副業解禁やITスキルの需要が伸びたことで、Webデザイナーを始める方が増えました。
しかし「自分はWebデザイナーに向いているのかな」と悩んでいる方もいるでしょう。
そこで本記事では、Webデザイナーに向いている人と向いていない人の特徴を解説します。
また、Webデザイナーの具体的な年収やキャリアパスまで紹介します。
「Webデザイナーに向いている人の特徴を知りたい」「Webデザイナーはどのくらい稼げるの?」といった疑問にお答えします。
ぜひ最後までご覧ください。
記事のもくじ
Webデザイナーに向いている人の特徴
Webデザイナーに適したマインドやコミュニケーション能力があるのは事実です。
そこでここからは、Webデザイナーに向いている人の特徴を解説します。
Webデザイナーを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
好奇心がある
好奇心がある方はWebデザイナーに向いています。
Webデザイナーの世界は変化が激しいからです。
コーディングやデザインの新しい技術や情報が常にアップデートされるので、学び続ける必要があります。
Webデザインの知識やスキルを習得して、現場で使用してみたいと思う方はWebデザイナーを始めてみてください。
細かい作業ができる
Webデザインには細かい作業を必要とする場面があります。
Webサイトのボタンの位置を少しずらしたり、メニューバーの間隔を若干変更したりする作業です。
細かい作業が役に立つのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、Webサイトの設計は訪問者にとって使いやすいようにしておかなければ離脱されてしまいます。
それは売上や商品の認知に大きく影響するので、小さな部分に気づく方や細かい作業が得意な方は、Webデザイナーに向いているでしょう。
芸術に興味がある
芸術に興味があるWebデザイナーは多くいます。
- 絵画
- 映画
- 音楽
Webデザイナーの方は、以上のような芸術作品を日頃からインプットする習慣があります。
審美眼を磨いて制作する作品に役立てようと考えている方が多いのでしょう。
また、子どもの頃から図工や絵を描くのが好きな方もいます。
創作をすることに興味がある方は、Webデザイナーを目指してみると自分の得意を活かせるのではないでしょうか。
コミュニケーション能力がある
Webデザイナーはもくもくと作業をしているイメージがありますが、コミュニケーション能力も重要です。
プロジェクトメンバーとの進捗状況の確認や、クライアントが求めているデザイン像のヒアリングをしなくてはいけないからです。
ときには要望を聞き取り、それが実現可能なのかも伝えなくてはいけません。
Webデザイナーは技術力も必要ですが、他人とコミュニケーションを問題なくこなせる力も必要です。
時間管理ができる
Webデザイナーは時間管理能力も求められます。
Webデザイナーにはクライアントからの納期までに作品を提出しなくてはいけません。
仕事が多くて納期に間に合わなかったり、スケジュールを忘れていたりするとクライアントに迷惑をかけてしまいます。
そのため、Webデザイナーには時間管理能力が必要です。
効率的に時間管理をするためにも、スケジュール管理アプリを利用して確認できるようにするといいでしょう。
Webデザイナーに向いていない人の特徴
ここからは、Webデザイナーに向いていない人の特徴を解説します。
「自分自身はどうだろうか」といった視点で確認してみてください。
新しいことを学び続けられない
Webデザイナーの知識やスキルの流行り廃りは早いので、常に新しいことを学び続ける必要があります。
Webデザインに関心がなければむずかしいでしょう。
また学習に自己投資をする必要があります。
Webデザインに関する書籍やスクールに通うのには費用がかかります。
お金を趣味や贅沢に使うことも大切ですが、Webデザイナーを目指すのであれば自己投資にあてることも考えられるようにしましょう。
コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低いとWebデザイナーを勤めるのはむずかしいです。
プロジェクトチームとコミュニケーションがうまく取れないと、作業の進捗がわからなくなってしまいます。
クライアントの要望も汲み取れずに、満足のいくデザインが作成できないこともあるでしょう。
トーク力を磨く必要はありませんが、伝える力や聞く力を磨くのは大切です。
時間管理ができない
Webデザイナーには、納期の管理やほかのWebデザイナーの進捗管理をする必要があります。
最終的に納期に間に合うのか、プロジェクトチームのメンバーの進捗状況はどうなのか確認できないと大変です。
時間管理が苦手であれば、リマインドできるようにお願いしたりアプリで管理したりするようにしましょう。
Webデザイナーになるために必要なスキル
ここでは、Webデザイナーに必要なものを3つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
デザインの基礎知識
Webデザインの基礎スキルは必要です。
具体的には以下のとおりです。
- 近接
- 反復
- 整列
- 強弱
要素を近づけたり、配列を整えたりすることで、いいデザインが完成する原理原則があります。
綺麗なデザインや見やすいデザインにはこれらの要素が組み込まれています。
まずはこの4つのポイントを抑えておきましょう。
HTMLやCSSのコーディングスキル
コーディングスキルとは、Webサイトを構築するために必要なコンピューター言語のことです。
代表的なのが、
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
などが挙げられます。
上記のスキルを組み合わせて、Webサイトの設計を行います。
Webサイトの構築やデザインに関わりたい方は、ぜひマスターしましょう。
PhotoshopやIllustratorのようなグラフィックデザインのスキル
グラフィックデザインのスキルとは、写真や画像の加工をしたりイラストを挿入したりするスキルのことです。
グラフィックデザインに必要な編集ソフトは、PhotoshopとIllustratorです。
Photoshopは画像や写真の加工が得意なソフトとしていて、YouTubeのサムネイルやブログのアイコン画像に使用されています。
Illustratorは、イラストの挿入やロゴ作成ができます。
Webサイトだけでなく、ポスターや名刺の作成にも使用されているソフトです。
Webデザイナーになるにはどうすればいい?
