近年、ノマドワーカーになりたいと考える人が増えています。
ノマドワーカーとは、特定の職場やオフィスに縛られず、自由な場所で働く働き方をしている人のことを言います。
ITや通信技術を活用して仕事をするスタイルが特徴です。
このような働き方を夢見る人は多いですが「ノマドワーカーになりたいがスキルがない」と挫折する人もいます。
今回はスキルなしの状態からノマドワーカーを目指すために、どのような職種を選べば良いかやどのようなことに気をつければ良いかを説明します。
記事のもくじ
スキルなしからノマドワーカーになるために意識したいポイント
スキルなしの人がノマドワーカーを目指すとき、どのような観点から職種を決めればよいのかを解説します。
ネットだけで仕事ができるか
ノマドワーカーとして働くためには、パソコンとネットだけで完結する仕事を選ばなければなりません。
これはスキルなしからスタートするかどうかにかかわらず、必須の条件だと考えましょう。
基本的にはネット上でクライアントとやり取りをして、仕事の受注から報酬の支払いまでを済ませます。
頻繁にクライアント先へ出向くような仕事や仕事場所が指定される業務はノマドワーカーに適していません。
どうしてもクライアント先に出向かなければならないことはあるかもしれませんが、基本的にはネット上で完結する仕事を選択します。
時間的な拘束が少ないか
時間的な拘束が少ない職種を選ぶべきです。
ネットで完結する仕事であっても時間的な拘束があると、自由に働きにくくなってしまいます。
例えば、朝の打ち合わせが必須の仕事ではノマドワーカーとして働きにくいでしょう。
必ずその時間に対応する必要があるため、自分の生活リズムに合わせた働き方や海外での仕事受注などがしにくくなってしまいます。
クライアントとのやり取りが最小限で済むか
クライアントとのやり取りも最小限で済むような職種を選びましょう。
クライアントとのやり取りが多くなると、自分のリズムで仕事を進めにくくなります。
時にはクライアントからの連絡を待つしかなくなり、仕事が進まなくなる可能性もあるのです。
仕事の受注から納期までのやり取りが最小限で済む職種を選ばなければ、自分の負担が増えるので注意が必要です。
スキルなしでもノマドワーカーを目指せる5つの職種
スキルなしでもノマドワーカーを目指せる職種はいくつもありますが、今回はおすすめの5つを紹介します。
プログラマー
プログラマーはスキルなしでもノマドワーカーを目指せる代表的な職種です。
仕事を受注してしまえば自分の好きなタイミングで働ける案件が多く、ノマドワーカーに適しています。
また、IT系の人材は需要が高く単価が高い状況です。
プログラマーとして働けるようになれば、スキルなしだった人でもノマドワーカーとして稼げるかもしれません。
ただ、注意してもらいたいのはプログラマーを目指す人が増えてきている点です。
プラスアルファのスキルも習得し、他のプログラマーやノマドワーカーに負けないアピールポイントを持ちましょう。
Webデザイナー
WebデザイナーはWebサイトに必要なデザインや素材を作成する職種です。
具体的にはWebサイト全体のデザインやWebサイトで利用する各種バナーなどを作成します。
ノマドワーカーとして働く場合「デザインだけを担当する」「HTMLなどのマークアップも担当する」という選択肢があります。
デザインだけで勝負する人は多いですが、これだけではノマドワーカーとして働いても単価が低いのが事実です。
そのため、デザインを軸にしてWebサイトのマークアップなどもできるようになることが求められます。
また、クライアントの求めるデザインを作成するためには専門的なソフトを扱える必要があり、PhotoshopやIllustratorなど主要なソフトのスキルが必要です。
動画編集
近年需要が高まっているのが動画編集に関わる職種です。
YouTubeやTiktokなどにアップロードする動画を作成する案件が増えています。
作業内容はクライアントによって異なりますが、動画のカットや接続、効果音やバックグラウンドミュージックの選択、各種テロップの挿入などです。
案件が多く短時間でスキル習得しやすいことからノマドワーカーとして働きやすい仕事ではありますが、近年は動画編集が簡単にできるツールが公開されていて、単価が下がり気味です。
ライター
ライターはクライアントからの依頼に基づいて文章を作成する仕事であるため、働く場所をほとんど選びません。
今までに文章を書いた経験があれば着手しやすい仕事でもあります。
そのため、スキルなしでもノマドワーカーになれる仕事だといえるでしょう。
また、文章を書いた経験がなくとも専門的な知識があれば重宝される仕事でもあります。
Webマーケター
WebマーケターはWeb上でのマーケティングを成功させる職種です。
専門的な知識と同時に成功させるためのセンスも問われます。
