男性脳、女性脳という言葉を聞いたことはありますか?
男性の多い職場や、取引先の男性と仕事で接する中、男女の考え方の違いを感じる女性は多いのではないでしょうか。
また、周りの女性と話していて、自分は男性的な考え方をする傾向があると感じる女性も多いかもしれませんね。
そこで、本記事では男性と女性の考え方の違いや、男性脳の要素を持つ女性が向いている仕事について解説していきます。
記事のもくじ
男性脳と女性脳の考え方の特徴
男性と女性は脳の構造が違うことが研究結果より分かっています。
左右の脳の新皮質をつないでいるのが脳梁という部分です。MRIで断面にして見てみると、女性の脳は、脳梁の後方部分にある膨大部が球状に太くなっているのですが、男性の脳は膨らみが少ない
よく、男性脳が左脳、女性脳が右脳であると勘違いしてしまいがちですが、実は脳の使い方が男女で違うのです。
それでは、男女の脳の使い方にはどんな違いがあるのでしょうか。
情報処理の仕方が男女で違うと言われています。
分析的な左脳と、情緒的、芸術的な右脳を繋いでいるのが脳梁ですが、この脳梁が男女で違うことから、情報処理の仕方が男女で異なるためです。
女性は左右の脳を同時に使うことができるため、細かい違いを敏感に感じ取ることができます。
何かを決定する際に、男性は論理や根拠を重視するのに対し、女性は感情や共感を重視します。
仕事での例えとしては、男性が数値やデータを用いて論理的なプレゼンをするのに対し、女性は共感を誘い、聞き手の様子に合わせて話し方を変えられるという特徴があります。
もちろんこれらは一例となり、能力には個人差があります。
男性の脳が有意な場面として、空間認知能力があります。
頭の中で立体的な図形を思い浮かべて回転させた見え方を答える空間回転テストでは、男性の方が優秀という結果があります。
方向感覚を駆使して目的地にたどり着いたり、縦列駐車をしたりする時、男性の方が得意なことがあります。
私が以前Google Mapを使って移動をしていた時、駅の出口を出たとたんどこを向いているかが全く分かりませんでした。
ところが、一緒にいた男性はすぐに目的地までの方向を認識し、歩きだしました。
地図という平面では認識できても、方向感覚では男性の方が優れていると思った瞬間でした。
この点、女性は左右の脳を同時に使うため、言語化能力に優れていると言われています。
心の中で浮かんだ言葉を表現するのが得意で、話すことで考えを整理します。
女性が男性に話しかける時には、話の目的を整理し、男性は共感よりも着地点を重視していることを意識するとスムーズでしょう。
男性は一人で行動する傾向があるのに対し、女性は集団での協調性を重視する傾向があります。
男性の脳の使い方がシングルタスクであるため、何かに集中すると没頭することがあります。
目的を定めてそのための過程に集中するため、周りにどう思われているかなどは重視しません。
この点、女性は周りとコミュニケーションを取り、円滑に進めることが得意なことがあります。
私自身は集団はあまり得意でなく、一人でいることも多いので、女性の性格や環境によって個人差も大きい部分だと感じています。
仕事の場面では結果を重視されることもありますが、男性は感情を切り離して動くことがあります。
私自身の体験ですが、転職して一年ほどで仕事を覚えてこれから、という時に予期せぬ異動を告げられた時がありました。
男性の上司に、今の仕事を続けたいと、自分の思いを話しましたが、あまり相手にされませんでした。
今思うと感情的な行動をしていたと思いますが、その上司は職場全体を客観的に見て、職場全体の目的に私の異動が合っていると判断したのだと思います。
仕事で男性と話し合いをする時には、自分の思いでなく、結果や全体の目的を念頭に置くと、スムーズに進むでしょう。
男性脳要素を持つ女性に向いている仕事の特徴3つ
男性と女性の脳の使い方の違いを解説してきました。
ここからは、男性脳の特徴が当てはまる女性が向いている仕事の特徴を紹介していきます。
結果を重視し、逆算して行動できる女性には、論理的思考を使う仕事が向いていると言えるでしょう。
ビジネスの場面では、利益を出し、収益を最大化させることが成功につながります。
ただ、人により得意な場面は異なるので、人と比べず自分の得意なことにフォーカスしましょう。
過去に仕事で論理的なアプローチをして成功した体験があれば、それが得意な場面かもしれませんね。
女性の感性と男性的な理論を同時にいかすことができる仕事には、選択肢が多くあります。
営業職では、男性は目標を達成することを重視するのに対し、女性は自分が商品に愛着をもっておすすめできる傾向がみられます。
