新のITトレンドはアメリカから発信される
IT業界では情報の「鮮度」は非常に重要です。
しかし、日本人エンジニアは、「鮮度」の良い情報を取得できるまでに時間がかかってしまいます。
なぜなら、英語での情報のアクセスに慣れていないことにより、それらの最新で最先端の知識が日本語に翻訳されるまで待つ必要があるからです。
一般的には、英語の情報が日本に到達するまで早くても3ヶ月はかかります。
現在のIT産業の中心は Google、Facebook、Apple など多数のIT企業が生まれた土地であるアメリカ・シリコンバレーだと言われています。
もちろんアメリカ人は英語を使っているので、英語でディスカッションを行い、論文を書き、SNSなどで発信をしています。
変化の早いITの分野においてあなたが活躍したいのであれば、この情報の遅れは避けたいですよね。
英語での優良な学習教材やQAサイトが豊富にある
プログラミング学習教材やQAサイトは、英語のものが非常に優れています。
これらのサイトをうまく活用することで、効率的に学習を進めることができます。
また、ふだん使っている Google検索からも大きな差がでます。
例えばGoogleで “プログラミング” と “人工知能” について調べることにします。
すると検索ヒット数が以下のようになります。
- 日本語:プログラミング 81,200,000件
- 英語:Programming 718,000,000件
- 日本語:人工知能 52,800,000件
- 英語:artificial intelligence 571,000,000件
調べたいことは同じであるにもかかわらず、英語であるか日本語であるかの違いだけでアクセスできる情報に10倍以上の差があります。
このように英語で情報にアクセスできるようになることで、より多くの情報を得ることができるのです。
また、先ほどのエラーの話になりますが、エラーにぶつかったときの対処方法としてエラー文をそのままコピーして検索することが多々あります。 (エンジニアの仕事は実はコードを書く時間よりも、検索をしたりエラー対処を考えたりする時間の方が長かったりします。)
その際に日本語で解説しているページがあればいいのですが、毎回そうとは限りません。
残念ながら日本語で詳しく解説しているようなページはほとんど見つからない場合もあります。
一方で、英語で検索してエラーの解決策が見つからないということはほとんどありません。
さらに、日本語しか使えないと
- エラーについての検索方法がわからない
- 検索しても英語が理解できない
などの問題が追加でおこります。
このことから、普段から英語でのIT情報に触れておくことで、日本語しかできないエンジニアと差をつけることができます。
英語でIT・プログラミングを学ぶメリット3:海外の開発拠点が増加
みなさんはオフショア開発というものをご存知でしょうか?
オフショア開発とは、情報システムやソフトウェアの開発業務を海外の事業者や海外子会社に委託・発注すること。営業や企画、設計、納品、サポートなど顧客に近い業務は本国で、実装やテストなどを海外で行なうといった形で分業することが多い。
オフショア開発が増加していることによって、外国人とコミュニケーションが取れるエンジニアが重要になってきています。
またこの開発スタイルは、日本のIT企業の約半分が取り入れているといわれています。
ではなぜ、これほどまでにオフショア開発を行うIT企業が増えているのでしょうか。
その理由は主に以下の2つになります。
人件費の削減
日本のオフショア開発は主に東南アジア諸国を拠点に行われることが多いです。
これは、日本人を雇うより海外の人件費の方が安く、人件費を抑えることができるからです。
同じような技術力で人件費が1/2であれば言葉の壁は低いものです。
国内でIT人材が不足
2015年時点で日本国内IT人材は17万人不足だと言われており、2030年までに59万人不足するといわれています。
このIT人材不足を解消する方法の1つとしてオフショア開発が行われています。
国内にエンジニアが足りていないから、海外の優秀で若い人材を日本企業がどんどん採用しているわけです。
人口の減少やIT教育の遅れにより国内のIT人材不足は今後も深刻化していくため、この流れは加速していきます。
そうすると日本国内にいながらも仕事で外国人と働く機会が増え、海外の開発拠点に勤務し、現地のエンジニアと英語で働くことになることも増えていきます。
日本で仕事をするから英語は必要ない、という考え方は捨てましょう。
英語でIT・プログラミングを学ぶメリット4:海外エンジニアの年収は高い
さらに悲しいことですが、日本のエンジニアの給与は海外(先進諸国)より低く、エンジニアの地位は海外に比べてはるかに低いです。
以下、世界のエンジニアの給与比較です。
※ 参考資料
英語圏である欧米諸国と大きく差がありますね。
英語とプログラミングスキルを身につけ、英語圏で働けるようになれば、年収を上げることができます。
英語でIT・プログラミングを学ぶメリット5:外国人エンジニアの増加
近年、日本国内では外国人の優秀なエンジニアを積極的に雇ったり、社内公用語を英語にするIT企業が増加してきています。
なぜなら、人口減少により国内マーケットが縮小、グローバル展開を目指す企業が増えてきているからです。
国内大手ITベンチャーの『メルカリ』が2018年の新卒採用のエンジニアは50人で、そのうち44人が外国籍というニュースは衝撃が走りました。
メルカリ代表の山田進太郎さんは、
「海外で成功するグローバル企業を目指す。日本語を話すことができなくても、英語ができればどんどん雇っていく」 (引用元:週刊ダイヤモンドOnline)
と発言しており、このような動きの背景には日本経済の停滞による、IT企業の海外への進出があります。
このような状況の中では当然、ITと英語のできる人材が活躍できる場が増えていきます。
もちろん英語が流暢なエンジニアであることがベストですが、ここでは英語でエンジニアと意思疎通ができる、エンジニアの言っていることが理解できる人が大事にされます。
重要なのは普段から英語でITの情報に触れていることで身につけられる能力です。
英語でIT・プログラミングを学ぶメリット6:レベルの高い仲間に出会える
「英語」でIT・プログラミングを学ぶということは、日本人にとってはハードル、レベルの高いことですし、日本国内で「英語」でIT・プログラミングを学んでいる方はごく少数です。
そして、そのような方達は優秀な方が多いのも事実です。
「英語」でIT・プログラミングを学ぶだけで、日本語で学んでいる99%の日本人に対して、わずか1%の枠に入ることができるのです。
そのような、「英語」でIT・プログラミングを学ぶコミュニティを持っているのはKredoだけです。
まとめ:将来性を考え「英語」でIT・プログラミングを学ぼう!
「英語」でプログラミングを学ぶことがどれくらい重要かがわかりましたでしょうか?
日本語で学ぶよりも学習のハードルは高いかもしれませんが、将来性を考えると「英語」で学ぶことが重要です。
まとめると以下のようなメリットがあります。
- 学習効率が良い
- エンジニアとして差別化でき、活躍の幅が圧倒的に変わる
- それにより給与も高くなる
また、Kredoを受講している方々も英語で学ぶことでより良い進路に進まれており、IT企業の採用担当者からも「Kredoの生徒を採用したい」というお声をいただいております。
これからプログラミングを学ぶ方、すでに習得されている方も、ぜひ「英語」でIT・プログラミングを学ぶということに挑戦してみてください!