スキルを身につけながらセンスも発揮できれば、ノマドワーカーとして活躍可能です。
案件数の多い職種でもあるため、ノマドワーカーとして働ける案件を見つけやすいのも特徴です。
スキルなしからノマドワーカーを目指す5つのステップ
スキルなしからノマドワーカーを目指す際は、以下のステップでチャレンジしてみましょう。
働きたい職種を決める
最初にどのような仕事で働きたいかを決めます。
ノマドワーカーに適した仕事は上記で説明しているため、それらから選ぶようにしましょう。
いくつもの仕事を紹介しましたが、現在はIT系のノマドワーカーが人気です。
そのため、プログラマーやWebデザイナーとして活躍する方向で考えることをおすすめします。
最低限の仕事が受注できるレベルまでスキルを習得する
スキルなしの状況では大半の仕事は受注できません。
何かしらの仕事を受注したいと考えるなら、多少なりともスキルを習得する必要があります。
そのため、まずは最低限の仕事が受注できるレベルまでスキルを習得しましょう。
スキルの習得方法はいくつも考えられますが、例えば以下の選択肢があります。
- 書籍
- 動画コンテンツ
- オンラインサイト
- スクール
- 友人や知人からの教育
雇われてスキルを習得する以外は、自分で何かしらに投資してスキルを習得しなければなりません。
基本的には独学に役立ちそうなものを購入して、それを中心に学習します。
プログラミングなど、スキルを習得するためのスクールが存在する職種もあるため、そのような職種についてはスクールの活用も検討しましょう。
安価でも仕事を受注してスキルを高める
最低限のスキルが習得できたなら、まずは案件を受注してさらにスキルを高めていきます。
実践的なスキルは案件を受注しなければ取得できないため、まずは案件の獲得を目指しましょう。
クラウドソーシングサービスなどを利用して、副業的に案件の受注を目指します。
ただ、スキルなしから勉強しても、簡単にクライアントの求めるスキルは習得できません。
そのため、まずは安価で対応してくれる人材を求めるクライアントを見つけ、とにかく仕事を受注すべきです。
自分のスキル不足でクライアントに迷惑をかけることはあるかもしれませんが、クライアントもある程度はそれを理解して安価に設定しています。
クライアントに怒られるなど精神的な負担がかかることはありますが、くじけずにスキルアップを目指しましょう。
ポートフォリオを増やしてスキルを証明する
安価でもとにかく仕事を受注できれば、自分のポートフォリオが増えていきます。
スキルなしの状態ではポートフォリオを作れませんが、案件を重ねていくことでポートフォリオの作成が可能です。
IT系であれば構築したシステム、デザイン系であれば今までに作成したチラシやWebサイトなどを集約しておくといいでしょう。
作成したポートフォリオをクライアントに見せれば「自分にはこれだけのスキルがある」と証明できます。
クライアントもスキルがあるかどうかを判断しやすくなるため、スキルに納得して発注してもらえます。
なお、ノマドワーカーとしての仕事が安定してきても、さらに条件のよい仕事を得られるようポートフォリオは定期的に更新しなければなりません。
ノマドワーカーへと転身する
ポートフォリオが充実して平均以上の単価で仕事を獲得できるようになれば、ノマドワーカーに転身してもよいでしょう。
ノマドワーカーの仕事だけで生きていけるレベルになっていなければ、結局挫折して会社員などに戻ってしまいます。
そのため、スキルなしからノマドワーカーを目指す場合は、副業などからスタートするといいでしょう。
基本的にノマドワーカーはフリーランスとしての働き方になります。
会社員など雇用されている状況からフリーランスとして独立することが、ノマドワーカーへの転身と考えてよいでしょう。
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授業中のみならず、課題でわからない部分を質問する際も英語を利用しなければなりません。
英語についても「英語に苦手意識がある」という人がいるかもしれませんが、生徒の85%が初級者です。
事前に英語のスキルを高める授業が用意されているため、現状の英語スキルについては気にする必要がありません。
まとめ:スキルなしからノマドワーカーになりたいならばIT系がベスト
スキルなしからノマドワーカーになる方法について説明しました。
ノマドワーカーには適した職種があるため、スキルなしからノマドワーカーになる際はそれらから選択しましょう。
今回は5種類の職種を紹介しましたが、それらの中でもプログラマーやWebデザイナーがおすすめです。
IT系の人材は数多く求められているため、今からでもスキルを習得すればノマドワーカーとして活躍できます。
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