今回は、海外を自由に転々としているフリーランスエンジニアのZiziさんに突撃インタビューしました。
Ziziさんは19歳の時に初めて海外に行き、「自分は将来海外で自由に暮らす!!」と確信したらしいです!
そんなZiziさんから「フリーランスエンジニアになるきっかけ」や「フリーランスとして案件を取る方法」についてお聞きしました。
プログラミング初学者はぜひZiziさんをロールモデルとしてみてはいかがでしょうか?
記事のもくじ
新卒一括就活に違和感を覚えフリーランスエンジニアの道へ
ー簡単な自己紹介をお願いします!
大学卒業後に、就活はしないでリゾートバイトをしました。
その後、フィリピン留学・オーストラリアへのワーホリを経て、現在は未経験からフリーランスエンジニアとして海外を転々としています。
ーえっ…就活しなかったんですか?
そもそも新卒ブランドってなんですか?(笑)
実は僕も、よくある合同説明会に行ったんですよ。
でも少し違うなって感じて、5分で帰って来ました。
ー確かに…就活一括採用は日本特有ですよね!それにしても5分でZIziさんの就活は幕を閉じたんですね(笑)
でも、僕の場合は少し特殊で大学の時にフィリピン留学とリゾバを経験していて、今まで通りやっていれば就活せずに海外で生活できる自分がイメージできたんですよ!
ー親や周りからの反対はなかったんですか?
かなり心配はされました。
でもよく考えてみたら、彼らはお金稼げるかどうかの心配をしてたんですよ!
自分が就職しなくても生きていけることを証明することができたので納得してくれました。
ー当時から稼げるスキルを持っていたんですか?
何にもなかったです(笑)
ただ、僕はリゾートバイトを3ヶ月しただけで100万円の貯金ができたんですよ。
それで、なんとか生きていける証明をしました。
仕事が全てではないと学んだワーキングホリデー
Ziziさんが運んだバナナ…重そう…
ー次に、ワーキングホリデーではどのような仕事をされてたんですか?
チェリーファームで働いたり、70キロのバナナを運んだりしました。
ちなみに、バナナが重すぎてあばらにヒビが入りました(笑)
ーまず、70キロって普通の人じゃもてませんよ!!ちなみにワーホリで1番印象に残ってることはなんですか?
仕事は人生の第一ではないってことを学んだことです。
例えば、オーストラリアでは、家族や友達と過ごすために15時には仕事を終わらせる人も数多くいました。
誰かと幸せを共有することにかなりフォーカスしているなと感じました。
海外でフリーランスデザイナーと出会いプログラミングの道へ
ー「プログラミング」を始められたきっかけを教えてください!
チェンマイに旅をしていた時にフリーランスのデザイナーに出会ったんですよ。
フリーランスとして、海外を転々とする生き方がまさに僕の理想としてたものだったので、彼女をロールモデルにしました。
もちろんデザインの案件を受注するのもいいなと思ったんですけど、その人に「プログラミング」もいいよって教えてもらったんですよ!
そこで初めて「プログラミング」の存在を知りました!
ーそれで現在はフリーランスのエンジニアとして活躍されてるんですね!フリーランスエンジニアとして稼げるまでにはどのぐらい「プログラミング」の勉強をしましたか?
僕は3ヶ月間の短期集中型で勉強しました。
勉強時間で言いますと、大体1日10時間以上は勉強しました。
1年間だらだら勉強するより短期集中型でスキルを身につけたほうがいいですよ!
ーちなみにプログラミングを始める前は何をやられてたんですか?
アフィリエイトやKindleを出版したりしました。
でも再現性がかなり悪かったんです。
僕が思うに、そもそも21世紀を生きるなら「英語」と「プログラミング」からは逃げられないと思います。
フリーランスエンジニアになるにはフロントエンド言語を学ぶのがおすすめ
ーフリーランスエンジニアにオススメの言語を教えてください!
