仕事やプライベートで忙しい社会人にとって、効率的に英語力を伸ばす方法として注目されているのが「セブ島留学」です。
短期間でも集中して学べるマンツーマンレッスンや、リーズナブルな費用、そして美しいリゾート環境が揃ったセブ島留学は、英語初心者からビジネスパーソンまで幅広い層に人気を集めています。
しかし、実際に留学を検討すると「どの語学学校が自分に合っているのか?」「費用はどのくらいかかるのか?」「忙しい社会人でも無理なくスケジュールを組めるのか?」といった疑問が浮かぶものです。
そこで本記事では、社会人に特におすすめのセブ島の語学学校を5校ピックアップし、費用や留学を成功させるコツなどについて詳しく解説します。
留学を考えている方はぜひ参考にしてください。
記事のもくじ
社会人のセブ島留学におすすめの語学学校5選
社会人のセブ島留学におすすめの語学学校を5校紹介します。
QQ English
セブ島留学でも特に知名度の高い語学学校の1つで、ITパーク校とシーフロント校の2つのキャンパスがあります。
全講師が国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、指導の質が高いのが特徴。
世界的に評価の高い「カランメソッド」を正式導入しており、この授業を選択すると、速いテンポで反復する形式で「話す力」と「リスニング力」を同時強化できます。
入学のタイミング、留学日数を自由に選択でき、忙しい社会人でも柔軟にスケジュールを組めるのも魅力です。
SMEAG Global Education
セブ島で最大級の規模を誇る日系語学学校で、TOEFL・IELTSの公式試験会場に認定されている教育機関です。
すべてのコースを受講可能で、スパルタクラスを提供しているキャピタルキャンパスと、開講コースは限られるもののジムやプールなどの施設が充実し、新しくきれいな施設のエンカントキャンパスの2つから選べます。
ほとんどが日本人留学生という学校も多い中、SMEAGは、留学生のおよそ30%が日本人、70%は外国人という国籍比率なので、授業以外の時間も日常的に英語力を伸ばしたり多文化に触れたりできます。
Brilliant CEBU English Academy
セブ島中心部に位置する大型ショッピングモール「ガレリアセブ」と一体となった宿泊ホテル、校舎で学習できます。
ショップが充実しているのはもちろん、同じ建物内にプール、ジム、両替所、ランドリーショップもあるので、外出することなく便利に生活できるのが魅力です。
利便性抜群のロケーションに加え、留学生の受け入れ定員は最大40名、祝日も授業が行われるといったきめ細やかな環境があるるので、短期留学でも最大限効果を発揮できるでしょう。
Brilliant CEBU English Academy公式ページ
CAEA
日本資本のホテル「ホテルASIA」と一体化した語学学校で、ウォシュレット付きトイレ、バスタブ(スタンダードルーム以上)、デスク、電気ケトルなどの設備や無料の洗濯サービス、部屋の掃除、シーツ交換といった衛生面のサポートが充実しています。
授業はすべてマンツーマンレッスンで、ペアコース、付き添いコース、友人家族3名1室コースといったコースもあり、親子、カップル、友人との留学も可能。
授業内容や宿泊施設のサービスが充実しているわりにお手頃な費用で留学できるのが魅力です。
MeRISE
セブ市中心部、市庁舎とオスメニア・サークルの中間地点に位置し、個室中心の宿泊施設とおしゃれな校舎が一体となっています。
高速Wi-Fiが使えるフリースペースや快適な個室に加え、リモートワークプログラムも用意されているので、ワーケーション感覚での留学が可能です。
生徒一人に担任が一人つくコアティーチャー制度を採用しているので、留学中に見えてきた課題に合わせた適切なフォローアップを受けられ、さらに日本人コーチによる学習相談で、疑問や不安を解消しながら学習を進めることができます。
社会人のセブ島留学のモデルスケジュール(1週間)
社会人のセブ島留学1週間のスケージュールと、1日の流れの例を紹介します。
