私たちKredoは、オンラインでITを英語で学べる実践型のITオンラインスクールとして、今までに2,000名を超える卒業生を輩出してきました。また、就職決定率は87%を超え、多くの卒業生が日本、そして世界中のIT企業で活躍しています。
ではなぜ、卒業生のみなさんがそこまで活躍できるのか?
それは、優秀な教員、システム、カリキュラムで全てオンライン対面の実践型で、「英語」でITを学んでいるからです。
そして、これからの日本が衰退していく中で、「英語」でITを学ぶということを当たり前にしていただきたいと思っています。
では、なぜ、英語とITが必要なのか?
それもなぜ、わざわざ「英語」でIT学ぶ必要があるのか?
今回はそれについて、少し悲観的にはなりますが”今後日本がどのようになっていくのか”もふまえてお話したいと思います。
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記事のもくじ
日本の衰退、人口減少によって起こる事態とは?
まずは日本の未来をみていきましょう。 近年日本では少子高齢化による、将来の不安が叫ばれています。
では、実際にはどのようなことが起こるのか?
具体的に紹介していきます。
社会制度・年金制度の破綻
これからの時代は国だけに頼らず、自分で生きていく力が必要になってきます。
なぜなら、ご存知かと思いますが近い将来年金などの社会制度が破綻してしまう可能性があるからです。
日本政府が年金制度の破綻を認める発言をし、波紋を呼んたのはご存知かと思います。
国民は自分たちで2,000万円を老後までに貯蓄しなければならないと金融庁が発表したのです。
(※65歳以上の夫と60歳以上の妻の無職の夫婦が95歳まで生活すると想定)
そもそも2000万円貯めるだけでも大変そうですが、2,000万円だけでは足りない、という経済学者もいるくらいです。
なぜなら今後さらに出生率が低下し、長寿化、増税、インフレなどの要因により、必要費用はさらに増加いくからです。 そしてわたしたちの足元でその負担は実際に増加しています。
そうすると “年金”、”定年” 、”終身雇用” のような大企業にいれば安定という考え方はすでになくなっており、私たちの生活、働き方も大きく変わっていっています。
このような中、会社だけではなく、自分自身がしっかりとスキルや稼ぐ力を身につけていく必要があります。 国家に頼れないような時代でも生きていけるスキルがまさに、ITスキルと英語スキルです。
移民大国への道、ライバルは優秀な外国人たち
次に、これからみなさんがライバルとして捉えなければいけないのは日本国内の周りの方たちだけでなく全世界の優秀な人々となります。
なぜなら、IT化によりグローバル化は急速に進んでおり、 日本も今、海外の人材を受け入れること、海外の人材と協働していく道を進んでいるからです。
2019年4月には「改正入管法」が施行され、2024年までに最大34.5万人の外国人を受け入れることが決定しています。
「日本にいる以上は、日本語で仕事ができれば大丈夫」とたかをくくっている方は要注意です。
海外からも優秀なエンジニアや技術者が次々とやってきます。
日本を代表するIT企業「メルカリ」では、2019年度の新卒の90%以上がインド人のエンジニアでした。
メルカリの新卒エンジニア9割が外国人、インドの次はどの国から採る?
また、社内英語公用語で有名な楽天は2019年にプログラミングも必須化しました。
楽天、プログラミングも必須 英語に続く「競争力」を求め社員能力向上
今後は、受け入れだけでなく海外へグローバル展開を目指す日系企業が急速に増えています。 そのような時、「ITスキル」「英語スキル」を身につけていなければ、そもそもスタートラインにも立てなくなってしまうのです。
また、コロナの影響により急激にリモートワークがすすみました。 その流れで、国内にいながらでも海外の人材と協働ができる、会社、個人がますます活躍する時代になっています。
日本は今後の世界でポルトガルのようなポジションになる!?
