短期間でも海外で英語を学びたいと考えている方に、セブ島は人気の留学先です。
美しいビーチやリゾート環境の中で、マンツーマン授業を中心に効率的に英語を学べるのが大きな魅力です。
しかし同時に、短期留学にはメリットだけでなく、学習効果や生活面で注意すべきポイントもあります。
そこで本記事では、セブ島短期留学のメリット、デメリット・注意点を解説し、費用の目安やおすすめの語学学校も紹介します。
短期でのセブ島留学を考えている方はぜひ参考にしてください。
記事のもくじ
セブ島短期留学のメリット
セブ島の短期留学では、限られた期間でも効率的に英語を学びつつ、海外での生活や文化体験を楽しめます。
実際に短期間でもセブ島留学を選ぶ価値がある理由を紹介します。
マンツーマン授業で効率よく英語を学べる
セブ島留学の最大の魅力は、マンツーマン授業が中心になっている点です。
1対1で自分のレベルや目的に合わせた指導を受けられます。
短期でも自分の弱点をピンポイントで克服でき、その場で遠慮なく質問ができるので、効率的に英語力を伸ばせます。
グループ授業では発言の機会が限られますが、マンツーマンなら話す時間が圧倒的に多く、スピーキング力を短期間で強化できます。
費用を抑えて留学ができる
欧米への短期留学と比べて、セブ島は費用が格段に安いのも大きなメリットです。
授業料や滞在費、生活費がリーズナブルに設定されているため、同じ期間であればアメリカやイギリスの半分程度の費用で留学できることもあります。
短期だからこそ「費用対効果」を重視したい方にとって、コストパフォーマンスの良さは見逃せないポイントです。
日本から近く時差も少ない
セブ島は日本から直行便で約4〜5時間、時差も1時間しかないため、時差ボケや移動の負担が少なく、短期滞在でもスムーズに現地生活に馴染めます。
限られた日数を無駄なく学習や体験に充てられるのは大きな利点です。
学習と観光を両立できる
セブ島はリゾート地としても有名で、日本では体験できない美しいビーチや離島、アクティビティを気軽に楽しめます。
午前や平日は集中して勉強し、週末はアイランドホッピングやショッピング、グルメを楽しむといった過ごし方が可能です。
短期間であっても勉強だけで終わるのではなく、観光や遊びを組み合わせることで充実した経験になります。
日本人スタッフが常駐している学校が多数
初めての留学や短期間の滞在では、現地でのサポート体制も気になるポイントです。
セブ島の語学学校には、日本人スタッフが常駐しているところが多く、生活の不安や学習面での相談に対応してくれます。
英語力に自信がない方でも安心して滞在できる環境が整っているため、短期でも安心して挑戦できます。
セブ島短期留学のデメリット・注意点
セブ島短期留学には、メリットだけでなく注意しておきたいポイントもあります。
英語力の伸びには限界がある
短期留学では、数週間〜1ヶ月ほどの滞在となるため、英語力の大幅な向上は難しいでしょう。
特に初級レベルの方の場合、短期間だけでは文法や語彙の定着が不十分になることがあります。
短期でも海外に行けば英語力が伸びると過信せず、事前に基礎英語を学習しておき、留学中はスピーキングやリスニングに集中することが大切です。
遊びすぎると学習時間が減る
セブ島はビーチや手頃なナイトマーケットなど、観光スポットが豊富です。
しかし、遊びに夢中になりすぎると学習時間が不足し、せっかくの留学の効果が薄れてしまいます。
勉強と遊びのバランスを意識し、週単位で計画を立てて過ごすことが重要です。
体調を崩す心配がある
日本と気候や食生活が異なるため、短期留学中に体調を崩す留学生も少なくありません。
特に暑さや湿度、食べ慣れない料理、水質の違いなどが原因で体調不良を起こすことがあります。
留学日程を無駄にしないためにも、水分補給や睡眠をしっかりする、水道水は飲まない、生肉に注意するといった自己管理は必須です。
軽犯罪被害の対策が必要
セブ島は観光地なので比較的治安は安定していますが、スリや置き引きなど軽犯罪が発生することもあります。
特に短期滞在では、土地勘がなく不注意になりやすいため、貴重品は最小限にする、夜間の一人歩きを避ける、バックは前に持つなど、防犯意識を高く持つことが重要です。
学校や寮での安全対策も確認しておくと安心です。
セブ島短期留学の費用目安
セブ島留学は時間や予算に合わせて超短期から留学が可能です。
学校やコース、宿泊施設の選び方によって費用は異なりますが、1週間、1ヶ月のおおよその費用の目安を紹介します。
1週間
授業・宿泊施設・食事 | 60,200円 |
入学金 | 21,000円 |
海外送金手数料 | 4,200円 |
