こんにちは!
Kredoオンラインキャンプを3か月受講したのち、未経験でIT企業へ転職したさおりです!
IT企業への転職を目指してプログラミングスクールに通おうと思っている方は、プログラミングスクールの「就職支援」について気になりますよね。
特にIT業界の知識がない初心者にとって、転職活動の成功に向けて、就職支援は重要になってきます。
そこで本記事では、
就職支援に強いプログラミングスクール
についてお伝えします。
記事のもくじ
プログラミングスクールの就職支援とは
まずは、プログラミングスクールの就職支援について解説します。
プログラミングスクールの就職支援と転職保証の違い
プログラミングスクールの案内の中には「就職支援」と「転職保証」という2つの言葉がありますが、この2つの言葉の意味は大きく違います。
面談の実施やエージェントの紹介、求人サイトの提供などをとおして、転職活動をサポートしてくれること。
支援内容はスクールにより異なり、転職を保証するものではなく、情報提供、アシストをしてくれるというイメージ。
通常のコースに付いているサービス。
提携しているエージェントや企業とつなぎ、転職を保証してくれる制度。
受講料は割高になるが、スクールの受講条件や転職保証条件をクリアし、転職できなかった場合には受講料を返金してくれる。
転職保証の付いた特別なコースとして用意されている。
今回は、プログラミングスクールの通常のコースに付いている「就職支援」についてお話します。
転職保証については以下の記事をあわせてご覧ください。
プログラミングスクールで就職支援を受けるメリット
プログラミングスクールで就職支援を受けるメリットは、
- IT業界や企業に関しての情報収集ができる
- 質の高い提出物を作成できる
- 選択肢が広がる
というところです。
IT業界は市場の変化が激しいので、面談や求人サービス(サイト)をとおして最新の情報を得られるのはありがたいことです。
転職を成功させる鍵となるポートフォリオ、履歴書、職務経歴書といった提出物を質の高いものに仕上げられるというのも大きなメリットです。
提出物の添削をしてくれるスクールは多くはないですが、こういうサービスがあると安心ですよね。
さらに、自分で調べるだけでは知ることのなかった情報を得られたり、様々な企業を紹介してもらったりすることで、転職活動の選択肢が広がります。
プログラミングスクールの就職支援にはこのようなメリットがあるので、プログラミングスクールを選ぶ際には、どんな就職支援を受けられるのかもチェックしてみてください。
プログラミングスクールの就職支援の使い方を間違えないためのポイント
プログラミングスクールの就職支援をうまく活用すれば転職の成功に大きく近づけます。
しかし、間違った使い方やとらえ方をしてしまうと、逆に転職成功の可能性を狭めてしまいます。
そこで、プログラミングスクールの就職支援の使い方を間違えないためのポイントを紹介します。
提供された求人サービス(サイト)しか見ないのはだめ
世の中には様々な求人サイトがあり、未経験者歓迎の求人が多いサイト、少ないサイトといったように、サイトによって載っている企業の傾向が異なります。
なので転職活動の際、プログラミングスクールから提供された求人サイトしか使わないのはあまりよくありません。
いろいろな求人サイトを見比べてそのサイトが自分に合っていると判断して最終的に1つにしぼるのはいいですが、最初からそれしか見ないというのはやめましょう。
選択肢を狭めてしまいます。
案件の質、そのサイトの得意分野、使いやすさを確かめ、適切な求人サイトを使うことが大切です。
プログラミングスクールの就職支援をあてにしすぎない
プログラミングスクール、担当者によっては、古い情報を提供してきたり、紹介料の受け取りを目的にそのスクールと提携しているクズ企業を紹介してきたりすることもあります。
なのでプログラミングスクールで提供された情報、紹介を全てをあてにするのではなく、自分で確かめたり、他と比較したりするようにしましょう。
また悪意がなくとも、プログラミング言語の好き嫌い、働き方の好き嫌いなど、そのスクールや担当者個人の好みもあるので、やはり多方面からの情報収集が大切です。
あくまでも1つの考え方としてとらえるようにしましょう。
就職支援に強いプログラミングスクールおすすめ5選
転職保証コースではなく、通常のコースに就職支援が付いているプログラミングスクールを紹介します。
就職支援を提供しているプログラミングスクールはたくさんありますが、特にわかりやすく手厚い就職支援を受けられる5社に絞りました。
それぞれ支援内容の特徴が違うので比べてみてください。
TechAcademy(国内)
出典:TechAcademy公式
