こんにちは!Kredo編集部です。
フリーランスエンジニアは体力的にも技術的にも年々厳しくなると思われています。
エンジニア人口が増えているため、そう感じるのは無理もありません。
しかし対策をしておけば、フリーランスエンジニアという選択はあなたのライフスタイルを今よりも豊かにしてくれます。
本記事では、フリーランスエンジニアが末路といわれている理由や失敗しない方法を解説します。
これからフリーランスエンジニアを目指す方は「末路になる人の特徴」に自分自身が当てはまっていないか確認し、準備をしてからプログラミングを始めてみてください。
記事のもくじ
当てはまったら向いていない?フリーランスエンジニアが末路になってしまう人の特徴
フリーランスが向いていない人にはいくつか特徴があります。
ここでは、代表的な3つを解説します。
フリーランスエンジニアになる前に、あなた自身が当てはまっていないか確認しておきましょう。
もくもくと作業するのが苦手
もくもくと作業するのが苦手な人は、フリーランスエンジニアに向いていません。
フリーランスは基本的に一人で作業することが多いためです。
会社員とは違い定額給与ではなく、自分自身が稼働し成果物を納品することで報酬が発生します。
とくにフリーランス初期は、営業や作業をこなすのに精一杯で孤独になりやすいです。
また身近に同じような境遇の人がいなく、仕事の悩みを話せないので孤独を感じる方もいます。
そのため一人でコツコツと続けていくのが苦手な方は、フリーランスエンジニアは末路だと思うのではないでしょうか。
「一人でもくもく作業をするのが苦手だけどフリーランスを目指したい」と考えている方は、コワーキングスペースやカフェで作業すると孤独を感じづらいでしょう。
自己管理ができない
自己管理ができないと、フリーランスエンジニアの活動は向いていないでしょう。
フリーランスは仕事の納期や打ち合わせのスケジュールなどは、自分自身で行わないといけません。
スケジュール管理ができないと、仕事の納期や打ち合わせに遅れたり忘れてしまったりしてクライアントに多大な迷惑がかかります。
その結果仕事がなくなり、末路となってしまいます。
GoogleスケジュールやNotionと呼ばれるスケジュールアプリを活用して、予定を管理できるようにしましょう。
アプリでも予定管理が苦手な方は「オンライン秘書」などを利用し、スケジュール管理を代行してもらうのも一つの手段です。
コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低い方は、フリーランスになると末路になってしまいます。
フリーランスは自分自身で営業をしなくてはいけないので、コミュニケーション能力は必須です。
また対面のコミュニケーション能力も大事ですが、テキストコミュニケーションも重要です。
テキストコミュニケーションとは、SlackやChatWorkと呼ばれるチャットアプリを使ってやり取りをすることを指します。
テキストコミュニケーションは、レスポンスの速さや伝えたいことをわかりやすくまとめる力が求められます。
営業・提案できるコミュニケーション能力だけでなく、テキストコミュニケーション能力が低いとフリーランスエンジニアは末路と感じるでしょう。
「コミュニケーション能力が低いからフリーランスは諦めよう」と思う方もいるかもしれませんが、そこまで心配はいりません。
最近では、フリーランスエンジニアが応募できるエージェントサービスもあります。
コミュニケーションが苦手な方は、交渉や営業はエージェントに任せるのも一つの方法です。
フリーランスエンジニアが末路にならず上手くいく人の特徴
フリーランスエンジニアで上手くいく人は、どのような特徴があるのでしょうか。
大きく分けて3つあります。
自分自身に当てはまっているか確認してみてください。
「当てはまっていない」と思っても、フリーランスを目指すなかで身につくのでご安心ください。
素直
素直な人はフリーランスエンジニアとして活躍しやすいでしょう。
素直な人とは相手の意見を受け入れ、それをすぐに実行する人のことです。
フリーランスエンジニアのなかには、クライアントから修正依頼や成果物に対するフィードバックをもらうと、攻撃的な態度を取ったりそのまま撤退したりする方もいます。
そのような言動をとっていると仕事が減り、フリーランスとして活動できなくなります。
意見がある場合は根拠を伝えたうえで建設的な議論をしましょう。
営業活動を積極的に行える
営業活動を積極的に行える人は、フリーランスエンジニアになっても上手くいきます。
フリーランスの仕事は継続的に与えられるとは限らないので、基本的に営業を続けていきます。
営業する際にはスキルや実績をポートフォリオにまとめてクライアントに提示できるといいでしょう。
過去に作った制作物がわかると、クライアントも判断しやすいからです。
