シェアハウスと聞くと、自分のお部屋とは別に、共同利用できる共有スペースを持った賃貸住宅を思い浮かべると思います。
しかし、最近では猫と住めるシェアハウスや英語学習特化型シェアハウスなど一見変わったシェアハウスが増えつつあります。
その中でも特に注目を集めているユニークなシェアハウスがエンジニア向けのシェアハウスです。
エンジニア向けのシェアハウスとはなんぞや?
と思う方もいらっしゃると思いますが、名前からわかる通りエンジニアのためのシェアハウスです。
今回は、エンジニアがシェアハウスに住むメリット・デメリットやエンジニア向けのシェアハウス7軒をまとめました。
これから、上京するエンジニア志望の方や、駆け出しエンジニアの方はぜひ参考にしてみてください。
記事のもくじ
エンジニアがシェアハウスに住むメリット
エンジニアがシェアハウスに住むことによって得られるメリットは大きく分けて4つあります。
それでは、これから順番に紹介していきます。
プログラミング学習に対するモチベーションが上がる
エンジニア向けのシェアハウスに住む最大のメリットは、プログラミング学習に対するモチベーションが上がるという点です。
駆け出しエンジニアの中には、モチベーションが保てずに挫折する人も一定数存在します。
ですが、エンジニアとして活躍している人と一緒に暮らすことができれば、プログラミング学習に対するモチベーションが上がるだけでなく、メンター的な役割もしてくれると思います。
知識をシェアできる
エンジニア向けのシェアハウスには様々なエンジニアが集います。
そのため、いろんな言語の知識をシェアすることができます。
エンジニアであればプロジェクト単位で扱うプログラミング言語が変わることは日常茶飯事でしょう。
もしわからない箇所が出てきても知識のシェアができます。
フリーランスのチームを組める
フリーランスのチームを作ることもできます。
エンジニア向けのシェアハウスに住むエンジニアは、デザインが得意な人や、営業が得意な人、フロントエンドが得意な人、バックエンドが得意な人と、得意分野はそれぞれです。
その人たちとフリーランスチームを組めば、フロントエンドの案件もバックエンドの案件もこなせるようになるので、最強のチームになります。
エンジニアがシェアハウスに住むデメリット
エンジニアがシェアハウスに住むデメリットももちろん存在します。
今回はその中でも2つのデメリットを紹介します。
生活習慣が合わない
生活習慣は人それぞれです。
人は、朝型と夜型に分かれます。
もし、早起きしたいのに、同居人が夜遅くまでコーディングをしていたら少し不快に思いませんか?
逆もまた然りで、夜更かしをしてまで終わらせなければいけない案件があるのに、同居人が早く寝ていたら気を遣いますよね?
このように、生活習慣が合わないことが原因でストレスが溜まることもあります。
一人の時間の確保が難しい
誰しも一人で集中して作業したい時はありますよね?
共同スペースには常に人がいるので、勉強に集中したい時でも一人の時間の確保が難しいです。
また、つい話しすぎて気づいたら1時間も経っていたという話はエンジニア向けのシェアハウスではよくあります。
一人の時間を確保したいエンジニアにとっては、シェアハウスでの生活は合わないのかと思います。
エンジニアにおすすめなシェアハウス7選
今回は国内のシェアハウス6軒、国外のシェアハウス1軒を紹介します。
ノマド家
ノマド家は「フリーランスの育成と協働」をコンセプトにしたシェアハウスで、海から徒歩5分の場所に位置した湘南に拠点があります。
ノマド家に住むメリットは3つあります。
-
- 案件獲得までの再現性ある方法を学べる
- 営業しなくても案件を共有してもらえる
- 日常的に作業会ができる
また、ノマド家滞在中に自走できるよう、スキルの伸ばし方や実績の作り方、法人営業の仕方など、案件獲得までのプロセスを徹底サポートします。
実際に管理人が営業してシェアハウスの人に案件を取ってきたりもします。
そのため、フリーランスとしてチームを作ったり、フリーランスになりたい人にとってはかなりオススメのシェアハウスです。
評判
【ノマド家を卒業します🐿】
冬からお世話になってた #ノマド家 (@soji_coach )を今週で卒業します!