学べること | HTML/CSS、Sass、JavaScript、jQuery、Photoshop、PHP/Laravel、SQL、Git/GitHub、Bootstrap、 Heroku、Vue.js、Ajax、Java、Servlet/JSP、Swift、Xcode、Firebase、Kotlin、Android Studio、Firebase |
学習形態 | オンラインテキスト学習、チャットで質問し放題、週2回のマンツーマンメンタリング |
就職支援の内容 | 受講生限定の無料求人サービス「テックアカデミーキャリア」の提供 プロフィールや希望条件を登録すると、企業やコンサルタントからスカウトメッセージが届きます。 メッセージ機能を使って面談の日程調整を行い面談に臨んだり、コンサルタントにキャリアプランについての相談やIT業界についての質問をしたりできます。 |
RUNTEQ(国内)
出典:RUNTEQ公式
学べること | Ruby、Ruby on Rails、JavaScript、SQL、RSpec、ActiveRecord、Heroku、AWS、Unix/Linux、Git/Git-flow |
学習形態 | オンラインテキスト学習、専用フォームで質問し放題 |
就職支援の内容 | 専属キャリアトレーナーによる毎月の面談と書類添削 毎月の面談で自己分析を行い、履歴書、職務経歴書に落とし込んでいきます。 その履歴書、職務経歴書は無制限で添削してもらえます。 面接練習 現役エンジニアによる技術面接の対策や志望度の高い企業を想定した模擬面接をします。 さらに、いつでも動画で面接対策ができる簡易的なツールが提供されます。 企業紹介 一人ひとりに合った企業の紹介を受けられます。 また、RUNTEQが提携している独自ネットワークを活用することも可能です。 |
DMM WEBCAMP(国内)
出典:DMM WEBCAMP公式
学べること | HTML/CSS、Ruby、Ruby on Rails、Git/GitHub、Heroku、Python、Pandas、Numpy、matplotlib/seaborn、Java、Servlet/JSP、Spring Boot、JDBC、PHP/Laravel、Photoshop、Illustrator、Adobe XD |
学習形態 | オンラインテキスト学習、チャットでの質問し放題 |
就職支援の内容 | 受講生限定の無料求人サービス「DMM WEBCAMPキャリア」の提供 プロフィールや希望条件を登録すると、キャリアアドバイザーがマッチする求人を提供してくれるので、気になる企業が見つかったら面接に臨みます。 スキルや学習成果はキャリアアドバイザーに共有されるため、学習したことがそのままアピールへつながります。 |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(国内)
出典:デジタルハリウッドSTUDIO by LIG公式
学べること | HTML/CSS、Photoshop、Illustrator、Adobe XD、Dreamweaver、JavaScript、jQuery、PHP、WordPress |
学習形態 | オンライン動画学習、チャットと教室での質問し放題 |
就職支援の内容 | 専任カウンセラーのサポート 進路や就職に関する相談、ポートフォリオの作成指導、求人の紹介を行ってくれて、卒業後も永年サポートを受けられます。 受講生限定の無料求人サービス「Worket Career」の提供 クリエイティブ関連の求人情報が検索可能で、実務経験がなくてもOKな案件がたくさんあります。 卒業後も永年利用ができます。 「LIVE授業」での転職セミナー Webクリエイターの転職市場、働き方など転職活動前に知っておくべきことをオンラインのLIVE授業でレクチャーしてくれます。 |
Kredo(国内・海外)
出典:Kredo公式
学べること | HTML/CSS、WordPress、Photoshop、Adobe XD、JavaScript、jQuery、Bootstrap、PHP、MySQL、Git、Ruby、Ruby on Rails、Python、Flask |
学習形態 | Zoomでのグループ生授業、予習復習用動画学習 |
就職支援の内容 | キャリアスタッフとの面談 履歴書と職務経歴書を提出し、その内容をもとに方向性についてのアドバイスや国内、海外両方の就職についての情報提供を受けられます。 提携エージェントへの引き渡し 面談内容をもとに個々に合った提携エージェントへつないでくれます。 担当者がつくので、相談しながら就職活動を進めていきます。 |
Kredoの就職支援は国内・海外に対応
プログラミング×英語を学べるKredoオンラインキャンプの就職支援は、国内就職・海外就職のどちらにも対応しており、Kredoの就職支援を利用した卒業生の約87%が、国内・海外IT企業への就職・転職を成功させています。