1週間のスケジュール
1日目:到着・オリエンテーション | 到着後は学校のオリエンテーションで校内案内や授業の説明を受けます。 |
2〜5日目:英語レッスン | 午前中はマンツーマンレッスンで文法や会話力の基礎固めを行います。午後はグループレッスンやオプションのレッスン、放課後は宿題や復習の時間に充てます。 |
6日目:観光やアクティビティ | 週末はセブ島の美しいビーチやアイランドホッピング、ショッピングなどを楽しみます。 |
7日目:まとめ・帰国準備 | 学習の振り返りや講師との面談で今後の学習プランを確認し、お世話になった講師や留学仲間に挨拶をします。 |
1日の流れ
7:30 | 起床、準備 |
8:15 | 朝食 |
9:00 | マンツーマンレッスン(3コマ) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | マンツーマンレッスン(1コマ)・グループレッスン(2コマ) |
16:00 | ショッピング、ジムなど |
18:00 | 夕食 |
19:00 | 自主学習、学校イベントへの参加 |
22:00 | シャワー、就寝準備 |
23:00 | 就寝 |
社会人のセブ島留学の費用(1週間)
1週間のセブ島留学にかかるおおよその費用を紹介します。
授業のコマ数や宿泊方法、食事の有無を選べる学校が多いので、予算に合わせて調整しましょう。
授業・宿泊施設・食事 | 60,200円 |
入学金 | 21,000円 |
海外送金手数料 | 4,200円 |
合計 | 85,400円 |
この他に、SSP(Special Study Permit)約3万円、渡航費往復約3万円〜6万円、海外旅行保険、教材費、アクティビティやお土産代などの雑費がかかります。
合計で20万円くらいになるでしょう。
社会人のセブ島留学のメリット
社会人にがセブ島留学をするメリットを紹介します。
コスパよく留学できる
欧米留学では、授業料や滞在費だけで月30〜50万円以上かかることも珍しくありません。
しかしセブ島留学なら、授業料・宿泊・食事などが込みのパッケージ料金で、1週間あたり約7〜15万円程度から留学可能です。
物価が安いフィリピンでは、週末の観光や外食もリーズナブル。
さらに航空券も比較的安価なため、総費用を大幅に抑えつつ質の高い英語学習ができます。
マンツーマンレッスンで効率的に学べる
多くのセブ島の語学学校では、1日4〜8時間のマンツーマン授業を提供しています。
これは欧米のグループレッスンとは異なり、講師が自分の弱点や目的に合わせて授業を進めてくれるため、短期間でも上達が実感できます。
わからないことを質問するのをためらってしまう社会人も多いと思いますが、マンツーマンレッスンなら周りを気にせずすぐに質問でき、間違いもその場で修正してもらえるので、すべての授業内容をクリアにできます。
スケジュールを組みやすい
社会人は長期休暇が取りにくいですが、セブ島留学は1週間から参加可能なため、有給休暇を使って実現しやすいのがメリットです。
午前中は授業、午後はビーチや観光、というスケジュールを組めば、英語学習とリフレッシュを同時に叶えられ、仕事のストレス解消やモチベーションアップにもつながります。
異文化交流で視野が広がる
セブ島留学には日本人だけでなく、世界各国からの留学生が集まります。
異文化交流を通じて国際感覚が養われ、ビジネスやプライベートでの人脈づくりにもつながります。
英語を共通言語として使う経験は、実際の国際ビジネスシーンにも直結します。
社会人のセブ島留学を成功させるコツ
社会人のセブ島留学を成功させるには、事前準備や心構えが大切です。
予習をしておく
とくに初心者の場合、何も予習をせずに留学へ行ってしまうと、授業内容を理解できず、発言もできずで、ただただ時の流れを待って終わってしまいます。
留学前に予習をしておくことで、授業の理解度が大きくアップします。
「名詞→noun」といったような文法用語、自己紹介や日常会話で使う単語やフレーズを覚えておくことで授業の時間が充実し、効率的に英語力を伸ばせます。
