「今のアルバイトだけでは十分な収入が得られない…」「掛け持ちでアルバイトをしたいけど、何をしたらいいかわからない…」と悩んでいる大学生は非常に多いです。
さらに、働いたとしてもどのようなアルバイトが向いているのかわからず、行動に移せない人も多くいます。
そこで本記事では、掛け持ちを考えている大学生におすすめのアルバイトと掛け持ちをする際の注意点、大学生にとって有意義なお金の使い道までわかりやすく解説します。
ただアルバイトを掛け持ちしたいと考えている人だけではなく、有意義にお金を使えるようになりたいと考えている大学生にも参考にしてほしい内容になっているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
記事のもくじ
大学生におすすめの掛け持ちアルバイトの特徴3選
まず軽い気持ちで応募をする前に、どのようなアルバイトが掛け持ちに向いているかを考える必要があります。
「今のアルバイト先では思うようにシフトに入れない…」「とりあえず稼ぎを増やしたい!」など、このような簡単な理由だけで新しいアルバイトを始めてしまうと、スケジュール管理が難しくなったり、休息の時間をつくれなくなったり、学業がおろそかになったりします。
そこで、このセクションでは掛け持ちに向いているアルバイトの特徴について解説するので参考にしてみてください。
シフトの融通が利く
掛け持ちバイトを選ぶ際に特に注意しておきたいことが、シフトの融通がきくかどうかです。
シフト調整や希望シフトの提出時期などの融通があまりきかない職場を選んでしまうと、定期テストや学校行事等の「学業」に支障が出たり、他のアルバイトとのシフトの調整が難しくなったりします。
求人情報に、参考勤務時間だけでなく、シフトの組み方や最低就労日数が「週何日、1日~時間からok!」など詳しく記載されている場所もあります。
アルバイトを探す際にはなるべく条件が詳しく記載されている場所を探し、自分の希望する就労条件とマッチしているかをしっかりチェックするようにしましょう。
時給がいい
いざアルバイトの掛け持ちをするとなったら気になるのが時給ですよね。
「収入を増やしたい!」と考えて掛け持ちアルバイトを始めた人にとっては、せっかく働いているのに収入が少ないと、掛け持ちしたメリットをあまり感じられません。
また、いくらメインのアルバイトで稼ぎがあるとしても、掛け持ちしているアルバイトの収入が少ないと、目標にしている貯金額や、やりたいことに必要なお金を貯めるまでに時間と労力が必要になります。
そこでおすすめなのが、ITスキルや英語スキルなどの「専門的スキル」が必要になるアルバイトです。
時給が高く、単純作業ばかりにならない仕事ができます。
貴重な体験ができる職業に就くことで、掛け持ちをしていて忙しい状況でもやりがいを感じますし、モチベーションの維持が可能になります。
就活や将来の役に立つ
せっかく時間を使って掛け持ちバイトをするのであれば、将来の役に立ち、就職活動の際に武器になるアルバイトがおすすめです。
自分の将来働きたい業界が決まっているのであれば、その業務に近い職場で働くことによって自分の将来像がはっきりしますし、就職活動の際のアピールポイントとして有効活用できます。
例えば将来、「医者」「薬剤師」「看護師」になりたいと考えているのであれば、薬局や病院内でアルバイトすることがおすすめです。
「こんな仕事をしてみたい!」と自分の働いている姿を想像しやすくなりますし、どのようなスキルが必要かなどの情報を手に入れることができるかもしれません。
また、もう一方のバイトと相性が良い職場を選ぶこともおすすめです。
小売店などで販売系のアルバイトをしているのであれば、居酒屋などで接客を担当することによって、サービス業において重要な営業・接客のスキルをさらに身につけられます。
掛け持ちでアルバイトをするのであれば、将来や就職活動を見据えて、単なるお金稼ぎにならないように組み合わせを考えましょう。
大学生におすすめの掛け持ちバイト5選
先ほどのセクションでは掛け持ちに向いているアルバイトの特徴について紹介しました。
そこで、このセクションでは大学生の掛け持ちにおすすめのアルバイトを5つ紹介します。
