今回は、営業職を経て、IT未経験からKredoのインターン型実践プログラムまで受講し、英語とプログラミングのスキルを身につけた片山さんにインタビューを行いました。
- レッスンの様子を知りたい
- 英語でプログラミングを学ぶメリットを知りたい
- インターン型実践プログラムの内容を知りたい
- 受講する際の心構えを知りたい
という方には必見の記事です。
自己紹介
これまでのキャリアやKredo受講のきっかけを含めて、自己紹介をお願いします。
10年近く2社で化学品の営業職をやっていました。コロナ禍になって世界中で働き方が変わり、在宅勤務という新たな働き方を知りましたが、勤めていた業界が古い業界で、新たなことを取り入れない、営業は訪問することが絶対という考え方だったので、そこに疑問を感じました。日本の経済力が下がっているため、このまま日本に居続けられない可能性も出てくると思ったとき、どこかの国に行って仕事ができるスキルがないことに焦りを感じていましたね。コロナ禍で事務処理をすることが多くなり、エクセルの関数を扱っているとき、エラーを処理したり、ずっとカタカタ作業をしたりするのは自分に向いてるなと思いまして、それに近い仕事はプログラマーだなと考えていました。海外で働くことも視野に入れて、好きな英語も生かしたいなと考えていたときにFacebook広告を見て、セミナーに参加したのがきっかけで「これだな!」と思い、Kredoに入りました。
新卒から営業をしていたのですか?
いいえ。新卒ではコンビニの弁当を卸している食品会社で働いていました。そこはブラック企業だったので3か月程で退職しました。退職後少し派遣で働き、その後入ったのが化学系の営業です。そこで5年働き、さらに次の会社で5年働いたという感じです。
そうなんですね。ITとは無関係の業界だったんですね。
そうですね。Kredoを卒業した現在は、エンジニアのアルバイトをしながらTOEICの勉強をして、本格的な転職に向けて準備をしています。
エンジニアのアルバイト!まさにいま下積み中なんですね!
Kredoの受講(Webデベロップコース・インターン型実践プログラム)
Kredoの受講を決めた時に感じていた課題や変えたかったポイントは何ですか?
もう、全部ですね。給与面で言うと年功序列なので役職につかないと上がらないですし、上がったとしても少ししか上がらず、それ以上に責任がのしかかるという状況で…だからといって転勤も嫌だなと思っていました。働き方の疑問もあり、業界を変えたいなと思ったのが大きかったですね。
ありがとうございます!受講前のスキルについてうかがわせてください。英語とITのスキルはどのくらいでしたか?
英語に関しては、旅行に行っても問題ないレベルでしたが、リスニング力が低くて、TOEICは500点を切っているという状況でした。プログラミングは何も触ったことがなく、スキルゼロでした。
ITはゼロからのスタートだったんですね。Kredoの授業で印象に残っていることは何ですか?
英語の授業に関しては、ITレッスンが始まる前に平日は1日2,3コマ、土日は5,6コマ詰め込んでいました。たくさん授業を受けたことで、最後の方に「なんでこんなにしゃべれてるんだろ?」と思うくらいすごい変化を感じることがありました。最初は話したいことが出てこないということがありましたが、詰め込んだおかげでスムーズに聞いたり話したりできるようになったというのが印象に残ってますね。
詰め込み期間はどのくらいでしたか?
1か月くらいですね。
その期間でリスニングやスピーキングのスキルが上がったんですね。受講後TOEICは受けられましたか?
はい。100点以上上がりました。
短期間で100点も上がってすごいですね。ITはどうでしたか?
そうですね。それでもまだ全て聞き取れるレベルにはなかったので、ITレッスンに入ってからはリスニングに苦労して、レッスンについていくのに必死でした。担当の先生の英語にだんだんと慣れて聞きとれるようになりましたが、慣れるまでが大変でしたね。
最初は英語での授業についていくのに時間がかかったということですね。
そうですね。ITスキルがゼロだったので、授業以外にも独学でYouTubeやオンライン教材を使って、日本語で復習するようにしていました。
先生に質問をすることはありましたか?
