英語力を独学で伸ばし、KredoでITスキルを習得。英語×ITスキルが評価されWebエンジニアとして就職成功!

20代 大学生インターン型実践プログラム

公開日:2023.07.27

更新日:2023.07.27

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今回は、Kredo受講前に独学で英語力を伸ばした後、KredoのWebデベロップコースとインターン型実践プログラムを受講、WebエンジニアとしてIT企業に就職された福田さんへインタビューを行いました。

  • Kredoのレッスンの様子を知りたい
  • 英語でプログラミングを学ぶメリットを知りたい
  • Kredo受講前の勉強方法が知りたい
  • 就職活動でのアピールの仕方を知りたい

という方には必見の記事です。

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自己紹介

学生時代はどのように過ごしていたかと、Kredoに入ったきっかけを含めて、自己紹介をお願いします。

工業大学で化学を専攻していました。大学3年生の中旬には、周りがほとんど大学院に進学する中、僕は半導体や化学系の企業への就職活動をしました。ですが、趣味でプログラミングをやっていてプログラミングが好きで、将来自分で何かをしてみたいと思っていたので「就職はどうなのかな?」と思い始めました。その時にプログラミングスクールを探しましたね。日本のプログラミングスクールもいくつか調べましたが、せっかく学ぶなら英語もできるようになって付加価値をつけたいなと思い、費用の面でも自分に合ったKredoを受講することにしました。

普通に就職したら独立につながりづらいため、働きながら個人のスキルも身につくような職種に行きたかったということですね?

そうですね。化学系では独立は難しいなと思ったので、プログラミングを使う企業に就職しようと思いました。

英語は初心者だったんですか?留学経験はありましたか?

中学高校の英語を学んだだけで、未だに海外には行ったことはありません。

そうなんですね!ITに関してはKredo受講前に多少勉強をしていたということでしたよね?

データサイエンスに興味があったので、オンライン教材でPythonを学んだり、あとは大学の教養でC言語やVBAを学んだりして、これがおもしろいなと感じていました。兄がSEをやってたことで刺激もあり、受講前からITに興味をもっていましたね。

そこからWeb系に行きたいなと思ったのはなぜですか?

モダンな技術に触れてコードを書けるようになりたいというのと、独立のしやすさという観点でWeb系に進もうと思いました。

中長期のキャリアを考えてWeb系の道を選んだんですね。英語を学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

今からプログラミングを学んだとしても、中学生からプログラミングをやってる人やプログラミングの世界にいる天才の人に勝てないので、付加価値をつけたくて。その付加価値はマーケティング、データ系でもなんでもよかったのですが、中でも自分にとって英語が身につけやすそうだったので、英語を身につけようと思いました。

Kredoの受講(Webデベロップコース)

では、Kredoの受講コースについて伺います。Webデベロップコースを受講されたと思いますが、授業で印象に残っていることはありますか?

総じておもしろかったなと思いました。あと、これまで英語を勉強してきてリスニングは問題ないと思ってたつもりでしたが、先生のなまりを聞き取るのに少し苦労しました。

英語初心者だったということですが、スピーキングはどうでしたか?

申し込んだときはTOEIC500点台の初心者でしたが、それから受講までに気合で勉強して、半年後にTOEIC940点を取りました。スピーキングの練習もしたいと思ってオンライン英会話を受講して、毎日シャドーイングをして、アメリカのドラマを観て、パソコンやスマホの設定を英語にして、とにかく英語にひたるようにしましたね。できることをやった上で受講したので、受講開始したときは、話す・聞く・読む・書くすべてができるようになっていました。

努力の賜物ですね。

海外コミュニティーで海外の人と話したり、とにかくしばってましたね。

英語もプログラミングも基礎知識があった上での受講だったということですが、実際に英語でプログラミングを学んでみて、簡単でしたか?難しかったですか?

正直すごく簡単でした。僕に時間があったというのも大きかったと思います。その時期は日中ずっとコードを書いてたんです。なので授業中わからなくても聞けばわかるという感じで、困ることは全くありませんでした。好きだったので、苦痛になることもなかったですね。

なるほど。好きだったんですね。どういうときに楽しいなと感じるんですか?

