こんにちは!ITコンサルタントのぶっちです。
近年はグローバル化が進み、エンジニアでも高い英語力が求められる状況となってきました。
そこで今回は、
- なぜエンジニアにも英語力が必要なのか?
- 英語力があることでどのようなメリットがあるのか?
- 必要なスコアはどのくらいか?
- どう英語力を身につけていくべきか?
といった疑問に対して、実際にTOEIC900点以上を保持している友人のエンジニアにインタビューしました。
実際の体験談となるため、エンジニアとして活躍したい方はぜひ参考にしてみてください。
記事のもくじ
【コラム】なぜ、エンジニアにもTOEICが求められる時代なのか?
そもそも「TOEICの高いエンジニアが求められる具体的な理由は何か」と気になる人は多いでしょう。
「英語が求められる時代だから」と曖昧な理解はしているはずですが、具体的な理解ができていない人は一定数いるはずです。
まずはエンジニアがTOEICの点数を高めておくべき理由についてご説明します。
グローバル企業の増加がエンジニアにも影響
現在は「日本発祥で海外支社などを多く持つ企業」や「海外発祥で日本国内拠点を持つ企業」などに該当するグローバル企業が増えています。
これらは日本国内と海外の両方に拠点があることで、日本人と外国人のコミュニケーションが必要となります。
日本の拠点と海外の拠点を同じ組織で管理することで、上司が外国人となる企業もあるぐらいです。
このような企業が年々増えているため、エンジニアにも英語力が求められるようになっています。
また、企業としては英語力を客観的に図るためにTOEICの受験を推奨している状況です。
エンジニアは日本国内だけで活躍するのではなく、世界を視野に入れて活躍すると考えましょう。
国内企業でも外国人エンジニアを積極採用
日本国内の企業でも外国人エンジニアを積極的に採用する企業が増えてきました。
- 楽天
- LINE
- メルカリ
- DeNA
エンジニアにおいてもTOEICスコアを持つことは他者との差別化になる重要なスキルとなります。
オフショア開発などに対応するブリッジSEの需要増加
システムの開発コストを低減するために「オフショア開発」が活用されるようになっています。
日本よりも低コストで開発できる東南アジアなどへシステム開発を外注する手法です。
現状だとベトナムやフィリピンといった国にオフショア拠点を構える企業が多いです。
このような海外への外注が増えていますが、壁となるのが言語です。
基本的には英語など現地の言語しか話さない人が開発をするため、発注側の日本が英語に対応する必要があります。
この壁を乗り越えるのに力を発揮してくれるのがブリッジSEです。
ブリッジSEはオフショア拠点において日本側と海外側の言語の壁を通訳しながらディレクションするシステムエンジニアのことです。
高い英語力、海外現地の異文化コミュニケーション能力、ディレクション能力などが求められます。
TOEICの点数が高く海外とやり取りできるエンジニアは、これから引っ張りだこになるでしょう。
【体験談】TOEIC高得点エンジニアに英語力があるメリットを聞いてみた
今回は私の知人である凄腕エンジニアAさんに「英語力があることでどのようなメリットがあるか?」をインタビューしてみました。
・エンジニア歴12年
・現在フリーランスで活動中
・年収は1,000万円ほど
・TOEICスコアは930点
エンジニアが英語力があることでどのようなメリットがあるのかを生の声で知ることができますので、これからエンジニアとして活躍したい方はぜひご覧ください!
エンジニアとして最前線で活躍するために英語を習得
ー Aさんは現在TOEIC930点を保持されてますが、なぜ英語力を身につけたと思ったのでしょうか?
結論、エンジニアとして最前線で活躍するためですね!
今まで10年ほどエンジニアとして仕事をしてきましたが、当然、エラーなどでつまずくこともあります。
そんなときにインターネットで過去のトラブルシューティングを調べますが、日本語だとなかなか出てこないことがあるんですね。
ただ英語で検索すると結構出てくるんです(笑)
それで「これは英語力つけたほうが早いな」と思ったことがきっかけですね。
ー たしかに、プログラミングに限らずいろいろな分野においても英語での情報量ってすごいですよね
はい!
あとは最新のIT情報は海外から発信されることが多いため、英語力が必要だと考えました。
プログラミングはそもそも英語で作られており、最新のバージョンも英語で発表されます。
またGoogleやTwitter、Instagramなど、みなさんがいつでも使っているようなサービスはほとんどが英語圏のサービスですよね。
ー エンジニアにとってそれらの最新の情報は活躍するためにキャッチアップしなければならないということですね!
そうなんです。
ー 英語力が身について具体的によかったエピソードを教えてください!
- プログラムのエラーを素早く解決できる
- 英語の技術コミュニティでのコミュニケーションが円滑に
- 最新の技術に関するドキュメントの読解
- 外国人エンジニアへの発注やコミュニケーションができる
といったようなメリットを感じましたね。
メリット1:プログラムのエラーを素早く解決できる
ー エンジニアとして開発などに何か影響は出てくるのでしょうか。
英語のレベルが高まったことで、開発時のエラーが理解しやすくなりました。
基本的にプログラミング言語のエラー内容は英語で説明されているため、英語ができるかどうかは大きな違いだと感じます。
ー 具体的に開発スピードの違いを表現できるでしょうか。
正確に数値で表現するのは難しいというのが正直なところです。
ただ、体感としては10%から20%は作業効率が高まっています。
エラー内容を何度も検索しなくとも解決方法が把握できるようになったため、小さな時間短縮が積み重なっている印象です。
メリット2:英語の技術コミュニティでのコミュニケーションが円滑に
ー 英語を習得したことでコミュニケーションにはどのような影響が出たのでしょうか。
エンジニア界隈ではそれぞれの言語やフレームワークに関するQ&Aサイトやコミュニティが発達しています。
そこでのコミュニケーションがなくなりましたね。
ー インターネット上では文字ベースでのやり取りが多いと思われますが、会話ベースなどもあるんですか?
