こんにちは、Kredo編集部です!
今回は、30代前半IT未経験からKredoを受講して、IT企業へ転職、テストエンジニアとしての経験を積んだ後、パラレルワーカーのフリーランスとなった神尾さんへインタビューを行いました。
- Kredoのレッスンの特徴を知りたい
- 英語でプログラミングを学ぶメリットを知りたい
- IT未経験からIT転職したい
- 時間と場所に縛られないフリーランスになりたい
という方は必見の記事です!
記事のもくじ
自己紹介
自己紹介をお願いします。 神尾早織です。30代前半でIT未経験からKredoを受講してSESのIT企業へ転職した後、現在はフリーランスとして働いています。
ありがとうございます!神尾さんはこれまでどういったお仕事をされてきたのですか? 大学卒業後3年間小学校教員を、その後4年間特別支援学校教員をしていました。
そうだったんですね。どうして教員を退職してキャリアチェンジしようと思ったのですか? 教員はやりがいがあって好きな仕事だったのですが、生徒のキャリア教育をしている中で、自分も違う仕事を経験したいという気持ちが強くなったんです。 あと留学もしたくて。教員は「やりきった」と思えたので、迷いなく退職を申し出ました。
それは大きな決断ですね。周りの皆さんの反応はどうでしたか? 教員は安定している仕事だからか、転職や留学といった理由で辞める人はほとんどいませんね。いろんな先生から「よく決断したね。」と言われました。でも、教員免許を持っていればいつでも教員に戻れるという安心感もあったので、ここで退職して新たなことに挑戦しようと思い、30歳を目前に退職しました。同僚、生徒、保護者みんなが応援してくれたので「恥じないように成長しよう!」と強く思いましたね。
教員を退職してからどのような道を歩んだのですか? 2020年3月末に退職して、本当はすぐにフィジー留学に行き、そのままオーストラリアでワーホリをしようとしていたんです。でもコロナで緊急事態宣言が出て、どこにも行けなくなってしまって…。その間退職した学校から声がかかり、非常勤講師として働きながら留学に行ける時を待っていました。そして2020年12月にようやくフィジーに行けることになり、半年間留学をしました。ワーホリはまだ行ける状況ではなかったので、諦めて帰国し、Kredoを受講することにしました。
そうだったんですね!Kredoはどのようなきっかけで知ったのですか? 留学を待ってる時に他の留学先について調べていて、たまたまKredoをみつけました。
なぜKredoを受講しようと決めたのですか? Webサイトを作れるようになりたくて、プログラミングを学びたいと思っていたのと、ワーホリに行けなかったので、その代わりに留学経験をしたいと思ったからです。 プログラミングを身につけられ、コロナ渦でもオンライン留学ができるKredoに魅力を感じました。
なるほど!留学経験はあってもプログラミングは未経験だったってことですか? はい、そうです。プログラミングは未経験でした。英語ももともと超苦手で、初心者でフィジー留学に行き、ようやくちょっとできるようになったかなくらいだったので、まだまだ初心者レベルでしたね…。
IT未経験からKredoオンラインキャンプを受講
Kredoの授業はどうでしたか? プログラミング未経験の私にとって序盤はかなりハードでした。先生の言っていることを聞き逃さないようにして、画面を見ながら自分のPCにコードを書いて、ノートにメモして…と1度にやることが多くて、めちゃめちゃ神経使って授業を受けてました。でも練習問題を自力でやって、プログラムが思い通りに動いた時はすごくうれしかったです。授業についていくのも毎日の宿題もすごく大変でしたが、単元ごとにこの喜びを味わうので、プログラミングの楽しさを感じていました。
宿題も大変だったんですね。 はい、けっこう時間がかかりました。Kredoの授業はすべて録画されるので、宿題をスムーズにやれるよう、毎日録画を観て復習するようにしていました。
授業録画を観て復習されていたんですね!復習は大事ですよね。 そうですね。授業中は余裕がなくて理解できなかった部分も、後々冷静に録画を観ると簡単に理解できたということが頻繁にありました。私の場合、復習をすることで大きくつまづくことなくレッスンについていけたかなと思います。あと、録画を観ると「この場面でこうやって質問すればよかった〜」「こういう意見を言えばよかった〜」と悔しくなるので、「次は上手く伝えられるようにしよう!」という気持ちを高められました。