実際にアルバイトを探す際の参考にしていただければと思います。
イベントスタッフなどの単発バイト
まずはじめにおすすめなのは、イベントスタッフなどの「単発バイト」です。
単発バイトの最大のメリットは、「働きたいときに働ける」「時給がいい」の2つです。
求人情報サイトに登録しておくだけで、たくさんの募集を見られます。
そのため、自分の「働きたい日」「働きたい場所」に合わせて申し込むだけで働くことができます。
さらに単発バイトは、警備スタッフや軽作業などの求人が多く、特別なスキルもいらないので、「今すぐお金が欲しい!」と思ったときにすぐ働けます。
学業やサークル活動、メインのアルバイト等で「決められたシフトで働くことが難しい!」「最近は忙しくてバイトを少し減らしたい…」という大学生にとって、時間を自由に調整できる点は非常に魅力的です。
コンビニ
次におすすめしたい「コンビニ」も、単発バイトと同様にシフトの融通が利きやすく、未経験でも働きやすいことが特徴です。
地域によって異なりますが、24時間営業している店舗も多く、夜や朝方であっても自分の空いた時間を有効活用して働くことが可能です。
さらに、コンビニバイトにおいて最も魅力的な点は、コンビニ自体の数が非常に多いことです。
都道府県別に見たコンビニ数では、3位が神奈川県で3753軒、2位が大阪府で3966軒、そして1位が東京都で7391軒です。
東京や大阪などの都市部ではオフィス街や繁華街のみならず、駅前や住宅街でも「すぐそこにコンビニがある」ということも珍しくないですよね。
学校や住んでいるところからの距離が近く、通勤時間を短縮できることによって、疲労をなるべくためないようにできるところも良い点です。
家庭教師
次に掛け持ちにおすすめしたいアルバイトは「家庭教師」です。
サブのアルバイトとしてだけではなく、メインのアルバイトに選ばれるくらい大学生に人気のあるアルバイトです。
家庭教師の最大の魅力は「シフトの時間が決まっていること」です。
「毎週〇曜日〇〇時~〇〇時」のようにあらかじめ決まった時間でシフトを組むことが一般的であるため、スケジュール管理がしやすいのもポイントです。
大学生活では、「火曜日の午後だけ授業がない」「この曜日だけ中途半端に時間が空いていてどうしよう」など、組んでいる授業によって特定の曜日・時間で時間が空いてしまう、なんてことがよくありますよね。
そこで、定期シフトでちょっとした隙間時間を活用して働ける家庭教師は非常におすすめです。
在宅ワーク
4つ目におすすめなアルバイトは、「在宅ワーク」です。
コロナ禍において、在宅ワークを推し進める企業も非常に増えており、すっかりおなじみとなった「在宅ワーク」ですが、「家でアルバイトなんてできるの?」と思う人が多いと思います。
実は、大学生でも在宅でアルバイトをすることが可能なのです。
やはり大きなメリットとしては、「空いた時間を通勤で無駄にすることがない」ということですよね。
いくら大学生でちょっとした隙間時間があったとしても、通勤で時間を取られてしまっては働ける時間も短くなりますし、移動が多くなると疲れもたまっていきます。
在宅ワークは幅広い仕事を選ぶことができますが、ITスキルなど専門性の高い仕事ほど時給も良くなる傾向にあります。
例えば、簡単なExcelの知識があれば応募できる「データ入力」では、時給が1,600円ですし、プログラミングスキルがあると挑戦できる「プログラム開発」にもなると、時給が2,500円を超えることもあります。
在宅で働ける上に、スキル次第では高時給を目指せるところも魅力的なポイントです。
長期インターンシップ
最後におすすめしたい掛け持ちアルバイトは「長期インターンシップ」です。
大学生で新しくアルバイトを始めるのであれば、就職活動で自分のアルバイト経験を有利に生かすことができるか、ということが気になりますよね。
そこでおすすめしたいのが、長期インターンシップです。
「インターンシップってどんなことをするの?」と思う人も多いのではないでしょうか。
それもそのはずです。
大学生で会社で働く経験をしている人の数自体多くありません。
