セブ島留学は「短期間でしっかり英語力を伸ばしたい」「リーズナブルに海外留学を体験したい」と考える人に人気です。
1週間という短い期間でも、集中して学べば大きな成長が期待できます。
しかし、初めての留学だと「費用はどれくらい?」「スケジュールはどう組めばいいの?」「具体的に何ができるの?」と疑問も多いはずです。
そこで本記事では、費用の目安、モデルスケジュール、1週間のセブ島留学で実際にできることを紹介します。
また、初めての方でも安心して通えるおすすめの語学学校も厳選して紹介します。
記事のもくじ
セブ島留学1週間の概要と魅力
セブ島留学は、短期間でも英語力を集中的に伸ばせる環境として人気があります。
特に1週間のプランは、社会人や学生の長期休暇に合わせやすく「旅行以上、長期留学未満」という手軽さが魅力です。
授業は1日5〜8コマ程度が一般的で、マンツーマンレッスンを中心に、スピーキング・リスニング・発音矯正など自分の弱点を重点的に学べます。
留学生同士や講師との距離も近く、短期間でも英語を使う機会を多くもてたり、帰国後もつながる仲間ができたり、濃い1週間になるでしょう。
さらに、セブ島は美しいビーチやリゾート地としても有名です。
授業の合間や週末には、アイランドホッピングやシュノーケリング、地元のマーケット巡りなど、観光も満喫できます。
英語学習と南国リゾート体験を同時に楽しめるのは、セブ島留学ならではの魅力です。
「休暇を利用して英語力をアップしたい」「海外生活を気軽に体験してみたい」という方にとって、1週間のセブ島留学は理想的な選択肢と言えるでしょう。
セブ島留学1週間の費用
1週間のセブ島留学にかかるおおよその費用を紹介します。
授業のコマ数や宿泊方法、食事の有無を選べる学校が多いので、予算に合わせて調整しましょう。
授業・宿泊施設・食事 | 60,200円 |
入学金 | 21,000円 |
海外送金手数料 | 4,200円 |
合計 | 85,400円 |
この他に、SSP(Special Study Permit)約3万円、渡航費往復約3万円〜6万円、海外旅行保険、教材費、アクティビティやお土産代などの雑費がかかります。
合計で20万円くらいになるでしょう。
セブ島留学1週間のモデルスケジュール
セブ島留学1週間のスケージュールと、1日の流れの例を紹介します。
1週間のスケジュール
1日目:到着・オリエンテーション | 到着後は学校のオリエンテーションで校内案内や授業の説明を受けます。 |
2〜5日目:英語レッスン | 午前中はマンツーマンレッスンで文法や会話力の基礎固めを行います。午後はグループレッスンやオプションのレッスン、放課後は宿題や復習の時間に充てます。 |
6日目:観光やアクティビティ | 週末はセブ島の美しいビーチやアイランドホッピング、ショッピングなどを楽しみます。 |
7日目:まとめ・帰国準備 | 学習の振り返りや講師との面談で今後の学習プランを確認し、お世話になった講師や留学仲間に挨拶をします。 |
1日の流れ
7:30 | 起床、準備 |
8:15 | 朝食 |
9:00 | マンツーマンレッスン(3コマ) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | マンツーマンレッスン(1コマ)・グループレッスン(2コマ) |
16:00 | ショッピング、ジムなど |
18:00 | 夕食 |
19:00 | 自主学習、学校イベントへの参加 |
22:00 | シャワー、就寝準備 |
23:00 | 就寝 |
1週間のセブ島留学でできること
わずか1週間の留学でも、得られることはたくさんあります。
マンツーマンレッスンで英語力向上
セブ島留学の大きな魅力は、マンツーマンレッスンの充実度です。
講師と1対1で授業を受けられるため、自分の弱点や目的に合わせて効率的に英語力を伸ばせます。
周りのことを気にせず自分のタイミングで質問でき、発音や文法の細かい修正もすぐに受けられるので、短期間でも着実な成果が期待できます。
英語漬けの生活環境の体験
授業中はもちろん、食事や寮生活でも英語を使う場面が多く、自然と英語脳が鍛えられます。
