自分がコミュ症であることを自覚していると、どのような仕事に就けばよいのか悩んでしまうかもしれません。
性格などを加味した結果、思うように仕事を決定できない人もいるでしょう。
今回はそのような人へ向けて、コミュニケーションが苦手なコミュ症でも活躍しやすい仕事を解説します。
記事のもくじ
コミュ症に適した仕事を10種類解説
コミュ症は可能な限りコミュニケーションの少ない仕事を選択すべきであるため、以下の10種類がおすすめです。
作業員
作業員は工場などで決められた作業をする仕事です。
状況によって解釈が少々異なりますが、ライン作業などを担当する仕事だと考えましょう。
基本的には与えられた仕事を黙々とこなすため、頻繁にコミュニケーションを取る仕事ではありません。
出勤や退勤時などにコミュニケーションを取る必要はありますが、コミュ症でも差し支えないレベルです。
警備員
警備員は与えられたエリアを監視する場合と工事現場のように人や乗り物の誘導をする場合があります。
どちらの場合もコミュニケーションをとる機会は限られているため、コミュ症でも働きやすい仕事です。
夜間の監視など人がいない街で働く方が、よりコミュニケーションの機会が少なく、コミュ症でも働きやすいでしょう。
なお、現場によっては万が一に備えて護身術が必要など、事前の研修が求められる可能性があります。
配達員
各種配達員は他人と接触する仕事ではありますが、比較的コミュ症でも働きやすいものです。
最低限のコミュニケーションだけで成り立つ仕事であり、負担がかかる時間は少ないといえます。
また、配達員の中でも新聞配達や郵便配達ならば、配達した際にほぼ他人と接触しません。
飲食などは手渡しが中心の配達であり負担がかかるかもしれませんが、仕事の内容を選べばそれもなくなるでしょう。
事務職
一人で黙々とこなせる事務職を選択すれば、コミュ症でも安心して働けます。
職場環境や担当する業務によってはコミュニケーションが多発しますが、逆にそのようなコミュニケーションが発生しないものもあるのです。
例えば、リモートでバックオフィスのような仕事を続ければ、コミュ症でも人と話す機会が少なくて済みます。
事務職はある程度の選択肢があるため、仕事が選びやすいとの観点でもおすすめです。
翻訳家
翻訳家は与えられた文章を翻訳する仕事であり、一人で作業する人が大半です。
日本語からの翻訳と日本語への翻訳の2種類が有り、どちらについても個人で作業するため、コミュ症でも負担がかかりません。
また、仕事のしやすい業種というだけではなく、専門分野であり報酬が高いという特徴があります。
英語など主要な言語を中心に翻訳家は高い単価で仕事ができるため、語学に関するスキルがあるならばチャレンジしてみましょう。
コールセンター
コールセンターは人と話す仕事ですが、対面して会話する仕事ではありません。
そのためコミュ症でも緊張しにくく、働きやすい仕事です。
もちろん、会話だけでやり取りするため話す力は求められますが、マニュアルが用意されていて慣れれば負担が少ないと考えられます。
ドライバー
ドライバーは基本的に一人で運転する仕事であり、コミュ症でも差し支えのない仕事です。
特に荷物を運ぶトラックのドライバーならば、荷物の積み込みや納品以外で人と接する場面がほとんどありません。
最低限のコミュニケーションで済ませられるため、精神的な負担が少なく仕事ができるでしょう。
逆にバスのドライバーなどは不特定多数と接する可能性があり、コミュ症には向いていないと考えられます。
Webライター
WebライターはWebサイトに掲載する文章を作成する仕事で、基本的には一人で仕事ができます。
作成する文章の方向性などの擦り合わせでコミュニケーションが必要ですが、最低限のコミュニケーションで負担は少ないでしょう。
また、文字だけでコミュニケーションする機会も多く、対面での会話が苦手な人でも安心です。
加えて、Webライターは専門的な知識を持つ人が求められていて、コミュ症でもそのような知識があれば、大きく活躍できます。
プログラマ
プログラマは設計書に沿ってプログラミングをする仕事です。
設計書を完成させるまではコミュニケーションが必要になりますが、完成してからは黙々と作業することになります。
期日までに求められているプログラムが完成していれば良いため、少ないコミュニケーションで済み、コミュ症でも活躍が可能です。
なお、設計内容に変更があるとプログラマも会議などに参加する場合があり、必要に応じて多少のコミュニケーションは取らなければなりません。
エンジニア
エンジニアもIT系の仕事を指しますが、一般的にはプログラマ以外の部分です。
「システムエンジニア」と呼ばれる仕事であり、仕事内容は多岐に渡ります。
ネットワークを担当する人もいればデータベースを担当する人もいて、それぞれが得意分野で活躍するのです。
このようなエンジニアも任された業務を中心に担当するため、最低限のコミュニケーションで働けます。
特にリモートで仕事をするエンジニアならば、コミュニケーションの機会が少なく、コミュ症でも働きやすいはずです。
コミュ症に向いてない仕事の特徴
コミュ症に向いてない仕事には特徴があるためそれぞれについて説明します。
細かい連携が求められる
細かな連携が必要となる仕事はできるだけ避けるようにしましょう。
コミュ症は頻繁なコミュニケーションを苦手とする場合もあり、負担になりかねません。