合計 | 85,400円 |
この他に、SSP(Special Study Permit)約3万円、渡航費往復約3万円〜6万円、海外旅行保険、教材費、アクティビティやお土産代などの雑費がかかります。
合計で20万円くらいになるでしょう。
1ヶ月
授業・宿泊施設・食事 | 139,860円 |
入学金 | 21,000円 |
海外送金手数料 | 4,200円 |
合計 | 165,060円 |
この他に、SSP(Special Study Permit)約3万円、渡航費往復約3万円〜6万円、海外旅行保険、教材費、アクティビティやお土産代などの雑費がかかります。
合計で35万円くらいになるでしょう。
セブ島短期留学におすすめ語学学校
セブ島短期留学におすすめの語学学校をランキング形式で10校紹介します。
1位:QQ English
セブ島留学でも特に知名度の高い語学学校の1つで、ITパーク校とシーフロント校の2つのキャンパスがあります。
講師全員がオフィス勤務の正社員で、国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、550時間の厳しい研修をクリアしています。
評価制度を導入して日々授業の改善をしているので、講師の質はNo 1。
世界的に評価の高い「カランメソッド」を正式導入しており、この授業を選択すると、速いテンポで反復する形式で「話す力」と「リスニング力」を同時強化できます。
入学のタイミング、留学日数を自由に選択でき、忙しい社会人でも柔軟にスケジュールを組めるのも魅力です。
2位:SMEAG Global Education
セブ島で最大級の規模を誇る日系語学学校で、TOEIC、TOEFL、IELTS、ケンブリッジの公式試験会場に認定されています。
すべてのコースを受講可能で、スパルタクラスを提供しているキャピタルキャンパスと、開講コースは限られるもののジムやプールなどの施設が充実し、新しくきれいな施設のエンカントキャンパスの2つから選べます。
ほとんどが日本人留学生という学校も多い中、SMEAGは、留学生のおよそ30%が日本人、70%は外国人という国籍比率なので、授業以外の時間も日常的に英語力を伸ばしたり多文化に触れたりできます。
3位:Brilliant CEBU English Academy
セブ島中心部に位置する大型ショッピングモール「ガレリアセブ」と一体となった宿泊ホテル、校舎で学習できます。
ショップが充実しているのはもちろん、同じ建物内にプール、ジム、両替所、ランドリーショップもあるので、外出することなく便利に生活できるのが魅力です。
利便性抜群のロケーションに加え、留学生の受け入れ定員は最大40名、祝日も授業が行われるといったきめ細やかな環境があるるので、短期留学でも最大限効果を発揮できるでしょう。
Brilliant CEBU English Academy公式ページ
4位:GLC
寮が併設されたキャンパスには、プールやフィットネスジム、卓球、ゲームルームなどが備わっており、国際色豊かな留学生が在籍しています。
一般英語コースの他、資格試験対策コース、インターンシップやボランティアができるコース、子ども向けのコースなど、個々の目的に応じてコースを選択できるのが魅力。
毎週学内でヨガ、映画、料理などのアクティビティ、月2回土曜日に市内観光やジンベイザメと泳ぐオスロブツアー、ボランティアなどの外部でのアクティビティを実施しているので、多くの学生との交流、様々な体験の機会をもてます。
5位:CAEA
日本資本のホテル「ホテルASIA」と一体化した語学学校で、ウォシュレット付きトイレ、バスタブ(スタンダードルーム以上)、デスク、電気ケトルなどの設備や無料の洗濯サービス、部屋の掃除、シーツ交換といった衛生面のサポートが充実しています。
授業はすべてマンツーマンレッスンで、ペアコース、付き添いコース、友人家族3名1室コースといったコースもあり、親子、カップル、友人との留学も可能。
授業内容や宿泊施設のサービスが充実しているわりにお手頃な費用で留学できるのが魅力です。
6位:MeRISE
セブ市中心部、市庁舎とオスメニア・サークルの中間地点に位置し、個室中心の宿泊施設とおしゃれな校舎が一体となっています。
高速Wi-Fiが使えるフリースペースや快適な個室に加え、リモートワークプログラムも用意されているので、ワーケーション感覚での留学が可能です。
生徒一人に担任が一人つくコアティーチャー制度を採用しているので、留学中に見えてきた課題に合わせた適切なフォローアップを受けられ、さらに日本人コーチによる学習相談で、疑問や不安を解消しながら学習を進めることができます。