授業中は聞いていましたが、そもそも質問の内容が出てこなかったので、わからないことをクリアにするために、Kredoが提供してくれている授業の復習動画を見直したり、YouTubeやオンライン教材で調べたりしましたね。
すごく努力をされたんですね。ところで、インターンまで取り組もうと思ったのはなぜですか?
プログラミングスクールを卒業したという人はいっぱいいる中で、実践経験を積めるスクールは他になかったので、年齢も年齢ですしインターンまでやっておくべきだと思ったからです。
他の人と差別化をはかるためですね。
そうですね。
海外経験や留学経験はあったんですか?
留学はしたことがなく、旅行がメインですね。
どの辺に行かれてたんですか?
ヨーロッパが好きでたくさん行きました。
東南アジアには行ったことはありますか?
ないですね。
フィリピン人の先生の授業はどうでしたか?
これまでフィリピンの人と話したことはありませんでしたが、旅行の経験が生きて、外国人と話すという部分には最初から抵抗はなかったですね。
それはよかったです。授業でポートフォリオは作りましたか?
はい、インターン期間中に作りました。
どういうものを作りましたか?
共通の趣味をもつ人と友達になるためのマッチングアプリを作りました。アプリ上で会話を楽しんだり、写真などを投稿したりする機能をつけました。
グループ開発ですか?
私含めて3人でのグループ開発ですね。
グループ開発の経験はどうでしたか?
最初はすごく緊張しましたし、始まってからもどういうやり方で進めるのかというのが予想できなくて戸惑いましたが、数日経って緊張が減ってきて、作業に集中できるようになりました。1からアプリを作るということで、授業で触れていなかったJavaScriptを使う必要があり、先生に何度も泣きついて助けてもらいながら作りました。そこは苦労しましたね。
それは大変でしたね。タスクの分担は自分たちでやったんですか?
はい。自分たちでやりました。アプリを作る前にFigmaでデザインをしたので、その担当したページを作ろうという話になりました。
開発を進める上でのコミュニケーションは難しい面もあると思いますがどうでしたか?
グループのメンバーにまとめるのがうまい人がいたので、その人のおかげですごくスムーズにいきました。バーチャルオフィスのGatherを使ってコミュニケーションを取っていましたが、わからなかったらすぐに先生に質問しに行けて、うまくやりとりができていました。
仕事のイメージはわきましたか?
けっこう先生に助けてもらっていたので、実務ではそういう先生がいない中でやっていかなきゃいけないとなると大変だなと思いました。
そうですよね。授業ではどのように作品を作ってましたか?
先生が打ってることをまねして打って作るというのが基本だったので、これを打つとこういう動きをするのかなと予測しながらやり、後で復習したとき、こういうことだったのかと理解するようにしました。
なるほど。Kredoは対面でのグループレッスンが特徴ですが、感じたメリットやデメリットはありましたか?
エラーが起こったらすぐに聞けるというメリットは大きかったですね。難しいエラーが起こったときに、先生が私の画面を遠隔操作しながら教えてくれたのも理解しやすかったです。あとは、一緒に受講してる生徒さんの中に、問題を出されたら何でもすぐにできる人がいたので「遅れないようにしなきゃ」とあせる場面がありました。刺激にはなりましたが、他の生徒さんがいることで逆にあせってしまうというのはデメリットだなと思いました。
確かにそう感じることもありますよね。仮に自習型教材だとどうでしたか?
自習型教材だと途中でだらけてたなと思います。Kredoはけっこうな金額をかけて学んでいるので、受けなきゃもったいないという思いも強かったですね。
Kredoが他のスクールと違う点は、ITを英語で学ぶというところですが、そこについてはどう感じましたか?
最初は自分の中で「ちょっと背伸びしすぎちゃったかな。無謀だったかな。」と思いましたが、毎日の対面でのリアルタイム授業で負荷をかけられたので、だんだん慣れて、インターンのときには英語でのやりとりにほとんど苦労しなくなりました。ただ、インターンの最後にやった英語でのプレゼンテーションは、オーディエンスがたくさんいてすごく緊張しましたね。なんとかなるという精神で頑張りました。
わからないことを英語で調べるということはありましたか?
