海外留学を考えるとき、「2カ国留学」という選択肢が注目されています。
特にフィリピン・セブ島は、英語力を短期間で効率的に伸ばせる環境が整っており、次の国での留学に備えるステップとして最適です。
そこで本記事では、2カ国留学におすすめのセブ島語学学校をランキング形式で紹介するとともに、セブ島留学ならではの魅力や注意点も詳しく解説します。
留学を考えている方はぜひ参考にしてください。
記事のもくじ
2カ国留学とは?
2カ国留学とは、異なる2つの国で留学をすることです。
例えば、語学力を短期間で効率的に伸ばしたい場合、まず物価が安く、マンツーマンレッスンが主流のフィリピン・セブ島で英語の基礎を固め、その後カナダやオーストラリアなどの欧米で実践的に会話力や専門スキルを磨くといったプランです。
1カ国目で海外生活や英語の音に慣れておくことで、2カ国目では最初から現地での生活に適応できたり、語学学校の授業にスムーズについていけたりと充実した留学ができます。
複数の国での留学を経験することで、適応力や柔軟な考え方も身につきます。
2カ国留学におすすめのセブ島語学学校ランキング
2カ国留学におすすめのセブ島語学学校をランキング形式で10校紹介します。
1位:QQ English
セブ島留学でも特に知名度の高い語学学校の1つで、ITパーク校とシーフロント校の2つのキャンパスがあります。
講師は全員オフィス勤務の正社員で、国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、550時間の厳しい研修をクリアしています。
評価制度を導入して日々授業の改善をしているので、講師の質はNo 1。
世界的に評価の高い「カランメソッド」を正式導入しており、この授業を選択すると、速いテンポで反復する形式で「話す力」と「リスニング力」を同時強化できます。
入学のタイミング、留学日数を自由に選択でき、忙しい社会人でも柔軟にスケジュールを組めるのも魅力。
また、セブ島の語学学校には珍しく、QQ Englishにはワーホリ準備コースが設けられています。
ワーホリのスペシャリストである「日本ワーキングホリデー協会」とタイアップをして、英語学習とともに、実際の職場で役立つ接客スキルや仕事探しのコツを習得できる内容のプログラムを提供しています。
- 4コママンツーマン+2コマグループのレッスン
- 英語履歴書の作成指導
- 仕事の応募方法の指導・求人情報サイトの紹介
- QQEnglishが運営するレストランRe-Qでの接客練習
- ワーホリ経験者による講話
2位:SMEAG Global Education
セブ島で最大級の規模を誇る日系語学学校で、TOEIC、TOEFL、IELTS、ケンブリッジの公式試験会場に認定されています。
すべてのコースを受講可能で、スパルタクラスを提供しているキャピタルキャンパスと、開講コースは限られるもののジムやプールなどの施設が充実し、新しくきれいな施設のエンカントキャンパスの2つから選べます。
ほとんどが日本人留学生という学校も多い中、SMEAGは、留学生のおよそ30%が日本人、70%は外国人という国籍比率なので、授業以外の時間も日常的に英語力を伸ばしたり多文化に触れたりできます。
3位:Brilliant CEBU English Academy
セブ島中心部に位置する大型ショッピングモール「ガレリアセブ」と一体となった宿泊ホテル、校舎で学習できます。
ショップが充実しているのはもちろん、同じ建物内にプール、ジム、両替所、ランドリーショップもあるので、外出することなく便利に生活できるのが魅力です。
利便性抜群のロケーションに加え、留学生の受け入れ定員は最大40名、祝日も授業が行われるといったきめ細やかな環境があるるので、短期留学でも最大限効果を発揮できるでしょう。
Brilliant CEBU English Academy公式ページ
4位:GLC
寮が併設されたキャンパスには、プールやフィットネスジム、卓球、ゲームルームなどが備わっており、国際色豊かな留学生が在籍しています。
一般英語コースの他、資格試験対策コース、インターンシップやボランティアができるコース、子ども向けのコースなど、個々の目的に応じてコースを選択できるのが魅力。
毎週学内でヨガ、映画、料理などのアクティビティ、月2回土曜日に市内観光やジンベイザメと泳ぐオスロブツアー、ボランティアなどの外部でのアクティビティを実施しているので、多くの学生との交流、様々な体験の機会をもてます。
5位:CAEA
日本資本のホテル「ホテルASIA」と一体化した語学学校で、ウォシュレット付きトイレ、バスタブ(スタンダードルーム以上)、デスク、電気ケトルなどの設備や無料の洗濯サービス、部屋の掃除、シーツ交換といった衛生面のサポートが充実しています。
授業はすべてマンツーマンレッスンで、ペアコース、付き添いコース、友人家族3名1室コースといったコースもあり、親子、カップル、友人との留学も可能。
授業内容や宿泊施設のサービスが充実しているわりにお手頃な費用で留学できるのが魅力です。
6位:MeRISE
セブ市中心部、市庁舎とオスメニア・サークルの中間地点に位置し、個室中心の宿泊施設とおしゃれな校舎が一体となっています。
高速Wi-Fiが使えるフリースペースや快適な個室に加え、リモートワークプログラムも用意されているので、ワーケーション感覚での留学が可能です。