なるほど。復習の効果は大きいですね。英語の面ではどうでしたか? Kredo受講前に英単語は勉強していたので、日常会話のような場面では単語を拾いながら言っていることを理解できたのですが、PC操作の指示はなかなか理解できなくて大変でした。例えば「ブラウザ」や「エディタ」など日本語でも使われるIT用語に今まで触れたことがなかったので、まずそういう言葉の解釈が追いつかなかったですね。けっこう盲点でした。あと、質問する時に英語がパッっと出てこなくて、もどかしさを感じることもありました。
そういった課題に直面した時にどう解決したんですか? 聞くだけでなく、こちらから発言する機会も多くしようと思いました。翻訳アプリに頼って、聞きたいことを先に先に調べて、テンポよく会話できるようにしました。そうしたことで、プログラミングの技術的な質問でも簡単な文法で伝えられるんだということが徐々にわかってきて、知ってる表現を駆使できるようになりました。
英語で質問することに慣れていったんですね。Kredoを受講して、英語の力はつきましたか? はい!一度聞き逃したらその後どんどん崩れる気がして、かなり集中して授業を受けていたので、英語力は確実につきました。
特にどんな力がつきましたか? 特にリスニング力と語彙力がついたなと思います。毎日英語漬けだったので、先生が何度も言うフレーズや単語を自然に覚えられました。IT用語を覚えられたことで、受講の後半はコーディングの説明や操作の指示もほぼ理解できるようになりました。
すごく成長されたんですね。今振り返り、Kredoを受講してよかったですか? はい!よかったです。毎日リアルタイムレッスンで、学校に通うようにKredoが生活の中心になって、たくさんのことを学べて楽しかったです。
リアルタイムレッスンという授業形態が学習しやすかったということですか? そうですね。わからないことをその場で聞けるというのは大きかったです。「英語だから聞き逃しちゃいけない」といういい意味でのプレッシャーがあり、常に集中力を高めた状態で受講できました。日本語のレッスンや動画を視聴するだけの授業だったら「後で理解すればいいか」となって、ゆるく学習しちゃってたと思います。
なるほど。集中して学習できる環境がよかったんですね。 「家で受講できるけどサボれない」という学習環境は最高でしたね。ほぼ毎日宿題が出て、授業の最後に次の日にやることが示されるので、連続性があり、サボる間がなかったです。
ありがとうございました。Kreodの授業がしっかり身についたようでよかったです。
転職活動・フリーランスについて
どういう方向で転職活動に取り組みましたか? 最終目標はフリーランスになり、自分で稼げるようになることだったのですが、IT未経験でいきなりフリーランスは厳しいかなと思い、まずはIT企業への転職を目指すことにしました。
そうだったんですね。転職活動の方法を教えてください。 いろんな転職サイトに登録して、よさそうな企業があったら応募しました。自分のペースで転職活動をしたかったので、エージェントは使いませんでした。
転職活動をしてみて、わかったことや感じたことはありましたか? 未経験OKの求人は少なく、さらに年齢制限がある企業も多く、30代IT未経験での転職の難しさを感じました。
どういう基準で企業を探しましたか? いろいろリサーチしていくうちに、IT業界は実務経験が大事だということがわかりました。なのでまず、何かしらの経験を積むことを優先に、年収等は気にせず未経験OKの企業に絞って応募しました。
可能性がある企業に狙いを定めて転職活動を行ったんですね。 はい。目先のことより将来を考えて早めに働きたかったので、短期で転職活動をしようと思いました。
結果はどうでしたか? 4件目に応募した企業から内定をいただきました。
早めに内定をもらえましたね。その会社はどんな会社でしたか? SES企業でした。テストエンジニアとして現場に派遣され、並行して各自でJavaの課題を進めて、開発エンジニアを目指すという感じでした。
なるほど。どのような仕事を経験されましたか? 銀行のシステムや鉄道の発券システムなどのテスト、仕様書の修正、議事録や打ち合わせ資料の作成など現場によっていろんな仕事を経験しました。
