留学経験は就職や転職活動に有利だと言われていますが、海外での経験を活かせる働き方ができていない人も多くいます。
では留学経験を活かした仕事に就くには、どのような準備をするといいのでしょうか。
本記事では留学経験が活かせる職種を解説します。
また留学で得られるスキルや考え方・留学経験を活かすための自己PRの方法なども紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
記事のもくじ
留学経験が活かせる仕事を4つ紹介!
留学経験を活かしたいと考えている方は、以下の4つの仕事を選んでみてはいかがでしょうか。
それぞれ具体的にみていきましょう。
海外営業
国際的な取引が多い企業は海外に営業部があります。
海外営業部に配属されると海外出張や海外駐在をする機会が増えるので、留学で培った語学力が活かせます。
直接企業や海外の方とやり取りをする必要があるため、カジュアルな英語ではなくビジネス英語を学ぶ必要があります。
インターンを活用して現地で働き、社会で英語を使用するという経験があるといいでしょう。
外資系企業
外資系企業の場合、新入社員の頃は語学力を求められることは少ないでしょう。
しかしキャリアを重ねることで、海外出張や海外の取引先との接点が増えて英語での会話やメールのやり取りが求められます。
外資系企業によっては公用語が英語の会社もあるため、入社後すぐに英語が必要になることもあります。
また配属先のチームに外国人がいることもあるので、留学経験で培ったコミュニケーション力がすぐに活かせるでしょう。
通訳や翻訳
留学経験がある方にとって通訳も就職できる仕事のひとつです。
通訳や翻訳者になりたい方は、英語や日本語の通訳・翻訳コースを卒業するのがおすすめです。
そのようなコースは日本には少なく海外の大学に多くあるため、留学する必要があります。
半年〜1年留学をすれば、翻訳の仕事を在宅ワークとして行うこともできます。
エンジニア
エンジニアも留学経験を活かせるでしょう。
エンジニアにも語学力が求められているからです。
日本では海外に業務を委託するオフショア開発が進んでおり、海外の方とコミュニケーションをとる機会が増えてきています。
そのため語学力とプログラミングスキルの高い人材が必要とされていますが、まだ英語が話せるエンジニアは少ない印象を受けます。
そのため留学をして語学力やコミュニケーション能力を身につければ、エンジニアとして活躍の場が増えるだけでなく、収入も上げられるでしょう。
さらにプログラミング言語は世界共通語なので、スキルがあればどの国でも働けるようになれます。
エンジニアになれば留学経験を活かして、世界中で働くこともできます。
留学経験を活かした仕事に就くための就職活動の方法3つ
留学経験を活かせる仕事にはどのように就けばいいのでしょうか。
大きく分けて3つあります。
それぞれ具体的にみていきましょう。
英語に強いエージェントや求人サイトに登録
英語に強いエージェントや求人サイトに登録してみるといいでしょう。
おすすめは以下の3つです。
語学力を活かした就職や転職をしたい方は、上記のハイキャリア向けのエージェントや求人サイトがおすすめです。
エージェントを活用すれば、英文のレジュメを作成してもらえたり企業との面接調整をしてくれたりします。
また待遇や条件がいい非公開求人を扱っているので、エージェントは複数社登録しておくとたくさんの求人を確認できます。
海外でインターン後、そのまま就職する
海外でインターンをして、そのまま就職する方法もあります。
インターンとは、海外の企業で実習生として就労体験を積むことです。
企業にとっては自国にないスキルや外国人としての目線を取り入れる機会として捉え、インターン生にとっては海外で働いた経験や語学力を磨けるという体験ができます。
海外では正式採用を見込んでインターンを採用するため、海外就職を目指している方にはおすすめです。
日本から現地の会社にエントリー
インターン経験がない場合は、日本から現地の会社にエントリーしてみるのもいいでしょう。
エージェントを活用して現地の企業にアポイントメントを取ることもできます。
海外の気になる企業があれば、そこに直接連絡をして面接をお願いする方もいます。
企業が採用基準としている語学力を身につける必要はありますが、留学経験があれば英語でのコミュニケーションに困ることは少ないので、積極的にオファーするのがおすすめです。
留学経験で得られるものやアピールポイントは?
