近年はエンジニアを目指す人が多いですが、「未経験でエンジニアになるのはやめとけ」と主張する人が一定数います。
確かにエンジニアは負担がかかる部分があるため、やめとけと言われてしまうのも不思議ではありません。
今回は未経験からエンジニアはやめとけと言われる理由の解説とエンジニアを目指す場合に検討してもらいたいプログラミングスクールを紹介します。
記事のもくじ
未経験でもエンジニアにはなれる
そもそも疑問を持っている人が多いのは「未経験でもエンジニアにはなれるのか」という部分でしょう。
結論的には「やめとけ」と言われるものの未経験でもエンジニアにはなれるため、まずはこの点をご説明します。
未経験はやめとけといわれるがエンジニアにはなれる
未経験からエンジニアになることはやめとけと言われる傾向にありますが、エンジニアになることは不可能ではありません。
エンジニアはスキルがあれば活躍できる職業であるため、未経験でもスキルを習得すれば十分に活躍できます。
スキルの習得さえできていれば、クライアントは未経験からエンジニアになったかどうかなど気にすることはありません。
「やめとけ」と言われてしまう背景には「エンジニアとして活躍できない」との考えがあるようですが、実際には活躍できるかどうかはスキル次第なのです。
やめとけといわれるため覚悟は持つべし
未経験からエンジニアになることは可能ですが、未経験から目指すならばある程度の覚悟は持つべきです。
エンジニア業界は技術の進化が高速であるため、スキルを習得するためにはそれなりの努力が求められます。
基本的なスキルに加えて新しいスキルも並行して習得する必要があり、エンジニアを目指すタイミングが遅ければ遅いほど負担が増えてしまうのです。
このような学習量の多さや負担が、未経験からエンジニアはやめておけと言われる背景にありますが、覚悟を決めてスキルの習得ができれば充分活躍できます。
未経験はエンジニアをやめとけといわれる6つの理由
未経験者はエンジニアをやめとけと言われる理由は以下のとおりです。
エンジニアはかっこいいイメージだけではないから
未経験でエンジニアを目指す人の中には「エンジニアはカッコいい」とのイメージを持つ人がいます。
確かにエンジニアはプログラムなどを開発しかっこいい部分はありますが、きつい部分もあるためイメージだけで目指すとやめとけとアドバイスされるでしょう。
特に、エンジニアの業務には地味なものが多数含まれているため、イメージだけでエンジニアを目指すとギャップで挫折してしまうかもしれません。
かっこいいイメージがあるのは間違いないですが、それだけで未経験からエンジニアを目指すことはやめておきましょう。
多重下請け構造できつい立場になるから
未経験からエンジニアはやめとけと言われる背景にはIT業界の多重下請け構造が挙げられます。
IT業界は人材確保の観点から下請けに発注する機会が多く、下請けになればなるほど負担が大きくなってしまうのです。
未経験からエンジニアになるとスキル不足から下請けになりやすく「下請けはきついからやめとけ」と言われてしまいます。
ただ、自分自身のスキルが高ければエンジニアとして活躍できるため、未経験からのチャレンジが必ずしも悪いとは言い切れません。
レベルアップに時間が必要となるから
エンジニアとして活躍するためにはある程度のスキルが必要で、未経験からならば多くのスキルを習得しなければなりません。
未経験の人が習得しなければならないスキルが非常に多く、その量から「やめとけ」と止める人がいます。
確かに学習しなければならない量が多くレベルアップには時間を要しますが、どのような仕事でも最初は負担がかかるものです。
エンジニアだけがレベルアップに時間が必要となるのではなく、未経験からは負担のかかるものであるため、エンジニアだけがやめとけといわれるとは考えなくてよいでしょう。
仕事をしつつのレベルアップも求められるから
エンジニアは常にスキルアップする必要があるため、仕事をしつつ新しいスキルの習得に励む必要があります。
仕事をしてる以上は自己研鑽に励む必要がありますが、エンジニアは習得しなければならないスキルが多く、負担がかかるためやめとけと言われるのです。
特に未経験からエンジニアを目指すとそもそも習得しなければいけないスキルが多いため、継続的なスキルアップを踏まえるとさらに負担がかかってしまいます。
なお、どの程度の負担がかかってしまうかはどのようなエンジニアになりたいかによって左右されるため、場合によっては負担は少ないかもしれません。
職場環境にきつい場所があるから
仕事の中にはクライアント先に常駐しなければならないものがあり、職場環境的にやめとけと言われる場合があります。
自社で働くのではなくクライアント先に常駐する仕事は精神的に負担がかかり、「エンジニアはやめとけ」と言われる代表的な理由です。
実際、エンジニアにはクライアント先に常駐しなければならない仕事が多くあり、コミュニケーションが苦手な人には負担がかかっている傾向が見られます。
精神的に気にならないならば特に意識する必要はないですが、常駐案件などが精神的にきついと感じるならば、エンジニアはやめといた方がよい場合もあるでしょう。
年齢を重ねると負担になってくるから
プロジェクトが佳境に入ると残業や土日出勤などで対応しなければならない場合があり、エンジニアは体力が求められる場合があります。
また、トラブルが発生すると深夜などでも連絡が入る場合があり、この観点からも体力や精神力が求められてしまうのです。