そのような流れの中で、日本は世界経済から見たとき今後30年で現在のポルトガルあたりのポジションでおさまると言われています。それは世界の中で日本の存在感が薄くなっていくということ。将来の日本は、欧州におけるポルトガルのような、目立たない国になるのではないかと予想されています。
しかし、いままで経済世界第2位、第3位の日本を生きてきた私たちは、そうなったときに「幸せ」を感じられるでしょうか。
相対的な格差も大きく広がっていくでしょう。とうぜん日本語の優位性もますます下がっていきます。 くどいようですが、そのような時に必要なのがまさに、「ITスキル」と「英語スキル」です。
日本語だけしかできない、日本国内でしか働けない方が取り残されていく一方、 ITと英語スキルをもつ人は、場所や国にとらわれず仕事をすることができたり、 スキルに応じた世界水準の収入で働くこともできるでしょう。
海外旅行すらお金のある人たちの娯楽になりつつある
現在、日本の通貨、わたしたち日本人の多くの資産の割合を占める円の価値が下がっています。 わたしは経済評論家ではないので、専門的、個人的な主観は省きますが、現状の円安は日本社会的に”悪い円安”、と評されることが多いです。
さらにインフレによって世界、国内のものの値段はどんどんあがっています。
一方でご存じだと思いますが、私たちの稼ぐ力や生産性は全く上がっていません。 かつて世界で2位だった日本の一人当たりGDPはいまや隣国の韓国、台湾にも抜かれ世界で33位まで下落しています。
韓国が「政府のIT化」で世界3位に…14位の日本に「大きく差をつけることができた」ワケ
もちろんIT化もうまくいっておらず、世界にどんどん差をつけられています。
いずれにせよ確実に私たちの国力が落ちていること、一方でその解決の糸口は国や会社ではみつけられていない。よって、自分自身が考え、行動しなくてはならない、ということが理解できたかと思います。
つまり本気で、
- 【伸びている会社に入り経験資産をもっておくこと】
- 【そのためにはスキルを身につけること】
- 【エンジニア・外国人と協働できるようになっておくこと(外貨を稼ぐこと)】
- 【資産を円だけでなく、外貨でも積立しておくこと】
などを意識して行動しなくてはまずい状況にある、ということです。
世界で負け続ける日本のIT業界
グローバル化・少子高齢化による影響で日本の国力が衰退していくということを前述しましたが、日本国内のIT産業の問題もふれていきたいと思います。
日本のIT業界のほとんどが下請け開発会社
まず、日本のIT企業といわれる会社の7割は、下請け開発会社といわれています。
【下請け会社とは】例えば、システム開発における上流工程である方式・戦略設計、要件定義、基本設計といったフェーズは元請けが行い、そのあとの詳細設計やコーディング、コーディングのテストなどは下請けに発注するのがIT業界の一般だ。… それを支えるのが開発力をサービスとして提供しているのが下請け会社です。
つまり下請け開発会社とは、自社サービスを開発している会社から開発案件を委託されている企業のことをいいます。
IT業界に占める下請け企業の割合をみていくと、
アメリカのIT企業は、
7:3=自社サービスを生み出しているIT企業:下請け開発会社
という構造ですが、日本のIT企業はこの逆、
7:3=下請け開発会社:自社サービスを生み出しているIT企業
というバランスの悪い構造になっています。
これに伴い日本のIT業界の大きな問題ともなっている、「多重下請け構造」が発生しています。
最近(2019年7月)、問題にもなりました「 7Pay セキュリティ問題 」もこの構造が一つの原因ですね。
「お目にかかれないくらいのレベルの低さ」7payのシステムに元エンジニアが厳しい指摘
日本のIT企業の多くは自社でのサービス開発を行なっておらず、それにより大きな問題を抱えている、ということができます。
現に、FacebookやAmazonというIT企業が、ここ15年で世界中で知らない人はいないようなサービスをつくった中、 日本からそのような世界中で使われているサービスを生み出したIT企業はありません。
これにより、世界と相対的に国内のエンジニアの給料は低く労働環境が悪いなどの社会問題も生まれているのです。
自社サービスのない価値の生み出せないIT企業は衰退していく?
さらに、以下のような衝撃的なニュースが続いています。
このような大手一次下請け会社ですら、会社の存続が危ういのです。 なぜなら、くどいようですが自社サービスがなく本質的な価値を生み出せていないからです。
そして、そのような中、今後ますます世界のITプラットフォーム企業たちは拡大を進めていくでしょう。
世界のITプラットフォーム企業で有名な企業といえば、「 GAFAM 」ですが 「GAFAM」とは、Google、Apple、Facebook(現Meta社)、Amazon、Microsoftという世界TOP5のアメリカIT企業を指します。
では、どのように彼らは世界に価値を創造し続けて拡大しているのか。 例えば、Googelであれば「Googleドライブ」や「スプレッドシート」を無料のITサービスとして提供しています。
これらは、もともとはIT開発会社が他の企業から業務効率化の為に何十億円もかけてつくっていたものです。
いまそれらのサービスはほぼ無料で提供されています。 「Googleドライブ」や「スプレッドシート」のような便利なサービスが無料で使えたら、わざわざ開発費用をかけて外注したりしないですよね。
では、なぜ世界のプラットフォーム企業たちは “無料” で何十億もするような便利なサービスを配布するのでしょうか?