これよく聞かれるんですが、断然フロントエンドの言語やスキル、フレームワークです。
- 【HTML】
- 【CSS】
- 【JavaScript】
- 【PHP(WordPress)】
フリーランスとして、稼ぎたければこの4つのスキルで充分です。
HTML&CSSは、マークアップ言語と言われていて、正確に言いますと、プログラミング言語ではありません。
HTMLは文字(骨格)、CSSはデザインを整える言語です。
JavaScriptは、WEBサイトでは全体の動きなどを担当します。
PHPは、Webサイトを簡単に作成することができる言語のことです。
これらをこなせれば、フリーランスエンジニアになれると思います。
自分が今大学生だったらフリーランスエンジニアになるためにインターンで実務経験を積む
ーフリーランスエンジニアへのステップとして何をすべき教えてください!
①大学生のうちにWebサービスを作る ②インターンに応募 ③自分で1つの言語を極め独立
もし僕が大学生だったらこの順番で「プログラミング」を勉強しますね!
①の大学生のうちにWebサービス作るについてはいわゆるポートフォリオの作成です。
意外とProgateだけを極めてる人もいるんですが、Progateをひたすらやってもスキルは伸びないので、すぐにポートフォリオを作りましょう。
②のインターンに応募ですが、僕がいきなり未経験からフリーランスとして生きていけたのは月5万円あれば生きていけるなと確信できたからです。
でも、僕が大学生でしたらまずインターンでスキルを伸ばしますね!!
最後に③ですが、ここでやっとフリーとして案件をとります。
技術力=収入ではない!!フリーランスエンジニアになるにはビジネススキルが大事
ーフリーランスエンジニアとして案件の取り方を教えてください!
①クラウドワークスで案件をとる
②制作会社に営業する
フリーランスエンジニアとして働くためにはこの2通りの方法が考えられます。
まずはじめに、”クラウドワークスで案件をとる”ですが、一番最初に気にするのが、実績がないからクラウドワークスで案件が取れないことだと思うんですよ。
ここで少しテクニックがいるんですよ!
ーテクニックを詳しく教えてください!!
まずクラウドワークスには評価制度があるんですよ。
星3つとか星4つのように、もし評価が星0だったら誰も受注したくないですよね?
そこで、僕は短期間で終わるライティング案件などをこなして評価を稼ぎました。
評価を稼いで初めて、Web制作の案件も受注もできるようになりました。
ーかなり貴重な意見!!!これ知ってる人少ないんじゃないですか?次に制作会社に営業する方法を教えて欲しいです!
僕が思うに、クラウドワークスより、制作会社に営業する方が効率的ですね。
ここで、注意して欲しいのが必ずポートフォリオを作ってから営業してください。
ポートフォリオがないと制作会社側も実力が測れなくて困ってしまうので。
実際に僕は制作会社100社に営業メールを送りました。
その内、返信が返ってきたのが30件で、実際に取り組んだ案件は10件です。
成約率は10%でした。
ーすごい行動力ですね!!かなり効果抜群じゃないですか!!
僕は常に最悪のことも考えているので、もし1件も案件が取れなかったらフリーランスエンジニアを辞めるつもりでした(笑)
その場合は技術力の問題なので、会社に飛び込んで修行することも考えましたね。
あと、もう1つ知って欲しいことが、技術力=収入ではないということです。
稼ぐことにフォーカスを置くなら営業などのビジネススキルの方が重要になってきます。
フリーランスエンジニアになるにはまずは500時間勉強すべき
ー最後に、プログラミング学習者に対して一言お願いします!!!
プログラミング初学者にあるあるのことだと思うんですが、プログラミングが自分に向いてないと諦める人がよくいるんですよ。
向いてる向いてない気にしないで「まずは500時間やれ」って思います。
例えば、あなたは自転車乗れますか?
プログラミングは自転車に乗れるようになるのと同じ原理です。
何でも当てはまることですが、楽しくなったり、スキルを身につけるためには時間がかかるんです!
僕は最低500時間勉強しないと、楽しくならないことがわかってるので、挫折せずにここまできてます。
僕でも500時間勉強する前までプログラミングの学習はきつかったです。
まとめ:フリーランスエンジニアになるには続けることが何より大事!
いかがだったでしょうか?
実際にZiziさんにインタビューしてみて”続けること”の大切さを学びました。
確かに、皆さんも自転車がこげるようになるまでに、何時間もかけてやっと乗れるようになりましたよね?
何事も、最初は辛いけどとりあえず続けることが大事なのです。
プログラミング初学者やフリーランスになりたい人はぜひ参考にしてみてください!