営業方法はクラウドソーシングサイトだけでなく、企業に直接問い合わせる方法やエージェントサービスを利用する方法など多種多様です。
それぞれ得意な方法を活用して、営業スタイルを確立していくといいでしょう。
後で解説しますが高いスキルと営業力があれば、顧客先に一人で常駐する働き方も可能です。
スキルアップを続けられる
スキルアップを続けられる人は、フリーランスエンジニアでも上手くいきやすいでしょう。
フリーランスはスキルと実績が重視されるため、同じ案件をいつまでも続けているだけではスキルや実績がつかず収入も仕事も減ってしまいます。
エンジニアの世界は技術の流行り廃りが激しいので、スキルアップに敏感でいる必要があります。
自分にとって必要だと思ったスキルに自己投資できる人は収入が上がりやすいです。
フリーランスエンジニアへの転身に失敗しない方法
「これからフリーランスエンジニアを目指したい」という方もいるでしょう。
そこで、フリーランスエンジニアになっても成功する方法を解説します。
ポイントはスキルアップをしつつ、複数案件を獲得することです。
それぞれ具体的に解説します。
副業や企業勤めでスキルアップする
フリーランスエンジニアを目指す前にまずはスキルを磨きましょう。
スキルを磨く方法は、副業を始めるか企業に勤めるのをおすすめします。
副業やエンジニア組織のある企業でスキルを磨き、独立前にいくつかのクライアントと契約していれば、独立後のお金の不安を減らせるからです。
独立後は会社員時代よりも一時的に収入が減るので、クライアントがいる状態でフリーランスになるのは金銭面だけでなく精神的にも重要です。
またエンジニア組織がある企業に勤めてスキルアップできれば、お金をもらいながら技術を磨けます。
それだけでなくフリーランスになったときに、得意先から案件を紹介してもらえることもあるでしょう。
フリーランスになってから営業をするのが不安な方は、副業でプログラミングを始めたりエンジニアがいる企業に勤めてみたりしてください。
コミュニティに所属する
コミュニティに所属することはフリーランスにとって重要です。
先ほども解説しましたが、フリーランスは身近な人と仕事に関する相談ができなかったり一人で作業したりするので孤独になりがちです。
しかしフリーランスや副業ワーカーが集まるコミュニティに所属していれば、仕事の相談や同じ志を持った仲間とかかわることができます。
さらにコミュニティ内で仕事の依頼をしていることもあります。
顔見知りの人や価値観の近い人と仕事ができるので、ストレスも少ないでしょう。
「仲間と一緒に頑張っていきたい」と考えている方は、コミュニティを活用してください。
複数の営業先をもつ
フリーランスは収入が不安定なので、複数の営業先を持ちましょう。
クラウドソーシングサイトを中心に営業をしているのであれば、以下の3つは案件数も多いのでおすすめです。
企業に直接問い合わせたり、Twitterを活用して企業に直接DM(ダイレクトメッセージ)を送ったりする営業方法もあります。
複数の営業先を持つことで、常に仕事を探せる環境をつくれます。
既存クライアントに貢献し継続案件をもらうことも重要ですが、新規営業も視野に入れておきましょう。
フリーランスエンジニアにはどんな働き方があるの?
フリーランスエンジニアはどのような働き方があるのでしょうか。
ここからは、フリーランスエンジニアの主な働き方を解説します。
大きく分けて2種類あるので、どちらがいいか考えてみてください。
リモートタイプ
リモートタイプは、企業とフリーランスが業務委託となる雇用形態です。
業務委託とは企業の業務の一部を事業者が請け負う働き方で、成果物を提出した時点で報酬が発生します。
月に一度オンラインミーティングを実施している企業などもありますが、基本的に出勤する義務もなく働く場所も自由です。
顧客先に常駐するタイプ
顧客先に常駐するタイプのフリーランスは、企業の間に誰も入らず直接契約を結ぶ働き方です。
派遣契約とは違い指揮権が本人に委ねられるため、自己責任で仕事をします。
また顧客先に常駐するフリーランスは即戦力が求められるので、高い技術力と実績が必須です。
さらに技術や実績だけでなく、一人で企業に出向いて働くのでコミュニケーション能力や人柄もとても重要です。
フリーランスエンジニアになっても末路にならないためには準備が大切
フリーランスエンジニアのキャリアを目指すには、副業や企業に勤めてプログラミング技術を磨いておく必要があります。
現代はテクノロジーの進化の速さに人材が追いついていないため、エンジニア需要は今後も伸び続けるでしょう。
事前に準備をしてスキルを磨き続ける意欲があれば、フリーランスエンジニアという選択が末路になることは少ないです。
現実を理解したうえで、ぜひ挑戦してみてください。