それは彼らが無料サービスで集めた「トラフィック(アクセスの数)」・「データ」を広告・有料の自社サービスでお金に変えることができるからです。
今後は、上記のような “IT技術を最大限に活用できる事業会社” が繁栄していきます。
当然、下請けだけをやっているような会社は、仕事も単純労働、スキルや人脈も得られる機会は少なくなっていき、より衰退していくでしょう。 つまり、このままだと日本の7割のIT企業が衰退していく可能性があるのです。
そのようなことにならない為に、世界に価値を生み出しているようなIT企業の人、情報、サービスにふれていく必要があるのです。
その時に必要なのが 「英語」、「IT」です。
「英語」でITを学ぶ事によるメリット
ここまで日本の危機に関して、英語とITの重要性について説明しましたが、 英語とITを身につけるために最適な方法が「実践的に英語でITスキルを学ぶ」ことです。
そのメリットをまとめると、
- ・英語でITを学ぶと学習効果が高い。
- ・英語でITを使える人材が圧倒的に足りていない。
- ・圧倒的な情報量の違い
となります。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
英語でITを実践的に学ぶことのメリット
ITを英語で学ぶことのメリットを説明しましたが、 弊社ではすべての学習プログラムをオンライン対面でチーム開発形式、実践型で行なっております。 ではなぜ “オンライン対面・実践型のスキル習得” が強いのでしょうか。
その理由は、さきほどから申し上げている通り、
- 【海外の人材と協働できる能力や経験が重要になっている 】
- 【いわれたことだけできる下請けエンジニアはすでに必要ない。】
になります。
現在、世界中で多くの人がプログラミングを学んでいることはご存知かと思います。 日本国内においても小学生からプログラミングは必修化されています。
つまり単純なプログラミング作業くらいを当たり前に扱える人材がどんどん増えている、ということです。
一つの例として、途上国のエンジニアの平均給与をご存知でしょうか。
経験:3~5年の経験(Ruby,Ruby on Rails / PHP,Laravel)
給与:70,000 ~ 180,000円/月
になります。
つまり、プログラミング”だけ”を学んでも市場価値が大きくあがることがないことはこれらの事実からも明らかです。 ですので、これから活躍していく人材にとって重要なことは、ITを扱いIT×かけ算でビジネスを考えていったり、グローバルなエンジニアと協働できること、グローバルに付加価値を生み出せる人材が重要なのです。
では、英語やプログラミング、実践的なスキル習得に加えは当然として、オンライン対面・実践型におけるその他の価値をみていきましょう。
まず、
時間配分について
学生、社会人の方が自身でスキル習得するときにまずやらなくてはいけないことは時間の確保です。 しかし、プライベートの予定も含め大変忙しいみなさんが、自分の意志でまとまった時間を確保し、学習を続けられるのでしょうか。 プログラミングや英語学習の挫折率は90%以上というデータがあります。 つまり、学習を始めた10人のうち9人が失敗するのです。その大きなハードルの一つに時間確保があります。 これが簡単なようでできない、学習の挫折の大きな落とし穴の一つになっているのです。
それを毎日の対面レッスンの場合だと、教員、チーム開発のメンバーが同じ時間に必ずあなたを待っている(いわば仕事のようなものなのです)強制的に時間の確保をされます。
生活習慣は人の行動から考え方を変えます。 実践型対面になると、1日3時間以上チーム開発メンバーと実践形式のチーム開発を行うので、嫌でも学習が習慣化されるわけです。
付き合う人について
また、付き合う人を変えることで人生は大きく変わります。 自分と共に過ごしている時間が多い5人の平均年収が自分の年収になるという法則を聞いたことがあると思います。
この法則の真偽はわかりませんが、私はかなり高い確率であたっているな、と考えています。 つまり、自分の周りの人たちがあなたをつくっている、と言っても過言ではないということです。
あなたの周りの人たちはどうでしょうか。あなた自身が尊敬でき、なりたいような人たちですか?
では、英語でITを実践的に学ぼうとしている人たちはどのような人たちかというと、わざわざ英語でITを習得して、より良い方向に人生を変えたい、と考えている意識の高い人。そして、その一歩を踏み出している人たちです。
人生をよりよく変えるためのモチベーション、感度の高い人々が多いということは間違いないです。
さらに、当プログラムでは英語とITがほぼネイティブなエンジニアや先生達と多くの時間をすごすことになります。 彼らからスキルを学ぶこと、考え方や文化の違いを体験していくことはこれからのグローバル化が急速に進む世の中で貴重な経験となるでしょう。
また、この価格帯で英語とITのアウトプット・インプットを最大化した 学習環境を国内で、自身で整えることはほぼ不可能です。
それらを現実的に実行できる。 だから “オンラインでIT×英語の実践型” なのです。
まとめ:ITスキルをいますぐ身につけるべき
少し悲観的だったかもしれませんが、「日本・いまのIT業界の衰退」を考えたとき、 ITと英語スキルなしにそのような未来を生き抜くことができるでしょうか。
ITと英語のスキルはすべての人の可能性をより大きく広げます。Kredoには年間1,000名以上がオンライン対面で受講、その可能性をつかんでいます。 さあ、ITオンラインキャンプでよりよい未来を切り開いていきましょう!