飲食に注意し、体調管理を徹底する
短期間で成果を出すためには、毎日の授業を休まず受けることが大切です。
食事や気候、生活環境が大きく異なるため、到着後すぐに体調を崩す人も少なくありません。
そのため、こまめな水分補給や十分な睡眠、飲食にはいつも以上に気を遣う必要があります。
セブ島の水道水は質が悪く飲めないため、必ずウォーターサーバーやペットボトルの水を飲むようにし、敏感な人は歯磨きも水道水を使わないようにしましょう。
また、マーケットや観光地の食事で、火がよく通っていない肉を出されることもあるので、お腹をこわさないよう、十分チェックしながら食事をするようにしましょう。
授業以外でも積極的に英語を使う
授業時間だけでなく、食事や寮生活、外出時にも積極的に英語で話す努力をしましょう。
実際に使うことで英語力は飛躍的に伸び、留学の効果が最大化します。
フィリピン人は話すのが好きな人が多いので、店やレストランで積極的に話しかけてみましょう。
事前に時間配分、観光の計画をする
留学期間はあっという間に過ぎるため、授業・復習・休憩の時間を計画的に配分することが大切です。
授業を受けるだけでは知識が定着しないため、その日学んだことはその日に復習し、次の日の授業に臨みましょう。
また、社会人留学では「勉強も観光も」と思いがちですが、授業と予習復習で1日の大半が埋まります。
特に平日は遊びに出る時間が取りにくいため、観光は週末や帰国日前後に計画しておくのが現実的です。
行きたい観光地やアクティビティを事前にリストアップしておく、週末に効率的に回れるよう移動手段を調べておくといった準備が大切です。
帰国後の継続学習も見据える
留学で得た英語力を維持・向上させるには、帰国後の継続学習が必須です。
オンライン英会話や英語日記など、留学中と同じ感覚で英語を使う習慣をもつと、効果を長続きさせられます。
他の留学生と英語学習について話し、新しい学習方法や学習ツールの情報を得ることもおすすめです。
社会人のセブ島留学後の展望
セブ島での留学は、学んだ英語を活かしながら次のキャリアやライフスタイルを広げるきっかけになります。
留学後に期待できる変化や活用方法を紹介します。
海外出張や駐在のチャンスが広がる
短期間でも集中的に英語力を鍛えたことで、海外とのやり取りや会議に自信をもてるようになります。
企業によってはTOEICスコアの向上や実践的な英語経験を評価し、海外案件への参加や駐在員候補として声がかかることもあります。
転職市場でのアピールポイントになる
外資系企業や英語を活かす職種では、「海外留学経験」が応募書類や面接で強い武器になります。
特にセブ島のマンツーマンレッスンの経験は「短期間で成果を出せる行動力」として評価されやすいです。
海外旅行や異文化交流をより楽しめる
留学を経て、英語での会話に抵抗がなくなると、海外旅行での現地交流や情報収集が格段にスムーズになります。
英語を使って現地の人と会話したり、海外の友人を訪ねたりと、旅行の楽しみ方が広がります。
継続学習のモチベーションが高まる
留学で「英語が通じる喜び」を体験すると、帰国後もオンライン英会話や英語資格試験にチャレンジする意欲が湧きます。
さらに次の留学へのチャレンジも検討できるようになるでしょう。
継続力こそが、英語力を伸ばす最大のポイントです。
社会人のセブ島留学におすすめの語学学校5選のまとめ
セブ島留学は、限られた時間でも効率よく英語力を伸ばしたい社会人にとって理想的な選択肢です。
費用面も比較的リーズナブルですし、充実したスケジュールを組めば、英語の基礎力アップはもちろん、異文化交流やリゾート体験も満喫できます。
今回紹介した語学学校はそれぞれ違った特色があるため、自身の目的やスタイルに合った学校選び、コース選びをしてください。
社会人のセブ島留学で得られる経験と成長は、これからの英語学習やキャリアに大きなプラスになるはずです。
この記事を参考に計画的に準備を進め、充実したセブ島留学を実現してください。