Webデザイナーになるためには、独学かスクールで学ぶことです。
ここでは、その2つの方法を詳しく解説します。
独学する
お金をかけないでWebデザインのスキルを磨きたい方は、独学がおすすめです。
最近ではWeb上でノウハウを発信している方が増えているので、YouTubeのような動画で学習できます。
また、デザイン関連の書籍も多く出版されています。
ゆっくり自分のペースで学習したい方は、ぜひ独学でWebデザインを学んでみてください。
Webデザインスクールに通う
Webデザインスクールで学ぶ方法もあります。
Webデザインスクールのいいところは、最短ルートをプロの講師から直接学べる点です。
独学だとどうしても今必要ではない分野を先に学習してしまったり、わからないことをそのままにしてしまったりします。
しかしWebデザインスクールでは、副業コースや就職コースと体系立てられたカリキュラムがあるので、目的まで最短でゴールできます。
また、質問環境が用意されており、わからないことはチャットや動画で聞けるのがスクールのメリットです。
とくに初心者は何から始めればいいかわからない方が多いので、スクールで指導してもらうのも一つの手段です。
【雇用形態別】Webデザイナーの平均年収はいくら?フリーランスの給料アップする方法も解説
ここからは、フリーランスと会社員のWebデザイナーの収入を紹介します。
フリーランスの給料アップする方法も解説するので、参考にしてみてください。
フリーランスWebデザイナーの平均年収は約300万〜400万円
2020年に発表された『フリーランス白書』では、クリエイティブ系フリーランスの年収は400万円未満といわれています。
そのため、フリーランスのWebデザイナーであれば年収は300〜400万円が目安と考えられます。
『国税庁』の調査によると、サラリーマンの平均年収が433万円なので少し低いか同じくらいです。
『求人ボックス』によると、会社に勤務しているWebデザイナーの平均年収は455万円くらいだといわれています。
地域や会社の規模にもよりますが、フリーランスより給与面では高待遇なのが現状です。
フリーランスは保険や年金の支援もまだ行き届いていない部分があるので、会社員は待遇面だけではなく、福利厚生の面でもフリーランスより優位な状況です。
複数のスキルをもつフリーランスのWebデザイナーになれば年収UPが可能
フリーランスWebデザイナーの収入を上げたいのであれば、スキルを磨き続けなければいけません。
複数のスキルを組み合わせることで、収入を上げられます。
Webデザイナーをまとめるディレクターになったりマーケティングまで請け負ったりして、付加価値を提供することが必要です。
クライアントの時間やお金を増やす努力が重要になってきます。
Webデザインスクールを選ぶならKredoがおすすめ!
Webデザインスクールを選ぶならKredoオンラインキャンプがおすすめです。
kredoにはWebデザインコースがあります。
HTML/CSSはもちろん、PhotoshopやAdobe XD、JavaScript/jQueryといったWebデザイナーとして必要になるスキル全般を学べます。
そのため、幅広く活躍できるWebデザイナーになれるでしょう。
また、Kredoはほかのスクールとは違い、英語でITスキルを学びます。
事前に英語レベルのチェックテストを行ったうえでクラス編成をするので、英語が苦手でも安心してレッスンを受けられます。
「英語とITスキルを学んで市場価値を上げたい」「海外就職をしたい」と考えている方は、ぜひ検討してみてください。
まとめ:向いている向いていないに関係なくWebデザイナーにはなれる!
Webデザイナーに向いているか、向いていないかは関係ありません。
Webデザイナーになるには、デザインを学び続ける気持ちが最も重要です。
そして同じ方向性を見て、やり切れる環境があればさらにWebデザイナーになれる可能性は上がります。
Webデザイナーに興味を持っているのであれば、ぜひKredoオンラインキャンプを受講してみてください。