長期インターンシップとは一般的に、企業で就労体験をすることであり、アルバイトのように誰でもできるような仕事だけでなく、会社員としての一般業務に携わることができます。
そのため、就職支援サイトで登録するプロフィール欄に長期インターンシップ経験を入力する項目が用意されていて、面接時に長期インターンシップ経験について質問されることも多いです。
長期インターンシップ自体、採用されるためには選考が必要であることからハードルが高く感じますが、その分貴重な経験をすることができます。
長期インターンシップは、就活時のアピール、スキルアップや自身の成長にもつながるなど、単なるお金稼ぎ以外にもたくさんのメリットがあります。
大学生が掛け持ちバイトをするときの注意点
様々な経験ができるうえにお金も稼げるので「体力があるうちにたくさん働こう!」と考えてしまいがちですが、大学生が掛け持ちでアルバイトをする際には注意しなければいけない点も多くあります。
メリットの多い掛け持ちバイトですが、安易に始めてしまったがために損することがないように、デメリットをしっかりと把握しておきましょう。
働きすぎて体調を崩さないようにする
「まだ若いから何時間でも働ける!」と安易にアルバイトをたくさん入れてしまったことによって、毎日の睡眠や休息の時間を十分に取れずに体調を崩してしまうこともあるかもしれません。
「もっとお金が欲しい!」「いろいろな職業体験をしてみたい!」などのきっかけから掛け持ちアルバイトを始めても、体調を崩してしまい、せっかくのシフトを削ることになったり、学業がおろそかになったりするようでは元も子もありませんよね。
単発バイト以外のほとんどのアルバイトでは、シフトを2週間前~1か月前に提出することが一般的です。
シフトを組むときに、働ける時間だけでなく休息の時間も見積もることが非常に重要です。
スケジュール管理をしっかりする
次に気をつけるべきポイントは「スケジュール管理」です。
多くのアルバイトがシフトを前もって提出する必要があり、後先考えずにシフトに入ってしまったために、突然用事ができた際に「空いている時間がない…」という状況に陥ってしまうことがあります。
シフト以外にも見積もらなければいけないのが、それぞれのアルバイトに行く際の通勤、着替え、残業などにかかる時間です。
隙間時間があるからといって、分刻みで行動する必要のあるスケジュールを組んでしまうと、予測していない事態が起こった時に対応できません。
スケジュールを組む際には、実質労働時間だけでなく「アルバイト全体の所要時間」も計算して調整しましょう。
年収103万の壁を超えないようにする
最後に、最も気をつけるべきポイントは「年収が103万を超えないようにする」ことです。
収入が103万以内だと「所得税」の課税対象にならず、親などの扶養者の税金が安く済むといったメリットがあります。
しかし、年収が103万を超えてしまうとこれらの対象から外れてしまい、自分も扶養者も大きな負担を背負うことになります。
そこで、戸惑ってしまいがちな税金等の複雑な仕組みについて簡単に解説をします。
「給与所得控除」といい、稼いだすべての収入ではなく、一定額は必要経費として全体から差し引いて課税額から控除される制度があります。
次に、その年の年末調整・確定申告をする際に、総所得金額などから差し引くことができる「基礎控除」というものがあります。
1,625,000円以下の収入の場合は55万円の給与所得控除が適応され、合計所得金額が2,400万以下の場合は、48万円の基礎控除が適応されます。
給与控除額55万円 + 基礎控除額48万 = 合計所得103万
以上の理由から、年収が103万を超えてしまうと所得税の対象となってしまうのです。
月計算で約85,300円の収入に収めることで、年収が103万円に到達することを回避できます。
毎月の給与明細から年収を正確に見積もるようにしましょう。
掛け持ちバイトで稼いだお金のおすすめの使い道
大学生になると高校生の頃よりもたくさんお金を稼げるようになったり、できることが増えたりとお金の使い道の幅が広がりますよね。
高校時代とは一変して、それぞれの道で多種多様な人生を生きる人が増えるからこそ、自分の稼いだお金の使い道は慎重に考えたいですよね。