Kredoの就職支援の内容
面談とエージェントへの引き渡しがKredoの就職支援の主な内容です。
- 就職支援を受けたいという要望を伝える
- 履歴書と職務経歴書を提出し、面談日程を調整
- KredoスタッフとZoomで面談
- 各エージェントにて、面接対策、履歴書添削、企業紹介を受ける
入学後のアンケートで、「就職支援を受けたい」という項目にチェックを入れると、フィリピンにいるKredoの日本人スタッフからメールがきます。
そこで日程調整をし、Zoomでの面談を行います。
面談では提出した履歴書と職務経歴書をもとにヒアリングが行われ、具体的な方向や今後やるべきことを教わります。
現地にいるスタッフからフィリピン企業の就職・転職の現状も聞けるのでとても参考になりますよ。
希望条件や現在のスキルに応じてその人に合ったエージェントにつないでくれるので、その後は各エージェントとのやりとりになります。
リクルート・パーソルなど大手人材紹介会社がサポート
Kredoはリクルート社、パーソル社、エンライズ社、灯火社の4社と提携しており、プロのサポートが受けられます。
エージェントの担当者は、こちらがKredoで学んでスキルを得ているということをわかってくれているので、安心して相談できます。
プログラミングスクールの就職支援を活用して転職を成功させる方法
プログラミングスクールの就職支援に頼るだけでは転職は成功しません。
就職支援をうまく活用して、自分で行動することが大切です。
自分のやりたいことを伝える
エンジニアといっても、開発エンジニア、インフラエンジニア、ブリッジエンジニアなどいろいろな職種があります。
開発エンジニアの中でもシステムエンジニア、フロントエンドエンジニア、サーバサイドエンジニアなど細かく分かれています。
つまり職種によっても企業によっても何をプログラムするのかが異なってきます。
Web、スマホアプリ、ゲーム、企業のシステム、基盤サーバ…自分が何に携わりたいのかをよく考えなければなりません。
また、SESか自社開発か、在宅ワークかシフト勤務で夜勤がたくさんあるか、といったように働き方も様々です。
転職後のミスマッチを防ぐために、IT業界の職種について情報収集しながら、自分のやりたいことをある程度明確にして、プログラミングスクールのスタッフさんに伝えるようにしましょう。
自分のやりたいことによって選ぶべきプログラミングスクールやコースも異なってくるので、IT業界の職種についての情報収集はプログラミングスクール入学前から行うことをおすすめします。
求人内容をよく見極める
プログラミングスクールの就職支援では、求人サービス(サイト)からスカウトが届いたり、企業を紹介してもらったりすることができます。
IT業界は転職、引き抜きが激しい業界なので、
「転職先が合わなくてもまた転職すればいい。とりあえず経験のためにどこかしらに転職しよう。」
という考え方もありです。
しかし、あまりにも自分の行きたい道とかけ離れた企業に就職してしまうと、たとえ数か月でも苦痛になってしまいますし、時間を無駄にしてしまいます。
なので本当に行きたい企業を決定する際には、仕事内容、勤務形態、給与、福利厚生などの条件が自分にマッチしているかどうかをしっかり見極める必要があります。
求人情報を見極めた上で疑問がある部分は、面接時にしっかり質問するようにしましょう。
自分で行動する
プログラミングスクールの就職支援はあくまでも転職をアシストしてくれるサービスなので、実際に行動するのは自分自身です。
転職活動を成功させるためには、学習を頑張ってスキルを身につけることはもちろん、
- 就職支援を積極的に活用してIT業界について調べる
- 質の高いポートフォリオや書類を仕上げる
- 面接対策をしっかり行う
といった努力が必要です。
少し意外に思う人もいるかもしれませんが、IT業界はお客様やチームとのやりとりが多いので、コミュニケーションスキルがすごく求められます。
面接でもコミュニケーションスキルや人間性をみられるので、苦手な人はそれなりの対策が必要です。
自分のスキルを最大限アピールして自分に合った企業に転職できるように、プログラミングスクールの就職支援をうまく活用しながら積極的に行動しましょう。
まとめ:プログラミングスクールの就職支援は橋渡し、最後は自分!
プログラミングスクールの就職支援は我々と企業の橋渡しをしてくれるサービスなので、最後は自分の力で内定を勝ち取らなければなりません。
そのためには、
- 就職支援に強いプログラミングスクールを選ぶ
- プログラミングスクールの就職支援をうまく活用する
- 自分の目と耳で確かめて情報の取捨選択をする
- 自分で行動、努力をする
というステップが大切です。
今の時代、IT業界への転職を目指すのは大正解です。
就職支援に強いプログラミングスクールを活用して、転職を成功させましょう!