例えば、業務の進捗を1時間に1回報告する必要があると、精神的な負担になるはずです。
どのような仕事を選択する場合でも、細かい連携が求められるものは避けましょう。
ヒアリングが重要となる
ヒアリングが重要となる仕事はコミュ症に向いていません。
綿密なコミュニケーションを苦手としていると、スムーズに仕事が進まない可能性があります。
細かい頻度でやり取りしてヒアリングする仕事は避けた方が無難です。
ただ、コミュ症でも自分主体なら話ができる人は、ある程度ヒアリングが必要な仕事でも対応できると思われます。
集団で行動する
集団で行動する仕事は、行動する過程でコミュニケーションが必要となるため、負担がかかる可能性があります。
例えば、現場仕事で5人程度のチームで作業すると、精神的な負担があるでしょう。
可能な限り集団ではなく個人で完結する仕事を選択すべきです。
人前で話す機会が多い
人前で話す機会が多い仕事も避けたほうが無難でしょう。
一方的に話す場合はコミュ症でも活躍できる人がいますが、それが難しい人も見受けられます。
人前で話すことはコミュニケーションとは少々異なりますが、それでも緊張してしまう人は、このような仕事も避けておきましょう。
コミュ症が仕事で活躍するためのポイント
続いては、コミュ症が仕事で活躍するためのポイントも解説します。
自分に適した仕事を見つける
言うまでもありませんが、まずは自分に適した仕事を見つけなければなりません。
自分がどのような性格であるのかを分析して、働けるような環境を探すようにしましょう。
コミュ症とはいえども、人それぞれ考え方や特徴が異なっています。
上記で紹介した仕事を中心に、自分が興味を持ち、やっていけそうな仕事を選択することが重要です。
ひとりで正確にこなせる仕事を選ぶ
自分一人で正確にこなせる仕事を選びましょう。
誰かに質問しないと進められない仕事は、コミュニケーションの機会が増えてしまいます。
このような仕事の過程でのコミュニケーションはコミュ症の負担になりかねないため減らすべきです。
上記でも触れたとおり自分を分析して、一人でこなせる仕事を考えましょう。
文字でのコミュニケーションにはチャレンジする
コミュ症には全くコミュニケーションを取らない人が見受けられますが、文字でのコミュニケーションにはチャレンジすべきです。
仕事で活躍するためには、多少なりとも報連相が必要となります。
これらは直接ではなく文字でも十分であるため、このコミュニケーションは取れるようになりましょう。
文字でのコミュニケーションが取れるかどうかによって、仕事に対する評価が大きく変わるといっても過言ではありません。
コミュ症でもIT業界なら活躍できる可能性大!
コミュ症でも、IT業界ならば多くの人が活躍できると考えられます。
続いては、コミュ症がIT業界で活躍するためのスキルを習得できるKredoオンラインキャンプを紹介します。
Kredoで未経験でもITスキルを習得
Kredoオンラインキャンプは「これから新しくプログラミングを習得したい」と考える人に向けて、基礎から応用まで幅広いレベルのレッスンを提供しています。
毎回の授業で先生にその場で質問できるため、「プログラミングの学習は難しそう」と考える人でも安心です。
プログラミングスクールの中でも授業数の多さが特徴で、新しい学びと復習を同時に実現できるよう考えられています。
もちろん、プログラミング初心者の中にはこのようなレッスンを「大変だ」と感じる人がいます。
しかし、Kredoの生徒は80%以上がプログラミング初心者であり、感じ方は皆さん同じです。
初心者でもスキルアップできる環境が整っているため、初めてプログラミングを学ぶ人でも心配はありません。
英語の授業で英語スキルも十分
プログラミングスクールでありながら、すべての授業が英語で実施されるカリキュラムです。
授業で日本語を利用する場面はなく、質問などのやりとりも含めてすべて英語で対応しなければなりません。
このような説明をすると「今まで英語でコミュニケーションした機会が少ないから不安だな。」と心配する人がいます。
ただ、その点は意識する必要がなく、Kredoは英語初級者でも授業が理解できるカリキュラムです。
実際、Kredoに通う生徒の85%程度は英語初級者の状態からスタートして、実践的な英語を身につけられています。
プログラマーとして必要な専門用語なども学習できるようになっているため、習得した英語はすぐに現場で活用できます。
就職サポートで案件探しも安心
Kredoには就職サポートがあり、Kredoで学習した内容を踏まえてキャリアチェンジを目指せます。
「コミュ症で仕事を探すのは不安だ」と考える人は多いかもしれませんが、Kredoならばサポートがあるため安心です。
個々の目指す進路に応じて適切なエージェントとつながることができるため、プロのサポートのもと転職活動ができます。
まとめ:コミュ症でもスキルがあればエンジニアとして活躍できる!
コミュ症は仕事選びの際いろいろな観点から躊躇し、「自分はコミュ症だから向いていない」などと考えてしまうようです。
確かに、コミュニケーションが重要な仕事もありますが、最低限のコミュニケーションでやっていける仕事もあります。
特にIT系に進めば最低限のコミュニケーションで稼げる案件を見つけられるため、この機会にチャレンジしたい人はぜひKredoへお問い合わせください。