完全未経験のザコ学生から、かれこれ5ヶ月。
3月の粗利は70万💰を達成しました。
本当に感謝しかないですね。
4月からは #iSara5th に参加して海外ノマドを体験しつつ、さらに上を目指します👊 pic.twitter.com/iFu1r6CN9R— へいへい@webフリーランス (@web_ry000he1) April 1, 2019
値段
家賃:5.8万円
ギークハウス
「単なるシェアハウスではなく、趣味や話題が合うギークが集まって共同生活をしたら楽しいんじゃないか」というコンセプトで、2008年夏にスタートしたシェアハウスの企画です。
ほとんどの人がプログラマーやインターネットが好きな人で、プログラミングでつまずいた時には周りのプログラマがサポートしてくれます。
また、オープンソースという概念があり、有志のボランティアでソフトウェアが作られ、できあがったものは無料で配布されて、誰でも改造したり再配布したりできるそうです。
評判
今回のプログラミング講座、最初にSlackの使い方とSlackを使う意図をちゃんと時間取ってお伝えした所、かなり活発に使ってもらっててだいぶ良い💯
— さぼ ♻️ 春秋 (@saboyutaka) June 23, 2019
値段
家賃:月70,000円(新宿ギークハウスの場合)
渋家
渋ハウスとは、アーティストやクリエーター、エンジニアなどの異なるジャンルの創造者たちが集う家です。
クリエイティブ集団の集まりで、優秀なエンジニアが揃っています。
最近では、渋ハウスから合同会社も誕生し、映像プロモーションやグラフィック制作などクライアントワークが発生しています。
また、渋ハウスの憲法ルールである「①多数決を取らない、②言いたいことを言う、③ルールをつくらない」は特に特徴的です。
ただ1つ注意して欲しいのが、個室は設けられておらず、寝る際はスペースを取ったもの勝ちという点で、雑魚寝が一般的です。
評判
\ 渋家に住み始めたよ //
12月から #渋家 のメンバーになりました!渋谷駅徒歩10分のアートでカオスな一軒家。
DJ、Beatboxer、イベンター、エンジニア、デザイナー、ダンサー、パフォーマー、カメラマン…
若きクリエイターの秘密基地。遊びにきたい人は連絡してね。
いろんな人連れてきたい🐕 pic.twitter.com/LkBZ0gqXLH— Mai Kinoshita / きのしたまい ☾* (@knstmi) December 28, 2018
値段
家賃:月40,000円
_underscore TERRACE
2019年3月にオープンしたばかりのエンジニア向けシェアハウスです。
駆け出しエンジニア向けのシェアハウスで、入居者は「お米・うどん・卵支給」「勉強会開催」「仕事の紹介」などのサポートが受けられます。
また、管理人自身エンジニアの業務経験があり、月2万円でエンジニアによるメンタリングも受けることができます。
_underscore TERRACEのホームページはこちら
評判
_underscore TERRACE平塚メンバー GEKIRINメンバー!
ここから面白いこと、ビジネス、経済が起きそう!!! pic.twitter.com/XDDxEVhzSA— のび@エンジニアシェアハウス運営 (@howstep_hikaru) April 5, 2019
値段
家賃:月50,000円
TECH RESIDENCE
ITエンジニア/クリエイター向けのコンセプト型シェアハウスです。
家を「住む」場所だけでなく、「学ぶ」「成長する」「刺激を得る/与える」といった人生の“スパイス”となる要素を盛り込んだ場所です。
週末に勉強会をするなど、まさに住むだけでなく、成長できる環境が揃っています。
また、ドローンが置いてあるなど、エンジニア専用シェアハウスらしく、積極的に新しいガジェットや技術、アプリケーションに触れる機会を設けているそうです。
評判
エンジニア専用シェアハウスTechResidenceの本棚、「いつでもここに立ち戻りたい感」があってわたしも全部ほしいとなってしまった pic.twitter.com/oySZti4LQY
— Yumiko Ohta (@oyuuhan_naninan) May 23, 2019
値段
家賃:月107,000円(二子玉川のTECH RESIDENCEの場合)
WORKROOM
WORKROOMはWeb制作やマーケティング、サービスづくりの実践や挑戦を支援するシェアハウスです。
WORKROOMの一番おもしろいポイントは独学でプログラミングを習得することです。
プログラミングを独学で勉強することをすすめている理由は、管理人が実際にシリコンバレーで自走する力が大切だと体感したからだそうです。
また、スキルの覚え方やメンタリングの提供、コミュニティや環境を提供して成長をサポートします。
評判
わたしが以前住んでいたWORKROOMが新しい入居者さんを募集してます〜!
月3万円でプログラミングと事業作りが学べて、勉強するのにとっても良い環境だったので興味のある方はぜひ!😆✨
ちなみにわたしが実際に1ヶ月住んでみて書いた記事もあります!👇✨https://t.co/HtNyshQlYC https://t.co/5ymKew1BMx
— りか (@kei_freedomer) June 25, 2019
値段
家賃:月50,000円
GAOGAOハウス(海外)
東南アジア最大規模の日本人エンジニアコミュニティ「GAOGAO」のメンバーが主体となって運営するシェアルームです。
タイ・バンコクにあり、今後アジア各都市に拡大予定です。
主に日本人の起業家エンジニアが住んでいます。
また、GAOGAOさんはシェアハウス以外にもプログラミング修行もやっています。
評判
今日はプールサイドにあるカフェでランチ
✅住民専用なので常に空いてる
✅ランチセット400円くらいで安い
✅WiFi飛んでて作業もできる#GAOGAOハウス@セブには
他にもジムやコワーキングスペースといった設備が充実してます
控えめに言って最高ですね😍 pic.twitter.com/jEZvyaFut2— Jun🇵🇭元社畜アラサーエンジニア (@junokmn) June 21, 2019
値段
家賃:月35,000円
まとめ:エンジニアこそシェアハウスに住むべき
今回はエンジニア向けのシェアハウスを7軒紹介しました。
いかがだったでしょうか?
もちろんシェアハウスに住むことによって生じるデメリットもありますが、エンジニア向けのシェアハウスに住むことによって得られるメリットの方がはるかに大きいです。
最後にもう一度シェアハウスに住むメリットをまとめてみます。
- プログラミング学習に対するモチベーションが上がる
- 知識をシェアできる
- フリーランスのチームを作れる
これから、上京するフリーランスエンジニア志望の方や、駆け出しエンジニアの参考になったら幸いです。