生徒一人に担任が一人つくコアティーチャー制度を採用しているので、留学中に見えてきた課題に合わせた適切なフォローアップを受けられ、さらに日本人コーチによる学習相談で、疑問や不安を解消しながら学習を進めることができます。
7位:Stargate
親日で知られる台湾でのマーケティングに力を入れていて台湾人職員もいることから、台湾人生徒が30~60%在籍。
日本人英語教師によるグラマー動画授業を視聴できるので、中学の英文法から見直したいという初心者でも基礎固めをしながら英語力を伸ばせます。
マンツーマンレッスン、グループレッスンに加え、自由参加のグラマー動画視聴、ナイトクラスは毎日参加できるので、バラエティに富んだレッスン形態で飽きずに楽しく学習できます。
8位:CEGA
セブ市内中心部にあるメインストリート沿いに位置しており、教室は簡易的な仕切りで区切ったオープンタイプのスペースではなく、壁とドアで密閉された完全個室型。
講師全員が国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、講師の平均講師歴は8年で、経験豊富なベテラン講師がそろっています。
反復練習スタイルのトレーニング授業であるDMEメソッドにより英語脳の形成を目指すという、会話力向上に特化した授業を受けられます。
9位:SGC
追い詰められたギリギリの場面を作り出し、その状況を努力して乗り越える「崖っぷち」を意味する「クリフエッジプログラム」が特徴で、金曜日には講師からの丁寧な評価を受けられるプレゼンテーション、Reviewテスト、Writingテスト、Speakingテストが実施されるため、週末に自分自身の成長を知ることができます。
マンツーマンレッスンでは60年以上のノウハウがつまったECCオリジナルのテキスト、グループレッスンでは洋書テキストを使用します。
10位:Howdy
学校近くの設備の整ったゴージャスなホテル「Maayo Hotel」かショッピングモール近くの便利な場所に位置するコンドミニアム「Amaia Steps Mandaue」に宿泊しながら、快適な留学生活を送れます。
すべての授業がマンツーマンレッスンです。
講師は全員4年制大学の教育学部卒業生で、100%社員採用、国家資格である教員免許取得を義務付けています。
必ず担任の先生が付き、学習面のサポートはもちろん、健康面や生活面での相談にも応じてくれるので安心です。
目的別2カ国留学におすすめのセブ島語学学校
10校の中から、目的別におすすめの語学学校をピックアップして紹介します。
英語初心者で超基礎から学びたい人
Stargate →日本人英語教師による初心者向けのグラマー動画授業で基礎固めができます。
QQ English →全レッスンにレベルの範囲が示されており、Level1から受けられるレッスンも充実しています。
資格試験対策を重視したい人
Brilliant CEBU English Academy →TOEIC・IELTS・TOEFL・英検の各試験対策コースがあります。
GLC →TOEIC・IELTS・英検・CELTAの各試験対策コースがあります。
学校主催のアクティビティも楽しみたい人
GLC →平日夜の学内アクティビティ、週末のアウトドアアクティビティを学校主催で開催しています。
MeRISE →Experience Based Lessonというセブのスラム地域を訪問し、住民へのインタビューなどを行う体験型のグループレッスンを提供しています。
講師の質を重視したい人
QQ English →講師全員がオフィス勤務の正社員で、国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、550時間の厳しい研修をクリア、評価制度も導入しています。
CEGA →講師全員が、国際英語教授資格「TESOL」を保有しており、平均講師歴8年でベテラン講師がそろっています。
快適な宿泊施設に滞在したい人
CAEA →日本の電化製品、トイレットペーパーを流せるウォシュレット付きのトイレが備わった豪華な個室、ハンディキャップルームがあります。
Brilliant CEBU English Academy →宿泊施設は大きな窓がある広々としたきれいな部屋のホテルで、校舎もモールも一体となっているので利便性も抜群です。
担任の先生についてほしい人
MeRISE →担任となるコアティーチャーや日本人英語コーチが留学中の語学学習を支援します。
Howdy →全員に担任の先生がつくアドバイザー制度が導入されています。
スパルタレッスンを受けたい人
SMEAG Global Education →早朝と夜間にスパルタ授業があり、日中もオプション授業を多く入れることができ、量を確保できます。
SGC →あえて追い込む「クリフエッジプログラム」により、毎週金曜日にはプレゼンテーション、Reviewテスト、Writingテスト、Speakingテストが実施されます。
セブ島での2カ国留学の魅力
1カ国目の留学でセブ島に行くことで得られるメリットを紹介します。
英語力を短期間で効率的に伸ばせる
セブ島の語学学校は、マンツーマンレッスンとグループレッスンを組み合わせたカリキュラムが多く、効率的に英語力を伸ばせます。