会話ベースでのコミュニケーションは大きく増えたわけではありません。
ただ、コミュニケーションが必要となった場合は聞き取れたり発信できたりしています。
聞き直したりゆっくりと話してもらう回数は減り、コミュニケーションのとりやすさを感じられます。
メリット3:最新の技術に関するドキュメントの読解
あとは新しい技術のドキュメントや論文を読む際も、英語力があることで早く理解することができていますね。
現在はディープエルという精度の高い翻訳ツールもあるため、英語ができなくてもある程度はこれらの課題は解決できると思うので恵まれているなと思います。
メリット4:外国人エンジニアへの発注やコミュニケーションができる
外国人エンジニアへの発注もかなり助かっています。
東南アジアが好きでよく旅行にいっていたのですが、コワーキングスペースで知り合い何人かエンジニアの友達ができて!
プチオフショア開発じゃないですけど、そのエンジニアに開発お願いすることもあります(笑)
ー 英語力を最大限に生かされているんですね!それでは
【体験談】エンジニアに求められるTOEICの点数や英語力はどのくらい?
先ほどの章に引き続き、次はエンジニアAさんに「英語力がどのくらい必要か?」ということをインタビューしてみました。
TOEICは最低750点
ー TOEICの点数は何点ぐらい必要だと思いますか?
英語を活かして活躍したいならば750点ぐらいは必要だと考えています。
私自身、TOEICは600点程度から定期的な受験を続けていますが、750点を超えたあたりで英語力の高まりを感じています。
ー 英語力の高まりとは先ほどお伺いしたようなお話でしょうか。
そのとおりで、英語の文章が読みやすくなったりコミュニケーションが取りやすくなったりしました。
また、英語で解説されている動画も聞き取りやすくなり、情報収集の選択肢が広がった感覚があります。
TOEICでは出題されないIT英語も重要
ー 英語の勉強はTOEICだけで十分だと思いますか?
TOEICの勉強を踏まえた感想を述べると、TOEICの勉強だけで十分だとは感じられません。
基本的にTOEICはビジネス英語であるため、エンジニアに必要な英語力が不足しています。
そのため、エンジニアとして活躍するならば、TOEIC以外にもIT英語を身につけるべきです。
ー 具体的な学習方法はありますか。
私の場合、エンジニア向けに解説されている書籍を利用して必要な用語や文法を覚えました。
IT業界独自の言い回しもあるため、書籍でまとめて学習できたのは良かったと思います。
スピーキング力もあるともっと高みを目指せる
ー TOEICと英会話は別のスキルと言われますがその点はいかがでしょうか?
TOEICの点数が高くても会話ができないエンジニアは多く見られます。
ただ英語を話すことができることで、
- 海外のエンジニアと一緒に仕事ができる
- 転職の際に重宝される
- ブリッジSEなどという職種も選択肢にいれることができる
といったようなメリットがあります。
せっかく勉強するのですから、スピーキング力も身につけるといいなと思います。
あと話せた方が楽しいですし、なによりも学習のモチベーションにつながると思いますよ!
TOEICで高得点を取れるエンジニアを目指すならKredo
説明したとおり、TOEICで高得点を取れる英語に強いエンジニアは需要が高い状況です。
そこで、英語力を高めながらITスキルも習得できるプログラミングスクールKredoを紹介します。
KredoIT留学とKredoオンラインキャンプ
Kredoは英語でプログラミングを学べるスクールで、セブ島現地で学ぶ「KredoIT留学」とオンラインで学ぶ「Kredoオンラインキャンプ」があります。
セブ島で「ITを英語で学べる日系で唯一の政府公認校」として注目を浴びています。
Kredoの受講生のほとんどは英語・プログラミング初心者ですが、実績あるフィリピン人講師から質の高いレッスンを受けることで、卒業時にはポートフォリオを作成し、英語で発表できるまでに成長します!
Kredoの魅力
Kredoでは、徹底したサポートにより挫折することなく、キャリアに直結する英語とプログラミングのスキルを同時に手に入れられます。
以下のように、Kredoならではの魅力がたくさんあります。
- 最大5人の少人数プログラミングレッスン
- 内容豊富なマンツーマン英語レッスン
- 350本の動画コンテンツ、レッスン録画を観られる「Kredo Learning」
- 受講生・卒業生が交流できるコミュニティ
- 国内外に対応したキャリアサポート
- 実践経験まで積める
- 英語のポートフォリオを作れる
授業や宿題は大変ですが、毎日決まった時間にグループレッスンを受けることで、クラスメイトと高め合いながら集中して確実にスキルを取得できます。
KredoIT留学の詳細→https://kredo.jp/ryugaku/ Kredoオンラインキャンプの詳細→https://kredo.jp/online/
まとめ:TOEICの点数が高いエンジニアになれば活躍の場が大きく広がる
グローバル化の広がりとともに英語ができるエンジニアが求められています。
英語ができることでスキルアップができたりコミュニケーションが取れたりするため、エンジニア側は活躍の場を広げることが可能です。
また、英語にはTOEICと呼ばれる世界共通の資格があり、これを受験することでスキルの証明ができます。
このような客観的な証明を活用することで、エンジニアは自分の英語力を売り込みできるのです。
ただ、「英語を学びながらエンジニアのスキルも高めるのは難しい」と感じる人が多いでしょう。
そのような人は英語初心者でも安心して学べるKredoをぜひともご検討ください。