このようにエンジニアは想定外の働き方があることから、体力的にも精神的な負担がかかり、年齢を重ねてしまうと働きにくいと考えられています。
体力や精神力に自信がある場合は良いですが、経験かつ年齢を重ねている場合は、基本的に覚悟しておいた方が良いでしょう。
「やめとけ」といわれても未経験からエンジニアになりたいなら心構えが重要
皆さんが未経験からエンジニアになるのはやめとけといわれても、エンジニアを目指したいならば以下の心構えを頭に入れておきましょう。
どのようなエンジニアになりたいか明確にする
自分がどのようなエンジニアになりたいか明確にしておきましょう。
「どのようなエンジニアでもかっこいい」と考える人がいますが、エンジニアには種類があるため自分に適したものを考えなければなりません。
例えば、エンジニアにはプログラマー・ネットワーク・データベース・クラウドなどの専門分野があります。
それぞれ取り扱うスキルに大きな差があるため、未経験からエンジニアを目指すならどのようなエンジニアになりたいか明確にして、それに適したスキルの習得に励みましょう。
エンジニアとしての働き方に方針を持つ
これからエンジニアとして働くにあたって、働き方に方針を持っておかなければなりません。
特に未経験からエンジニアを目指す場合はエンジニアの働き方がイメージできていないと思われるため、まずは働き方を把握して方針を決定すべきです。
まず、エンジニアとしての働き方は会社員とフリーランスがあるため、どちらを目指すか考えましょう。
基本的に未経験からであれば、スキルアップのために会社員として働く道をおすすめします。
また、会社員として働く場合はどのような企業が良いか検討すべきであり「ベンチャー企業」「中小企業」「大手企業やその子会社」などが考えられます。
規模が大きな企業やその子会社を選択すると未経験からの転職は難しい可能性があるため、まずはベンチャー企業や中小企業で経験を積んだ方が良いかもしれません。
ただ、未経験からでも十分にスキルアップして大手企業やその子会社へと進む道はあるため、最終的にどのようなエンジニアになりたいか明確に決めましょう。
仕事を探すにあたっての優先順位を決める
未経験からエンジニアを目指す際は、仕事を探すための優先順位を決めておくことが重要です。
ここを決定しておかないと、どのような仕事も魅力的に見えてしまい、転職活動などが失敗してしまう原因となりかねません。
例えば、年間休日を意識して仕事を探すことが考えられます。
エンジニアは業務量が多く多忙になりやすいため、年間休日が多い会社を選ばなければ体力的に負担がかかってしまう可能性があります。
また、クライアント先への常駐があるかどうかに注目して探す方法もあるでしょう。
このような仕事はすべての会社にあるわけではなく、扱っている仕事内容によって左右される部分です。
「クライアント先への常駐があるためエンジニアはやめとけ」といわれますが、最初からそのような会社を避ければ、気にせずエンジニアとして働けるのです。
未経験からエンジニアを目指すならプログラミングと英語の両面で差をつけよう
未経験からエンジニアはやめとけといわれるものの、思い切って目指すならばプログラミングと英語の両方を習得すべきです。
プログラミングだけではなく英語も習得することで、未経験でも他者と大きな差をつけられるため、IT×英語の人材を目指せるプログラミングスクールのKredoをご紹介します。
プログラミングスキルを習得すればエンジニアとして活躍しやすい
エンジニアにはいくつもの種類がありますが、まずはプログラミングスキルを習得しておきましょう。
プログラミングスキルやプログラミングをするための基本スキルはエンジニア全般に通じるものがあるため、Kredoでまずはプログラミングスキルを習得しましょう。
Kredoはプログラミング未経験でもプログラミングスキルを習得できるカリキュラムとなっていて、実際に8割程度の人がプログラミング未経験です。
そのような人でも高密度な授業でスキルを次々と習得し、エンジニアとして活躍できるようになります。
短期間でのスキル習得には負担がかかりますが、未経験からエンジニアを目指すならば踏ん張らなければならない部分です。
IT×英語で未経験からでも重宝されるエンジニアに
近年はプログラマーも英語スキルが求められていますが、Kredoならばプログラミングスキルだけではなく英語スキルの習得も可能です。
全ての授業が英語で実施されるプログラミングスクールであるため、プログラミングを学びながら自然と英語の習得もできます。
皆さんの中には「全て英語の授業では何を言ってるのかわからない」と考える人がいるでしょう。
確かに英語ができなければ説明内容は分かりませんが、説明内容が理解できるように、Kredoには英語力を高める授業もあります。
未経験からエンジニアはやめとけと言われがちですが、英語力を高めておけばエンジニアとして重宝され、今までよりも良い環境で働けるかもしれません。
まとめ:ITエンジニアはやめとけといわれるが覚悟を決めて英語も習得すれば活躍できる
未経験からITエンジニアはやめとけと言われるのは事実ですが、エンジニアになることは不可能ではありません。
ただ、未経験からのチャレンジは負担がかかる部分があるため、多少なりとも覚悟を決めてエンジニアを目指すようにしましょう。
基本的にはプログラミングスキルがあればエンジニアとして活躍できますが、最近重要視されているのは英語です。
IT×英語の人材が求められる世の中となっているため、未経験からエンジニアになる場合は英語を習得しておくことで、他のエンジニアと差がつけられるようになります。