大変だったことはありますか? 仕様書に書かれている内容を理解したり、テストの操作方法を覚えたりするのは最初大変でした。そのシステム自体の知識も必要なので、頭に入れなければいけないことがたくさんありました。でもKredoで勉強したおかげで横文字の業界用語の意味はすぐに理解できたので、未経験でも現場のやり取りについていけました。
Kredoの学びが生きたんですね。転職してよかったですか? はい。すごくよかったです。数ヶ月おきに違った現場に参画して、IT業界の慣習や職種、仕事内容を学べて、短期間ですごく成長できたなと感じました。民間企業での勤務経験がなかったため、いろんな会社を見てみたいと考えていた私にとってSESでの経験はすごくいい社会勉強になりました。「まずはIT業界に入って何かしらの経験を積む」という精神で転職活動をしてよかったなと思いました。
充実したキャリアだったんですね。そこから今度はどうしてフリーランスになろうと思ったのですか? 好きな時に休んで、好きな時に仕事をしたかったからです。平日って店や観光地が空いてたり、美容室などのサービスやランチが安かったり、いろいろお得感を味わえるじゃないですか。なので平日をオフにしたかったんですよね。あとリモートワークにして身支度の時間や通勤時間をなくし、その分もっとプログラミングの勉強にあてたいなというのもありました。SES企業でいろんな経験ができて満足したので、もともとの目標であるフリーランスになろうと決意しました。
どういうフリーランスを目指そうと思ったのですか? 1つの仕事だけでなく、いろんな仕事を組み合わせて働くフリーランスになろうと思いました。
パラレルワーカーですね。 はい。1つの同じ仕事を毎日やり続けるのは飽きちゃうんですよね(笑)。毎日に変化をもたせるためにも、仕事を少しずつ掛け持ちする働き方が自分には合ってると思いました。
具体的にはどんな仕事をされているのですか? 主にWebディレクター、ライター、コーダーですね。 もともと個人でブログ運営をしていてオンラインサロンでライティングやSEOの勉強をしていたんです。そこからライターやブログ記事のディレクションをするWebディレクターの話をいただき、業務委託や個人からの依頼でやらせてもらっています。あと他に、Web制作会社の業務委託をやっています。そこではHTML/CSS、JavaScriptを使ったコーディング、ノーコードツールでのHP制作、ブログ記事の校正、HPやインスタグラムで使うクリエイティブ作成などいろんなことをやらせてもらっています。
幅広くWeb関係の仕事をされているんですね。Web制作会社の業務委託の仕事はどのように獲得したのですか? 転職したSES企業で経験を積む中で、私はやはりWeb制作(フロントエンド)の仕事がしたいと思ったんです。転職サイトで調べていた時に、Web制作の仕事は「アルバイト」や「業務委託」の募集もあるということを知りました。これは私にぴったりだと思い、応募をして面接を受けたら内定をいただいたという感じです。
そうなんですね。やりたかったことができる会社に業務委託で関われて理想的ですね。面接ではどんなことをアピールしたのですか? Kredoで英語でプログラミングを学んだことをアピールし、授業で作ったポートフォリオも見せました。教員時代の経験や前職のSES企業の経験も語り、コミュニケーション力や粘り強さのような部分もアピールしました。 このWeb制作会社は、Web制作の他、SEOコンサル、SEOツールの開発、ブログ記事制作もしている会社なので、自分でブログ運営をしていてSEOライティングができることも伝えました。
今までの経験から、たくさんのことをアピールできたんですね。 そうですね。この会社で経験したいと考えていた「コーディング」の部分は実務未経験だったので、いろいろな経験をアピールできたことでその部分をカバーできたのかなと思います。
パラレルワーカーのフリーランスとして、今はどのようなスケジュールで働いているのですか? 今はどの仕事もフルリモートで働いています。Web制作会社の業務委託は月・火・木の9:30〜18:30と決まっているのですが、他の仕事の時間は決まっていないので、好きな時間に作業をしています。私は夜中に集中できるので、夜中に仕事することが多いです。