そうですね。ロジックを書いてるときがおもしろいなと思います。エラーを潰してる時間も好きですし、パソコンが好きなので、パソコンを触ったり新しいガジェットを買ってデスク環境を変えたりすることも好きです。

そもそもプログラミングやパソコンが好きだったんですね。それは学生の頃からですか?

いいえ、学生の頃はちょっと触ってる程度でそこまで感じることはなかったですが、きちんとコードを書くようになって、おもしろいと感じるようになりました。

なるほど。対面授業でよかったなと思ったことはありますか?

自分より英語が上手な人のやり取りを聞けたことがよかったです。他の人の英語の質問を聞きながら「自分だったらどう聞くかな?」と考えたり、他の人のエラーで気づいたことがあったら英語で助言したりできたのもよかったです。海外で生活してた人の上手な英語を聞くと刺激になり、勉強意欲をかきたてられました。

対面かつグループ授業がよかったということですね。ありがとうございます。クラスメイトとコミュニケーションを取ることはありましたか?

人と話すのが好きなので、授業外でもZoomで話していました。

いいですね。グループ授業を活用できてますね。当時のスケジュールは1日中勉強という感じでしたか?

そうですね。僕、めちゃめちゃ勉強が好きなんですよね。今も常に英語を聞く、ビジネス書を読む、海外の人がコーディングしてる動画を観るなど、毎日何かしらの勉強をしています。

すごいですね。エンジニア業界で成功する人はそういう人だなと思いますね。

そうですね。天才を見てると違うなとは思いますが、僕は向いてるか向いてないかで言うと向いてるかなと思います。

すごく向いてると思います。

Kredoの受講(インターン型実践プログラム)

インターン型実践プログラムも受講しようと思ったきっかけはなんですか?

独学では得られないことを得たいなと思ったからです。正直、プログラミングの勉強は独学でもできたなと思いますが、チームで何かを作るという経験をしたかったんです。

勉強だけではなく実践経験を積みたかったんですね。どういうところがおもしろかったですか?

いろんな年齢層の人と関われたことですかね。話すだけで刺激になりました。あと、他人が書いたコードと自分が書いたコードがぶつかるトラブルなど、個人開発では経験できないことを経験できたり、規模の大きいものを作れたりしたのもよかったです。1番楽しかったのは、日中ずっとコードを書いてたら、その分機能を追加できたということですね。

タスクは自分たちで提案していたんですか?

僕たちのチームは、1から考えたいということになって、設計やタスク分解も全部やりました。他のメンバーがリーダーシップをとってくれて、僕はプログラミングよりのことを担当しました。

より実践的ですごいですね。

最初にベースとなるアプリをもらったんですけど、これを使わず、URL設計、データベース設計、デザイン設計、すべて1からやりました。たくさん調べながらやりましたね。

ちなみにどういったアプリを作ったんですか?

ニュースを集めるアプリを作りました。国によるバイアスを取り払うために、世界中が出してるニュースを集めてこられるアプリです。News APIというニュースを集めるためのAPIが公開されているので、これをどううまく使ったらいいかを考えました。いいね機能や保存機能をつけたり、SNSのようにコメントを書けるようにしたりしました。

ありがとうございます。すごくいいエピソードが聞けました。

Kredo卒業後の就職活動

ここからは卒業後の進路、就職活動について伺います。今の職種について教えてください。

Webエンジニアですね。今は研修中で、研修がきちんとしてる企業なので、半年くらい続くのかなという感じです。

どういった事業内容を展開してる会社なのですか?

Webマーケティングやデジタルビジネスの運用を主にやっている会社です。大きなチームを組んでチームで常駐したり、場合によって受託をしたりしていて、僕のいるプロダクト開発の部署は、外部へ行ったり、社内案件に取り組んだりします。

コロナ禍での就職活動は大変でしたか?