「少しでも有意義にお金を使えるようになりたい!」という大学生に向けて、大事な時期だからこそのお金の使い方について解説します。
どのような大学生にも共通して参考になる内容なので、ぜひ自分に当てはめて考えてみてください。
旅行や友人との時間のために使う
ゆっくりを時間をとって旅行に行くことも、大学生にとっては貴重な経験です。
社会人になると、いままで毎日のように同じ時間を過ごしてきた友人とも予定が合わなくなり、小旅行に行くことすら難しくなります。
そこで、海外旅行も視野に入れて、いろいろな場所に訪れてみましょう。
有名な観光地だけでなく、ネットや観光雑誌、SNSなどを参考にして、自分の興味の赴くままに旅をすることで、多くの刺激を受けられます。
社会人になったら簡単に叶えられない「友人・大切な人としたいこと」を考えることで、後悔のない時間とお金を使うことができます。
時間とお金がかかる経験をする
次もやはり、大学生にしかできない「時間とお金」が必要になることです。
例えば、長期間のボランティアやワーキングホリデー、資格・免許の取得などがあげられます。
大学生は春休みや夏休みの期間で1~2か月の休暇を取れるので、その期間で運転免許合宿に参加したり、外国のリゾート地でワーキングホリデーに参加することも良いでしょう。
長期間別の土地で生活することで、新たな人脈を得ることもできますし、自身の人間性の構築にもつながります。
新たな経験のためにお金を使うことは大変有意義だといえるでしょう。
就活や将来に役に立つスキルを身につける
最後におすすめしたいことは、自分の人生に役に立つスキルを身につけることです。
人生において重要なスキルである「ポータブルスキル」を身につけておくと、就活や社会人になってからでも非常に役立ちます。
「ポータブルスキル」とは、職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルのことです。
このスキルは主に下記の3つです。
- 思考力(論理的思考力)
- 対課題スキル(問題解決能力)
- 対人スキル(コミュニケーション能力)
これらを身につけるためには、大学の学業だけではなく「読書」「自主学習」などを通して、自ら課題解決に向けて取り組むことが非常に重要です。
日々の積み重ねが重要になるため、新たなことに挑戦し続け「気づき」を得て成長していきましょう。
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ひとつ前のセクションでは「ポータブルスキル」の取得が、就活にも社会人としての生活にも役に立つと解説しましたが、どのようにしてそれらのスキルを取得できるのでしょうか。
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つまり、就活を目前にしている大学生だからこそ十分にある時間を使って、目先の就活だけでなく、需要に合わせたスキルの習得が重要になるのです。
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Kredoオンラインキャンプの詳しい情報はこの記事で解説していますので、是非チェックしてみてください!
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まとめ:アルバイトを掛け持ちするのであれば自分に合ったバイト先とお金の使い方を考えよう!
大学生になると、高校生の時よりできることの幅が広がり「やりたいこと」「ほしいもの」が増えてきますよね。
春休みや夏休みのような長期休暇を利用して掛け持ちアルバイトをすることで「もっと収入を増やしたい!」と考える人も多いと思います。
収入が増えたことで注意するべき税金のことや、有意義なお金の使い方などを考えることで、よりよい大学生生活を過ごすことができます。
社会人になったら、収入が今より増えても友人と時間が合わなくなったり、お金を有意義に消費する機会がグッと限られたりしてしまいます。
「できること」「やってみたいこと」は大学生のうちに全力で挑戦し、後悔のない学生生活にしていきましょう。