留学経験を通して得られるものは、英語力だけではありません。
ここからは留学で得られる能力や、留学経験を通してアピールできることを解説します。
就職や転職を検討されている方は、参考にしてみてください。
英語力
ひとつめは英語力です。
日本人は中高含めて6年間英語を学びますが、残念ながら話せる人は少ないです。
実際に英語を話す環境に身をおくことで、英語におけるスピーキング力やリスニング力が上がります。
英語を学ぶことはお金も時間もかかりますが、あなたのその後の人生を大きく変える武器になるので「英語力をきたえたい」と考えている方は、留学を検討してみてください。
コミュニケーション力
留学経験はコミュニケーション能力も上げてくれます。
周りに友人もいなく話している言語も違うので、はじめは孤独を感じるかもしれませんが、次第に積極的にコミュニケーションを取ろうと努力するでしょう。
そのような取り組みのなかで英語力だけでなく、初対面でも打ち解ける能力やどのような相手にも緊張が少ない状態でコミュニケーションを取る能力が身につきます。
幅広くコミュニケーションが取れる人は企業にとって貴重な人材なので、アピールポイントになるでしょう。
広い価値観
グローバルな経験は価値観を広げてくれます。
日本にいると良くも悪くも日本の価値観に染まっていきます。
しかし海外では日本の常識も非常識です。
たとえば、日本人は自分の意見を言わないことが美徳とされていますが、海外では相手に配慮しながらも積極的な主張が大事です。
日本にいると感じられないような体験を通して、新しい価値観を築くことができます。
多角的な視点で考えられる能力は大きなアピールポイントです。
就職活動で留学経験をアピールするときの注意点
企業に留学経験をアピールするときには、気をつけなければいけないことがあります。
ここからは、就職活動で留学経験をアピールするときの注意点を3つ解説します。
面接の際は意識して取り組んでみてください。
同じような自己PRにならないようにする
留学経験を就職活動でアピールしようとすると、他の留学した人と同じような自己PRになってしまうことがあります。
海外営業や外資系企業を目指しているなら、留学を経験した人はたくさん応募してきます。
そのため同じような自己PRにならないように工夫しましょう。
経験を話す
あなただけの自己PRにするには、海外で経験したことや学んだことをベースに話すといいでしょう。
とくに留学をすると失敗の連続です。
失敗から得た教訓や失敗から成功できた経験を社会でどう活かしていくかなどをアピールをするといいでしょう。
- 友人を作るのに工夫したこと
- 英語学習から感じた学び
- 海外インターンを通して感じたこと
すべて社会に出てから役に立つことなので、アピールできるように準備しておきましょう。
語学以外のアピールポイントを持つ
語学以外のアピールポイントで自己PRをしましょう。
「TOEIC800点以上です」や「英検1級です」というのは素晴らしいですが、残念ながら他の方も同じようなアピールをします。
そのため事前に「海外インターンを成功させる」「英語を使ったスピーチコンテストに出る」といった目的を持って留学することをおすすめします。
また以下のようなスキルを獲得するための留学もいいでしょう。
- プログラミングスキルを身につける
- デザインスキルを身につける
- 会計の知識を身につける
あなたなりの目的を見つけることで、オリジナルの留学経験を得られます。
留学経験を活かしてエンジニアを目指すならKredoへ
留学経験を活かしてエンジニアを目指したい方にはKredoがおすすめです。
Kredoは英語とプログラミングが学べるスクールです。
ここからはKredoで学ぶことで英語とプログラミングを活かした働き方と、就職や転職に関する実績について解説します。
留学経験がなくても英語が活かせる働き方が可能
プログラミングは世界共通言語なので、スキルがあれば世界中で働けます。
留学経験とプログラミングスキルがあればエンジニアとして海外就職は実現しやすいでしょう。
しかし、世界的にIT人材は不足しているのでプログラミングスキルと英語力があれば、留学経験がなくても海外就職できる可能性があります。
日本でもエンジニアの求人はかなりの高待遇で多く存在しています。
プログラミングスキルがあると、日本と海外で働ける可能性をもてるのです。
87%の方が就職・転職に成功
Kredoにはプロのキャリアカウンセラーが在籍しており、国内IT転職から海外就職までをサポートしてくれる制度があります。
卒業生の87%の方がKredoの就職・転職サポートを利用し、国内のIT企業だけでなく外資系や海外企業の転職に成功しています。
スキルを身につけてIT業界に転職したい方や、将来海外で自由に働きたいと考えている方はぜひご検討ください。
まとめ:留学経験を活かしてあなたの目指す仕事に就こう
留学経験で得られるものは、あなたにとって大きな財産になります。
しかし目的を持たずに留学してしまうと、英語力も経験も専門的なスキルも身につかずに終わってしまうこともあるでしょう。
まずはどのような目的で留学をしたいのかを明確にしてから準備をすると留学経験を活かせる働き方ができるのではないでしょうか。