また、芸術的センスをいかしてクリエイティブな仕事で活躍する女性も多数存在します。
もし、論理的アプローチが苦手だと感じた場合、感性をいかす仕事に注目してみるのはいかがでしょうか。
女性はおしゃべりが好きなことから、自分の気持ちを伝えて共感することが得意な傾向があります。
IT化やコロナの影響もあり、オンラインで仕事が完結する場面も多くなりました。
そのような場面だからこそ、オンラインでのコミュニケーションやプレゼン能力が求められています。
対面せず人とやりとりし、仕事を進めていく場面では、リアルで会う時よりも高いプレゼン能力が求められます。
男性脳の要素をもった女性は、論理的なプレゼンができるのに加え、顧客の様子を敏感に感じ取りながら話を進めていけるので、これからも時代の変化とともにますます求められるでしょう。
男性脳の女性が活躍するWeb業界の仕事
男性脳の要素を持つ女性が、両方の特性をいかして仕事で活躍できると素敵ですね。
Web業界は比較的新しい業界なので、年齢や性別に関係なく、スキルを磨いてキャリアアップを目指すことができます。
職種別に紹介していきます。
プログラマー、エンジニアはIT化とともに需要が高まっている仕事です。
システムエンジニアはクライアントの要望を企画として形にし、プロジェクト運営を行います。
プログラマーは、企画書をもとにプログラミングでプログラムを構築します。
論理的思考、集中力が求められますが、これらはプログラミングを学ぶ中でも身に付くスキルでもあります。
また、どちらの仕事でもチームで進めていく場面も多いので、コミュニケーション力や協調性も求められます。
女性エンジニアは、希少な存在です。
女性の細やかな気づきやマルチタスクの能力が、チームでの仕事に役立つ場面も多いでしょう。
クライアントの要望をもとに、Webサイトのデザインや実装を行うのがWebデザイナーです。
美術やデザイン系のバックグラウンドは必要なく、資格なしでも実績を作りやすい仕事です。
コーディングの知識も必要なので、論理的思考や客観的に見るスキルも必要とされます。
女性ならではの感性をいかせる仕事であり、時間や場所を問わずに働くことができるため、Web業界は女性が多く活躍している職種です。
主婦や異業種から勉強し、フリーランスとして独立する方も多くいます。
Web制作を進める際に、Webディレクターがチームをまとめてプロジェクト運営を行います。
Webディレクターは数が不足しており、これからも需要が伸びることが予想される仕事です。
Web制作の知識だけでなく、調整力、マネジメント能力、問題解決力が必要となります。
Webデザイナーやライター、プログラマーからディレクターへ転向する人も多くいます。
円滑にコミュニケーションを取り、チームで仕事を進めるWebディレクターを目指してWeb業界で働いてみませんか?
男性脳の女性が活躍! KredオンラインキャンプからWeb業界へ
エンジニアやプログラマー、Webデザイナーを目指す方はKredoオンラインキャンプの受講がおすすめです。
男性脳の特性があてはまる方は、女性の良さをいかしつつWeb業界で活躍することができます。
Kredoの女性受講者で、プログラミングを学習し転職や独立をしている方も多く存在します。
IT未経験からKredoを受講し、大手グローバルIT企業のWebディレクターへ転職された田中さんのインタビュー記事です。
KredoでプログラミングやWebデザインを学ぶと、IT業界への転職だけでなく、個人でWeb制作の仕事を受注できるまでのスキルが身につきます。
さらに、Kredoオンラインキャンプでは英語でプログラミングを学べます。
少人数制で、録画で繰り返し見返して学習することもできるので、未経験から学習したい方にもぴったりです。
まとめ:男性脳・女性脳の違いを知って働き方にいかそう
男性と女性では脳の構造や使い方が違うことから、男性脳、女性脳という言葉がビジネスの場面でも使われることがあります。
男性脳と女性脳の特徴として、論理重視と感情重視、空間認知能力と言語化能力、マイペースと協調性、結果重視とプロセス重視などがあります。
男性脳要素を持つ女性が向いている仕事の特徴に、論理的思考が必要なこと、感性と理論を同時に活かせること、プレセン能力が必要な仕事があります。
Web業界では、エンジニア、プログラマー、Webデザイナー、Webディレクターなど男性脳の要素を持つ女性が活躍できる仕事が多くあり、これからも需要が伸びることが予想されます。
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