7位:Stargate
親日で知られる台湾でのマーケティングに力を入れていて台湾人職員もいることから、台湾人生徒が30~60%在籍。
日本人英語教師によるグラマー動画授業を視聴できるので、中学の英文法から見直したいという初心者でも基礎固めをしながら英語力を伸ばせます。
マンツーマンレッスン、グループレッスンに加え、自由参加のグラマー動画視聴、ナイトクラスは毎日参加できるので、バラエティに富んだレッスン形態で飽きずに楽しく学習できます。
8位:CEGA
セブ市内中心部にあるメインストリート沿いに位置しており、教室は簡易的な仕切りで区切ったオープンタイプのスペースではなく、壁とドアで密閉された完全個室型。
講師全員が国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、講師の平均講師歴は8年で、経験豊富なベテラン講師がそろっています。
反復練習スタイルのトレーニング授業であるDMEメソッドにより英語脳の形成を目指すという、会話力向上に特化した授業を受けられます。
9位:SGC
追い詰められたギリギリの場面を作り出し、その状況を努力して乗り越える「崖っぷち」を意味する「クリフエッジプログラム」が特徴で、金曜日には講師からの丁寧な評価を受けられるプレゼンテーション、Reviewテスト、Writingテスト、Speakingテストが実施されるため、週末に自分自身の成長を知ることができます。
マンツーマンレッスンでは60年以上のノウハウがつまったECCオリジナルのテキスト、グループレッスンでは洋書テキストを使用します。
10位:Howdy
学校近くの設備の整ったゴージャスなホテル「Maayo Hotel」かショッピングモール近くの便利な場所に位置するコンドミニアム「Amaia Steps Mandaue」に宿泊しながら、快適な留学生活を送れます。
すべての授業がマンツーマンレッスンで、講師は全員4年制大学の教育学部卒業生で、100%社員採用、国家資格である教員免許取得を義務付けています。
必ず担任の先生が付き、学習面のサポートはもちろん、健康面や生活面での相談にも応じてくれるので安心です。
セブ島短期留学で英語力を伸ばすコツ
セブ島短期留学では、授業だけでなく日常生活の中でも英語に触れることが重要です。
せっかく英語環境に身を置くなら、授業で学んだ内容を生活の中で活かし、効率よく英語力を伸ばしましょう。
留学中に実践できる具体的なコツを紹介します。
授業以外でも英語を使う習慣をつくる
授業での学習だけに頼らず、日常生活で英語を使う習慣をつくることが大切です。
例えば、買い物やレストランで注文するとき、交通機関を利用するときに英語で話してみましょう。
最初は簡単なフレーズでも構いません。
スマホにメモしておいたフレーズを実際に使うことで、覚えた表現が自然に身につきます。
また、現地の掲示物やメニューを英語で読むことも、リーディング力を伸ばすちょっとした練習になります。
友達や先生との交流を大切にする
学校で出会う友達や講師は、英語を練習する絶好のパートナーです。
授業中にわからなかった表現を質問したり、自分の考えを英語で伝えたりすることで、実践的な会話力がぐんと伸びます。
授業以外で積極的に交流することで、自然な英語表現やスラングにも触れられます。
また、休み時間や寮での生活の中で日本人同士でも英語で話すようにするのがおすすめです。
日本語を交えてわからないことを教え合う習慣ができると、ここでの学びも広がります。
自主学習をしっかりやる
留学中は授業や生活で英語に触れる機会が多いですが、復習や予習も欠かせません。
授業で学んだ単語やフレーズをノートにまとめたり、音読練習をしたりすることで、学習内容を定着させられます。
授業を受けっぱなしにせず、毎日復習をして、次の授業でその単語やフレーズを使ってみるという努力を続けましょう。
まとめ:セブ島短期留学で有意義な経験を得よう!
セブ島短期留学は、限られた期間でも効率的に英語を学びながら、海外生活や異文化体験を楽しめる絶好の機会になります。
マンツーマン授業を中心とした学習環境や、日本から近くアクセスが便利な点は、特に短期留学に向いているポイントです。
滞在期間が短いため英語力の伸びには限界があること、体調管理や治安対策など注意すべきポイントもありますが、しっかり準備をして目的意識を持って臨めば、短期留学でも有意義な経験を得ることができます。
今回紹介したメリット・デメリットや費用目安、学校の情報を参考に、自分に合ったプランを選び、充実したセブ島短期留学を実現してください。