自分の苦手分野(発音、リスニング、文法など)を重点的に指導してもらえるため、短期間での伸びを実感しやすいです。
周りを気にせずその場で質問でき、わからないことをじっくり教えてもらえるので、英語に自信がない人でも安心です。
生活費や学費がリーズナブル
オーストラリアやカナダなどの欧米圏の語学学校は、授業料や生活費を含めると月30〜40万円以上かかることが一般的です。
一方セブ島では、授業料・滞在費・食事込みで月15〜20万円程度に収まる場合が多く、半額以下の費用で集中的な学習が可能です。
外食や交通費、日用品も安く、大きな出費を抑えられるため、費用対効果が高いのが魅力です。
時差や移動負担が少ない
日本からセブ島までは直行便で約5時間、時差もたった1時間です。
そのため、時差ボケや長距離移動の疲れがほとんどなく、到着後すぐに学習モードに入れるのは大きな利点です。
渡航のハードルが低いのは1カ国目の留学先として最適です。
国際交流、海外経験ができる
セブ島の語学学校には、日本だけでなく韓国、台湾、ベトナム、中国などアジア各国からの留学生が多く集まります。
英語を共通言語にしてコミュニケーションを取るため、ネイティブ以外との会話スキルも自然に向上します。
これは、2カ国目の留学先でのコミュニケーションに役立ちます。
また、現地での生活を通じて、買い物・交通機関の利用・現地通貨の扱い方などを事前に経験できるため、2カ国目の留学で戸惑うことが少なくなります。
事前に海外で生き延びる力を身につけられるのは大きなメリットでしょう。
日本人スタッフが常駐していて安心
多くの語学学校には日本人スタッフが在籍しており、生活面や学習面でのサポートを受けられます。
初めての海外生活や英語初心者でも安心して過ごせる環境が整っています。
気候が温暖でアクティビティも楽しめる
セブ島は年間を通して温暖な気候で、海やリゾート地が近くにあります。
勉強の合間にビーチでリフレッシュしたり、ダイビングやアイランドホッピングなどのアクティビティで気分転換したりと、日本では頻繁にできないことを楽しめます。
そのため、少し長めの期間の留学でもモチベーションを維持しやすいです。
セブ島での2カ国留学の注意点や成功させるコツ
セブ島での2カ国留学を成功させるには、事前準備や心構えが大切です。
注意点を踏まえて、成功させるコツを紹介します。
予習をしておく
とくに初心者の場合、何も予習をせずに留学へ行ってしまうと、授業内容を理解できず、発言もできずで、ただただ時の流れを待って終わってしまいます。
留学前に予習をしておくことで、授業の理解度が大きくアップします。
「名詞→noun」といったような文法用語、自己紹介や日常会話で使う単語やフレーズを覚えておくことで授業の時間が充実し、効率的に英語力を伸ばせます。
飲食に注意し、体調管理を徹底する
長いようで短い3ヶ月という期間で成果を出すためには、毎日の授業を休まず受けることが大切です。
食事や気候、生活環境が大きく異なるため、到着後すぐに体調を崩す人も少なくありません。
そのため、こまめな水分補給や十分な睡眠、飲食にはいつも以上に気を遣う必要があります。
セブ島の水道水は質が悪く飲めないため、必ずウォーターサーバーやペットボトルの水を飲むようにし、敏感な人は歯磨きも水道水を使わないようにしましょう。
また、マーケットや観光地の食事で、火がよく通っていない肉を出されることもあるので、お腹をこわさないよう、十分チェックしながら食事をするようにしましょう。
授業以外でも積極的に英語を使う
授業時間だけでなく、食事や寮生活、外出時にも積極的に英語で話す努力をしましょう。
実際に使うことで英語力は飛躍的に伸び、留学の効果が最大化します。
フィリピン人は話すのが好きな人が多いので、店やレストランで積極的に話しかけてみましょう。
時間管理を徹底する
留学期間はあっという間に過ぎるため、授業・復習・休憩の時間を計画的に配分することが大切です。
授業を受けるだけでは知識が定着しないため、その日学んだことはその日に復習し、次の日の授業に臨みましょう。
また、事前にリサーチしたり、現地スタッフに相談したりして、観光やリラックスタイムも充実させましょう。
文化や生活習慣の違いを理解する
フィリピンの文化や生活習慣は日本とは異なる部分が多くあります。
例えば、時間感覚やサービスの対応が日本ほど厳密ではないこともあります。
ストレスを感じずに生活するためには、柔軟な考え方と現地の習慣への理解が求められます。
治安や安全面に注意する
セブ島は観光地として人気ですが、地域によっては治安が悪いエリアもあります。
夜間の一人歩きや人気の少ない場所への外出は避けるようにしましょう。
また、スリや置き引きなどの軽犯罪も発生しているため、貴重品の管理には十分注意が必要です。
2カ国留学におすすめのセブ島語学学校ランキングのまとめ
セブ島での2カ国留学は、英語力を効率的に伸ばせるとともに、異文化体験や費用面のメリットも大きく、次の国での留学やキャリア形成につながります。
1カ国目での留学を終えた後に反省点を洗い出せば、2カ国目の留学に行く前にやるべきこと、2カ国目での生活の仕方や学習の仕方を考えられます。
本記事で紹介したセブ島語学学校ランキングを参考に、自分の目的や学習スタイルに合った学校を選んでみてください。
2カ国留学を上手に活用して、英語力と国際感覚を飛躍的に伸ばしましょう。