副業推進が話題となったことで「自宅で作業できる副業をしたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
その中でも自由度の高い働き方ができるWebデザイナーに注目が集まっています。
しかし、ネット上では「Webデザイナーの副業は稼げない」という意見も見受けられます。
そこで本記事では、
- Webデザイナーの副業が稼げないと言われる理由
- Webデザイナーの副業収入
- 副業Webデザイナーの仕事の取り方
などを解説します。
「Webデザイナーの副業って実際どうなの?」と考えている方の疑問に回答するので、ぜひ内容を確認してみてください。
記事のもくじ
現実!Webデザイナーの副業は稼げないと言われる理由
Webデザイナーが副業では稼げないと言われる理由は以下のとおりです。
それぞれ順番にみていきましょう。
ライバルが多い
Webデザイナーはライバルが非常に多いのが現実です。
パソコン1台で始められるだけでなく、Webデザインを学ぶコストも低くなってきているからです。
YouTubeでは無料でノウハウを提供している方もいますし、オンラインでWebデザインを学べる環境も整ってきています。
そのため、Webデザイナーになりたい方が増えて、クラウドソーシングサイトでは案件が取りにくくなっているのが現実です。
単価が低い
Webデザイナーの成り手が増えたことで、低単価でも仕事を受ける方が増えました。
企業もそれに合わせて単価を低くしている傾向にあります。
とくにバナー作成やロゴ作成のような習得期間が短いスキルの単価は低くなってきています。
スキルを磨いて高単価な案件にかかわったり、商流を上げて単価を上げたりといった工夫が必要です。
スキルがないときつい
Webデザイナーとして稼ぎ続けるには、スキルを磨く必要があります。
具体的には、Webサイト作成をするコーディングスキルや、画像の加工・イラスト作成ができるグラフィックデザインスキルなどが挙げられます。
一つひとつ覚えていくには時間がかかるので、初めは稼ぎにくいでしょう。
単価はどのくらい?Webデザイナーの副業収入
Webデザイナーの副業は主に以下の4つがあります。
上記の副業の内容や単価を紹介します。
バナー作成
バナーとは、Webサイトに掲載されている広告の一部です。
画像をクリックすると、商品やサービスのページに飛ぶ仕組みになっています。
バナー作成は、PhotoshopやIllustratorのような編集ソフトを使用して作成します。
バナー作成の単価は1万円前後と比較的簡単に作成でき、初めの案件として取り組まれる方が多いのが特徴です。
ロゴデザイン
企業のホームページや商品・サービスのロゴデザイン作成もWebデザイナーの仕事です。
ロゴデザインは、主にPhotoshopやIllustratorのような編集ソフトを使用します。
単価は3万円〜5万円が相場です。
またコンペ形式といって、作品を制作し選ばれた方が案件に関わるシステムもあります。
1度の募集でかなりの人数の方が応募してくるので、倍率は高めですが単価は上がります。
ランディングページ
ランディングページとは、商品やサービスの情報を1ページにまとめたWebサイトです。
ランディングページで商品やサービスの訴求をし、購入してもらうのが目的です。
ランディングページは、企業からの案件が多いため、単価も高くなります。
単価の相場は10万円から30万円程度になるでしょう。
ランディングページの案件は人気なので倍率も高くなる傾向にあります。
Webサイトの構築・改善
Webサイトの構築から改善までを受注すれば、高単価な案件を獲得できます。
必要なスキルは、HTMLやCSSといったコーディングスキルです。
WordPressでWebサイトを作ることもできますが、デザインの幅を広げるにはHTMLやCSSの知識は必須です。
単価の相場は、30万円から50万円となります。
コーディングスキルを習得するには、2カ月〜3カ月の期間が必要です。
工数が多く副業では大変ですが、バナー作成やランディングページの制作などの経験を積むことで案件に関われるでしょう。
Webデザイナーの副業の始め方
Webデザイナーの副業の始め方は多岐にわたります。
ここでは、初心者でも実践しやすい方法を5つ紹介します。
未経験から副業でWebデザイナーを始めたい方は、内容を確認してみてください。
クラウドソーシングサイトを活用する
クラウドソーシングサイトとは、仕事を受注したい方と発注したい方をマッチングするサービスです。
案件の数が豊富で、初心者でもすぐに始められるのがメリットです。
ただし気軽に応募できるため、倍率が高くなっています。
未経験からWebデザイナーを始める場合だと、10件応募して1件返信があるかないかです。
実績がない頃は、受注数を増やす必要がありますが、実績ができるまでは営業を続けていきましょう。
オンラインコミュニティを活用する
オンラインコミュニティを活用するのも一つの手段です。