現地スタッフや他国の留学生との会話を通じて、学んだ表現をその日のうちにアウトプットできる環境が整っています。
多くの人と出会い
世界中から集まる留学生やフレンドリーなフィリピン人講師との出会いは、留学の大きな財産になります。
授業だけでなく、食事や放課後の交流、週末のアクティビティを通じて、人間関係の輪が広がります。
留学に来る日本人は志が高い人が多いです。
将来のビジョンを語り合ったり、英語学習や海外情報のアドバイスをもらったりする中で、よい刺激を受けられるでしょう。
南国リゾートでのアクティビティの体験
美しい海に囲まれたセブ島では、授業後や休日にさまざまなアクティビティが楽しめます。
アイランドホッピングやシュノーケリング、ダイビングなど、学びながら観光も満喫できるのはセブ島留学ならではです。
安くておいしい現地の食事を楽しめる
現地のマーケットやローカルレストランでは、安くてボリューム満点の料理が手軽に味わえます。
人気の「アドボ」や「シシグ」といった伝統料理は、日本料理とは違った味わいを感じられ、食べ比べも楽しめます。
日本では少し高いフルーツスムージーも安く飲めるので、毎日おいしいドリンクと共に学習に励むことができます。
また、セブ島はフィリピン料理だけでなく、多国籍な食文化を楽しめるグルメスポットがたくさんあり、セブ市内やリゾートエリアには日本食や韓国料理、イタリアンなど多様なジャンルのレストランがあります。
留学中は食文化を通じて現地の生活を体感する絶好のチャンスなので、時には外食とそこでのコミュニケーションを楽しんでみましょう。
国際理解
セブ島留学には、アジア各国はもちろん、世界中から留学生が集まります。
授業や寮生活、アクティビティを通して、異なる文化や価値観を持つ人たちと交流することで、国際理解が深まります。
現地の人の生活を見たり、他国の留学生と関わったりするなかで「なぜその国ではその習慣があるのか」「文化背景が違うと考え方もこのように変わるのか」といった気づきが得られ、一気に視野が広がります。
同時に日本や日本人のすばらしさを再確認できるでしょう。
1週間のセブ島留学におすすめの語学学校5選
1週間のセブ島留学におすすめの語学学校を5校紹介します。
QQ English
セブ島留学でも特に知名度の高い語学学校の1つで、ITパーク校とシーフロント校の2つのキャンパスがあります。
全講師が国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、指導の質が高いのが特徴。
世界的に評価の高い「カランメソッド」を正式導入しており、この授業を選択すると、速いテンポで反復する形式で「話す力」と「リスニング力」を同時強化できます。
入学のタイミング、留学日数を自由に選択でき、忙しい社会人でも柔軟にスケジュールを組めるのも魅力です。
SMEAG Global Education
セブ島で最大級の規模を誇る日系語学学校で、TOEFL・IELTSの公式試験会場に認定されている教育機関です。
すべてのコースを受講可能で、スパルタクラスを提供しているキャピタルキャンパスと、開講コースは限られるもののジムやプールなどの施設が充実し、新しくきれいな施設のエンカントキャンパスの2つから選べます。
ほとんどが日本人留学生という学校も多い中、SMEAGは、留学生のおよそ30%が日本人、70%は外国人という国籍比率なので、授業以外の時間も日常的に英語力を伸ばしたり多文化に触れたりできます。
Brilliant CEBU English Academy
セブ島中心部に位置する大型ショッピングモール「ガレリアセブ」と一体となった宿泊ホテル、校舎で学習できます。
ショップが充実しているのはもちろん、同じ建物内にプール、ジム、両替所、ランドリーショップもあるので、外出することなく便利に生活できるのが魅力です。
利便性抜群のロケーションに加え、留学生の受け入れ定員は最大40名、祝日も授業が行われるといったきめ細やかな環境があるるので、短期留学でも最大限効果を発揮できるでしょう。