自由な時間に仕事ができていいですね!他にフリーランスのいいところを教えてください。 友達と遊ぶ予定を合わせやすくなり、平日に出かけられるのはすごくお得感を感じます。昼寝ができるところも幸せだなと思います。仕事面では仕事量を調整できたり、やりたくない仕事を断ったりできるので、無理なく働けます。勉強の時間も確保しやすいですね。まだまだいいところはたくさんあって…ワーケーションができる、服を買わなくていい、美容関係の予約が取りやすい(安い)、多少体調が悪くても働ける、楽な姿勢で仕事ができるので身体に負担がかからない、寝坊の心配がない、役所や銀行に行きやすい、宅配便をすぐ受け取れるなどなど。
たくさん出てきますね(笑)。逆に大変なことを教えてください。 慣れていないからか確定申告が大変で、経理の知識が必要だなと思いました。あとは、働く時間が自由な分、自分を律しないとダラ〜としてしまうので、集中力を高める自己管理みたいな部分も大変だなと思います。その他にもストレスを溜めないためのアンガーマネジメント、スケジュール管理やタイムマネジメントなどあらゆる管理が大切だなと痛感しています。
なるほど。フリーランスになってみてわかる大変な面もあるんですね。今の仕事は楽しめてますか? はい。毎日違った作業を楽しめてます。HTML/CSS、JavaScriptを使ったコーディングを少しやりながら、WordPress、Figma、WixといったWeb制作で使うツールを使った仕事ができていて、Web全般のスキルが高まっています。働きながら成長を感じられてすごく楽しいですよ。
Webに携わるとなったら、プログラミング以外のスキルも必要ですもんね。いい経験を積めてますね。
卒業後もKredoオンラインコミュニティを活用
フリーランスとしての仕事もプライベートも充実していて何よりです。 はい!卒業後もKredoのコミュニティを利用していて、そちらも充実しています。
いろんなイベントに参加してくださってますよね。 そうですね。オンライン交流会、セミナー、オフ会などでいろんな方から情報を得て、刺激を受けています。あとは生徒主体のイベントとして、転職情報共有会や飲み会、ヌン活を企画し、オフラインで集まってわいわいしたのは楽しかったです。
コミュニティで得られることってなんですか? 得られることはたくさんの情報とやる気ですね。プログラミングも英語もまだまだ勉強が必要なので、勉強方法をシェアし合える環境はありがたいです。コミュニティメンバーには様々なバックグラウンドをもった方がいるので、普段知ることのない職業のこと、海外経験、世代ごとの文化の違いなどを知れて勉強になります。Web業界で働いていくには、結局「人の心を動かす力」みたいなのが大事なんですよね。その力を養うには多様な考え方やトレンドに触れることが大切で、コミュニティでの交流はそういう意味で今の仕事に役立ってます。あとはコミュニティメンバーから頑張ってる話を聞くとすごくやる気をもらえますね!
なるほど。コミュニティの意義はたくさんありますね。 そうですね。そういえば、バーチャルオフィス「oVice」で24時間メンバー同士交流したり、自習をしたりできるのはすごくいいですね。作業中や勉強中はいつも「oVice」に入るようにしていて、時間がある時は雑談ルームで話をして息抜きしてます。
ありがとうございます。コミュニティを活用しつくしてますね! 知見を広げるためにもやる気アップのためにも、これからも活用しつくします!
好きな時に交流できるKredoコミュニティラウンジの様子
今後の目標
今後の目標を教えてください。 もっと早く正確にコーディングができるようになって、コーダーとしての仕事を増やしていきたいです。そして、今やっている仕事全てのスキルを伸ばし、倍以上の収入を得られるようにしたいです。将来的には海外に支店をもつ企業の業務委託などの仕事を得て、海外で働いたり、外国人と共同でWeb開発をしたりするのも目標です。
収入面でも目標を決めてるんですね。 フリーランスはスキルや努力、やり方次第でどんどん収入を上げることが可能です。今の快適な生活を維持しながら、自分の力で収入を上げていきたいですね。そのためには働きながらプログラミングやWebデザインの勉強を頑張らなきゃです。英語を使った仕事にも携われるように、英語力も高めていきたいです。
さらに勉強してスキルアップしたら、収入を上げたり、海外の仕事もできたりしそうですね。 そうですね。私は今後ずっとWeb制作やWeb業界に携わっていきたいと思ってるので、知識やスキルを広げたいです。
応援しています!今回はありがとうございました。