オンラインコミュニティとは、FacebookやDiscordなどのSNS上でのコミュニティのことです。
共通の価値観や目的を持った方達で、コミュニティが形成されています。
オンラインコミュニティには多種多様なジャンルがあります。
釣りやゲーム好きの方が集まったり動画編集やWebライティングを学習するために集まったりするコミュニティが存在しています。
仕事を受注するのであれば、Webデザイナーや副業をしている方が集まるオンラインコミュニティがおすすめです。
オンラインコミュニティ内で案件を募集し、メンバーに依頼する流れが生まれているからです。
オンラインコミュニティで仕事を受注するメリットは2つあります。
1つは手数料が取られないため、実入りが増える点です。
クラウドソーシングサイトでは手数料を取られるので、単価によっては手元に残る金額が少なくなります。
しかし、オンラインコミュニティでは無料で利用できるSNSで運営しているため、手数料を払う必要がありません。
もう一つは、価値観の合う方と仕事ができる点です。
クラウドソーシングサイトでは、不特定多数の企業や個人から仕事を受注します。
そのため、人によっては考え方が合わない方と仕事をすることもあるでしょう。
オンラインコミュニティでは、運営者の価値観に共感して入会している方が多いので、コミュニケーションの取り方や仕事の向き合い方などが一致するケースが多いです。
そのため、人間関係でのストレスが少なく仕事ができる可能性が高まります。
Webデザイナーのスクールで紹介してもらう
Webデザイナースクールでは、案件紹介を行っているケースがあります。
受講中や卒業後の副業案件の取り組みをサポートしてくれるのです。
生徒によっては在学中にスクールの費用を回収してしまう方もいます。
営業方法やポートフォリオのアドバイスも受けられるので、未経験からでもWebデザイナーの副業に挑戦しやすいでしょう。
SNSを活用する
SNSからも案件を獲得できます。
とくにTwitterでは「Webデザイナー 募集」といったハッシュタグで企業や個人の方がWebデザイナーを探しています。
募集しているアカウントを見つけた際には、DM(ダイレクトメッセージ)にポートフォリオや必要要件を記載して送ります。
アカウントによっては応募数が多く、返事が来る可能性が低いかもしれません。
ただオンラインコミュニティの案件のようにシステム手数料がないので、収入が上がりやすいのがSNSで営業をするメリットです。
Twitterで案件を募集する場合は、Webデザインに関する話題や発信を意識してみてください。
あなたの応募を見たクライアントは、ツイート内容も確認することがあるからです。
仕事の愚痴やクライアントの文句が多いと、受注したいとは思いづらくなってしまうので気をつけましょう。
知人や友人の紹介してもらう
友人や知人に普段からWebデザイナーをやっていることを伝えておくのがおすすめです。
案件を紹介してもらえたり、Webデザイナーを探している方を見つけてくれたりするからです。
時には口コミからほかの案件を依頼されることも珍しくありません。
顔見知りからの依頼なので、はじめて案件を受注するときにも安心して取り組めるでしょう。
副業で案件を獲得するうえで営業の窓口を広げておくのは大切です。
Webデザイナーを目指すならKredoがおすすめ!
Webデザイナーを目指すならKredoオンラインキャンプがおすすめです。
Kredoオンラインキャンプは、英語でWebデザインやプログラミングが学べるオンラインスクールです。
Webデザインコースでは、HTMLやCSSのようなコーディングスキル、画像加工が得意なPhotoshopをマスターできます。
また、レスポンシブデザインにも対応したWebサイト制作が可能です。
レスポンシブデザインとは、Webサイトの仕様をユーザーが見ている端末に沿って表示させるプログラムです。
現代ではWebサイトはスマートフォンをはじめ、さまざまな端末で見られています。
そのため、レスポンシブデザインはWebデザイナーに欠かせないスキルのひとつです。
また、AdobeXDも使用できます。
AdobeXDとは、Webサイトのデモ設計ができるツールです。
クライアントに提案する際に制作内容を共有できるので、イメージの違いを生まずに作品作りができます。
KredoのWebデザイナーコースで学べば、未経験の方もすぐに活躍できるでしょう。
またKredoの授業は英語で行われています。
それぞれの英語力に沿ってWebデザインを学べる環境を用意しています。
「将来は海外で働きたい」「英語も身につけたい」と考えている方は、ぜひご利用ください。
まとめ:Webデザイナーの副業は需要が高い!
これからWebでビジネスを広げていこうと考える人が増えることからWebデザイナーの需要は伸びるでしょう。
今から始めておくのは大きなアドバンテージとなります。
副業でWebデザイナーを始めてみたいと考えている方は、ぜひKredoへご相談ください。