エラーが出たとき、日本語で探しても情報がみつからなかったら、英語で調べてましたね。授業ではその都度先生に聞いていたので調べることはあまりしなかったですが、インターンのときはよく英語で調べていました。
英語で学んでよかったなと思いましたか?
そうですね。よかったなと思ったと同時に、終わってみて、すごいことをやってたんだなと思いました。
そうですよね。特によかったなと思った点はどういうところですか?
スキルゼロからやって、現在エンジニアとして働けているので、仕事につながるようなことができたかなと思っています。たくさん知識が得られたのでよかったです。Kredoを知らずに、必死こいて営業の仕事をしていたので、人生観が180°変わったなと思います。営業の経験を生かせれば、今後SEにもなれるのではと思って、間口が広がった気がします。あと、今やってるエンジニアのアルバイトで、中国人の社員に日本語がうまく通じなかった場面でスムーズに英語が出てきて話せたのは、Kredoで英語を学んだおかげだなと思いました。
営業、英語、ITのスキルをかけあわせれば最強の人材になりますね。
希少価値は高いなと思います。年齢が年齢なのでどこまで行けるかわからないですが、年齢を気にせずにやっていこうと思います。
これからが楽しみですね。
今後のビジョン
今後のビジョンについて教えてください。
今やってるエンジニアのアルバイトでは主にPythonを使ってるのですが、どちらかというとPHPなどWeb系の方が好きだなと感じたので、その方向に進みたいなと思っています。
なるほど。でもいきなりPythonを扱っていてすごいですね。
全然わからないので、ChatGPTに聞きながらやってます(笑)
一度PHPを学んでベースがあるからできるという部分もあるんですかね。
それはすごくあります。ハードルは低かったですね。一番最初の入り口がPHPに似てるのですんなり入れて、ChatGPTを使ったらけっこうできるなと思いました。
ちなみにプログラマーとしてどんな仕事をしてるのですか?
会社から言われた作業をして、最終的にフルスタックエンジニアに渡して仕上げてもらうという流れです。
コーディングもされるんですか?
そうですね。ChatGPTを使いながら書いています。
エンジニアのアルバイトをしようと思ったのは、経験を積みたかったからですか?
それが1番でしたね。Kredoを受講していたときは退職していたので、卒業後久しぶりに働くにあたってリハビリも必要ですし、業界について知りたいと思ったので、卒業後はアルバイトとして働きながらTOEICを勉強して、点数をとってから本格的に転職活動をしようと思いました。
今後考えている業種や業界はありますか?
プログラマーとして働きたいなと思っています。パソコンと向き合ってカタカタしたいなという気持ちが強いですね。業界としてはIT業界であればいいかなと思っています。
10年後の目標はありますか?
10年後の日本の状況に応じて、ここに住んでるとやばいなと感じたときに海外移住ができるレベルにしておきたいですし、そのためにフリーランスになれるくらいのスキルはもっておきたいなと思います。
選択肢が広くていいですね。最後に、今回大きな挑戦をされたと思いますが、これから受講する方へアドバイスをお願いします。
私は子どもがいないので融通が利きましたが、私と同じくらいの年齢の方はお子さんがいる方も多いと思うので、そこでいかに時間をつくるかということと、家族としっかり話し合い、家庭内プレゼンをして熱意を伝えて、家族全員で受講してるという認識をもつことが大事かなと思います。自分自身は、最終的に転職して年収アップをするということを伝えて協力してもらいました。Kredoを受講したことによって、今までどれだけムダな時間を過ごしていたのかということを再認識できたので、日々の生活を変えられたなと思います。 二の足を踏んでいたら年齢を重ねるだけなので、何かしら変えたいと思っているのであれば、まずは挑戦してほしいですね。悩むならその後悩めばいいかなと思います。
貴重なお話をありがとうございました。