Brilliant CEBU English Academy公式ページ
CAEA
日本資本のホテル「ホテルASIA」と一体化した語学学校で、ウォシュレット付きトイレ、バスタブ(スタンダードルーム以上)、デスク、電気ケトルなどの設備や無料の洗濯サービス、部屋の掃除、シーツ交換といった衛生面のサポートが充実しています。
授業はすべてマンツーマンレッスンで、ペアコース、付き添いコース、友人家族3名1室コースといったコースもあり、親子、カップル、友人との留学も可能。
授業内容や宿泊施設のサービスが充実しているわりにお手頃な費用で留学できるのが魅力です。
MeRISE
セブ市中心部、市庁舎とオスメニア・サークルの中間地点に位置し、個室中心の宿泊施設とおしゃれな校舎が一体となっています。
高速Wi-Fiが使えるフリースペースや快適な個室に加え、リモートワークプログラムも用意されているので、ワーケーション感覚での留学が可能です。
生徒一人に担任が一人つくコアティーチャー制度を採用しているので、留学中に見えてきた課題に合わせた適切なフォローアップを受けられ、さらに日本人コーチによる学習相談で、疑問や不安を解消しながら学習を進めることができます。
1週間のセブ島留学を成功させるコツ
1週間という短期のセブ島留学を成功させるには、事前準備や心構えが大切です。
予習をしておく
とくに初心者の場合、何も予習をせずに留学へ行ってしまうと、授業内容を理解できず、発言もできずで、ただただ時の流れを待って終わってしまいます。
留学前に予習をしておくことで、授業の理解度が大きくアップします。
「名詞→noun」といったような文法用語、自己紹介や日常会話で使う単語やフレーズを覚えておくことで授業の時間が充実し、効率的に英語力を伸ばせます。
飲食に注意し、体調管理を徹底する
短期間で成果を出すためには、毎日の授業を休まず受けることが大切です。
食事や気候、生活環境が大きく異なるため、到着後すぐに体調を崩す人も少なくありません。
そのため、こまめな水分補給や十分な睡眠、飲食にはいつも以上に気を遣う必要があります。
セブ島の水道水は質が悪く飲めないため、必ずウォーターサーバーやペットボトルの水を飲むようにし、敏感な人は歯磨きも水道水を使わないようにしましょう。
また、マーケットや観光地の食事で、火がよく通っていない肉を出されることもあるので、お腹をこわさないよう、十分チェックしながら食事をするようにしましょう。
授業以外でも積極的に英語を使う
授業時間だけでなく、食事や寮生活、外出時にも積極的に英語で話す努力をしましょう。
実際に使うことで英語力は飛躍的に伸び、留学の効果が最大化します。
フィリピン人は話すのが好きな人が多いので、店やレストランで積極的に話しかけてみましょう。
時間管理を徹底する
1週間は短いため、授業・復習・休憩の時間を計画的に配分することが大切です。
授業を受けるだけでは知識が定着しないため、その日学んだことはその日に復習し、次の日の授業に臨みましょう。
また、事前にリサーチしたり、現地スタッフに相談したりして、観光やリラックスタイムも充実させましょう。
帰国後の継続学習も見据える
1週間で得た英語力を維持・向上させるには、帰国後の継続学習が必須です。
オンライン英会話や英語日記など、留学中と同じ感覚で英語を使う習慣をもつと、効果を長続きさせられます。
他の留学生と英語学習について話し、新しい学習方法や学習ツールの情報を得ることもおすすめです。
セブ島留学1週間の費用・スケジュール・できることのまとめ
セブ島での1週間の留学は、短期間でも集中して英語力を伸ばせる魅力的な選択肢です。
費用面も比較的リーズナブルですし、充実したスケジュールを組めば、英語の基礎力アップはもちろん、異文化交流やリゾート体験も満喫できます。
今回紹介した語学学校はそれぞれ違った特色があるため、自身の目的やスタイルに合った学校選び、コース選びをしてください。
短期間の留学でも得られる経験と成長は、これからの英語学習やキャリアに大きなプラスになるはずです。
この記事を参考に計画的に準備を進め、充実したセブ島留学を実現してください。