コロナ禍の影響はそんなに感じませんでしたが、僕はどちらかというと既卒だったので、そちらの方が立場的に弱かったですね。

既卒だったということに対して、どのような対策をしましたか?

英語ができて、TOEICを取っていてよかったなと思いました。点数が高いと話の中で釣り針になるので、そこをいかに大きく見せるかは意識しました。社会経験がなく、ポートフォリオも間に合わなかったので、英語でプログラミングを学んだという自分の経験をレアに見せるようにしました。英語だったら点数で見えるものを持っておくのは大切だと思いました。

面接のとき、具体的にどうアピールしましたか?

コードを書くのが好きということや、ToDoアプリを作ったことがあるということをアピールしました。あとは、キャリアパスを明確に語りました。

Kredoで学んだことはアピールしましたか?

そのときまだインターン型実践プログラムが始まる前で、アピールはしにくかったですが、英語でプログラミングを学んだということ、ドキュメントを英語で読めるということは伝えられました。ただ、今確実に生きてるのは、内定が決まってからの人事との面談で、インターン型実践プログラムで作ったポートフォリオの話ができたことです。それがあったから、ほんの一握りしか行けないプロダクト開発の部署に入れました。

すごく大きいエピソードですね。

実際にサーバーにのせて運用した経験があるというのは、しゃべりやすかったですね。

英語でプログラミングを学んだということについてはどう話しましたか?

「なんで英語で学んだのか」と聞かれたので「付加価値をつけたかった」「すでに技術がある人には追いつけないから、違うアプローチが必要だと思って英語を身につけた」ということを伝えました。

努力して身につけたことを定量的に言えたのは大きかったですね。

はい。欲を言えばポートフォリオがあればよかったかなと思いますが、今はやりたいことをやれてるのでオーライかなと思います。

企業さんは英語とITができる人材を求めてるわけではなかったんですか?

企業が求めてたというわけではないですが、マネージャーと話してても「英語できるんだ。いいね。」とは言われますね。やはりドキュメントが英語で読めることは多くの情報を得られてとても効率のいいことなので、英語ができると「っお〜」となりますね。

情報の差を体感することは具体的にどんな場面ですか?

これはもう全然違うと思います。LaravelというPHPのフレームワークがあるのですが、アップデートが早すぎて、最新情報が日本語では出ていないということがありました。困ったときに日本語で検索してもヒットしないことも、英語で検索すると何かしら答えが出るということはたくさんあります。また、YouTubeでも日本では初心者向けのユーチューバーはたくさんいますが、卓越したことを発信している人はいないので、海外の発信を見た方が情報を得られることも多いですね。

今でも英語で検索することが多いんですね。

そうですね。英語でしか検索しないですね。時間に追われてるときは日本語で検索しますが、プライベートでは日本語で検索することはありません。

今の会社の働き方はリモートですか?

週1くらいで出社していて、あとはリモートです。

将来的にはフルリモートになるんですか?

いや、先輩たちも週1くらいで出社していますね。

たまに移動するってたしかにいいですよね。

オフィスもいいところにあるので、気分はいいですね。

将来の目標

将来の目標を聞かせてください。

スキルアップのために必要だと思ったら転職しようと思っていますが、転職願望があるわけではないので、今の会社で経験を積みつつ、勉強会に積極的に参加して人脈をつくる4,5年にしたいなと思います。それと、今の会社は副業を推進しているので、自分で稼ぐという経験もしていきたいなと思います。

10年後、20年後の目標はなにかありますか?

そうですね。どこかで1回社長になって、自分で仕事をしてみたいですね。

最後に、これから受講される方に向けてアドバイスをお願いします。

「英語は環境と気合いさえあればなんとかなるけど、プログラミングはそうではない」ということは知っておいた方がいいと思います。プログラミングは完全に興味とセンスと努力でできていると思います。なので、終わりのない勉強にどれくらい熱量を注げるのかが重要ですね。Webやアプリの裏で何が起きているのかということに興味のアンテナを張れないと、業界の中で生きていけないと思います。

非常に参考になるご意見をありがとうございます。これでインタビューを終わりにします。ありがとうございました。