結論から言うと、デザイン留学とは、海外の大学や専門学校、短期コースで、グラフィック・Web・UI・ファッションなどのデザインを学ぶ留学のことです。学位を取るならイギリスやアメリカの大学で授業料だけで年約640万〜980万円(2026/27年度の例)かかる一方、数週間の短期コースなら約9万円から受けられるものもあり、目的によって選ぶべき形がまったく違います。「英語を使いながら、Webサイトのデザインと制作を学びたい」なら、フィリピン・セブ島で英語とWeb制作を学ぶ短期留学も選択肢になります(ただしKredoはデザインの専門学校ではなく、Web制作×英語の学校です)。
この記事は、フィリピン・セブ島でIT留学を運営しているKredo(クレド)が、各国の学校や政府の公式サイトで2026年9月28日に確認した情報をもとに書いています。自社でできること・できないことも正直にまとめました。

デザイン留学とは?学べる分野と3つの目的
デザイン留学で学べる分野は幅広く、主に次のようなものがあります。
- グラフィックデザイン(ロゴ、ポスター、広告など)
- Webデザイン・UI/UXデザイン(Webサイトやアプリの画面、使いやすさの設計)
- プロダクト・インテリアデザイン
- ファッションデザイン
- 映像・アニメーション
また、デザイン留学の目的は大きく3つに分かれます。
- 学位や資格を取る:海外の大学や専門学校で、年単位で体系的に学ぶ
- 仕事で使うスキルを身につける:短期コースで、特定の技術を集中して学ぶ
- 英語で仕事をする力をつける:デザインやWeb制作を英語で学び、海外の人と働ける力をつける
どの目的かによって、選ぶ国・学校・期間が変わります。目的の決め方は、「留学の目的とは?ランキングと例文、わからない時の見つけ方」も参考にしてください。
デザイン留学の4つのタイプ
デザイン留学は、大きく4つのタイプに分けられます。期間と費用の差が大きいので、まずは全体を比べてみましょう。
| タイプ | 期間 | 費用の例(2026年9月時点) | 入学の条件の例 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 海外の大学(学士) | 3〜4年 | ロンドンのUAL(ロンドン芸術大学)の学士で年£30,890(約644万円) | 英語のスコア(例:IELTS 6.0)と作品集(ポートフォリオ) | 学位を取りたい人、海外でデザイナーとして働きたい人 |
| 専門学校・カレッジ(ディプロマ) | 1〜3年 | 学校による | 英語のスコア。作品集を求める学校もある | 実務に近い技術を集中して学びたい人 |
| 短期コース(夜間・サマーコースなど) | 数日〜数週間 | Central Saint Martins(UAL)のグラフィックデザインの5週間の夜間コースで£440〜(約9.2万円) | 初心者が受けられるコースもある。授業は英語 | まずは体験したい人、休暇を使って学びたい人 |
| 英語×Web制作の短期留学(フィリピンなど) | 1〜数か月 | Kredo IT留学のWeb Basicコース(1ヶ月)で413,000円(税込・総額) | 英語の目安はTOEIC450点〜 | 英語とWebサイトづくりを同時に学びたい人 |
※1ポンド=約208円で計算(カナダ銀行、2026年9月25日のレートから算出)。海外の学校の金額は授業料で、生活費・住居・渡航費は別です。
国別のデザイン留学:学費の例と特徴(2026年9月時点)

各国の学校の公式サイトで確認できた学費の例です。ランキングではなく、費用の目安をつかむための例として見てください。
| 国 | 学校の例 | 学費の例 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| イギリス | UAL(BA Graphic Communication Design、3年) | 年£30,890(約644万円) | 学士は3年。IELTS 6.0(各技能5.5以上)と作品集が必要。6か月以内なら、認定された学校で「Standard Visitor」として学べる |
| アメリカ | Parsons School of Design(ニューヨーク) | 1学期$31,174(約490万円)。年2学期で約981万円 | 授業料が高め。ニューヨークでの生活費も別にかかる |
| カナダ | Emily Carr University of Art + Design(バンクーバー、公立大学) | 4年間の学位で約124,856カナダドル(約1,389万円、授業料と必須の諸費用の合計) | 学位以外のデザイン系コースは、卒業後の就労許可(PGWP)の対象分野に入っていない |
| フィリピン(セブ島) | Kredo IT留学(Web Basicコース、1ヶ月) | 413,000円(税込・総額) | デザインの専門校ではなく、英語とWeb制作(HTML/CSS)を学ぶ |
※1米ドル=約157円、1カナダドル=約111円で計算(カナダ銀行、2026年9月25日のレート)。
ヨーロッパでは、イタリアやフランス、オランダなども人気の留学先です。ただし、英語で受けられるコースか、現地の言葉が必要かは学校によって違うので、事前に確認しましょう。
カナダでデザインを学ぶときの注意点
カナダでは、カレッジなどの学位以外のコースを卒業した人が就労許可(PGWP)を取るには、コースが「対象分野」に入っている必要があります。2026年9月時点の対象分野の一覧には、Webデザインやグラフィックデザインなどのデザイン系の分野が入っていません。学位(学士など)は分野の条件がないため、卒業後にカナダで働きたい人は、学位のコースを選ぶかどうかが大きな分かれ目になります。カナダの留学ルールは、「カナダIT留学(プログラミング留学)の費用と最新ルール」でくわしく紹介しています。
デザイン留学で後悔しない選び方

1. 目的を1つに決める
「学位がほしい」「デザインの仕事に就きたい」「英語で働く力をつけたい」のどれがいちばん大事かで、選ぶタイプが変わります。目的があいまいなまま長期の留学を選ぶと、費用と時間の負担が大きくなります。
2. 作品集(ポートフォリオ)を準備する
海外の大学では、作品集の提出が求められるのが一般的です。たとえばUALの学士課程では、25ページまでのデジタルの作品集を提出します。イギリスでは、大学に入る前に「Foundation Diploma in Art and Design」という準備のコースで作品づくりを学ぶ入り方もあります。
3. 必要な英語力を確認する
大学に入るには、IELTSなどのスコアが必要です(UALの学士ではIELTS 6.0以上、各技能5.5以上)。短期コースはスコアがいらないものもありますが、授業は英語で進みます。
4. 授業料だけでなく総額で比べる
学費に加えて、住居、食費、渡航費、保険、画材やパソコンの費用がかかります。海外の学費は外国のお金で決まるので、為替によって円での金額が大きく変わる点にも注意しましょう。
5. 卒業後の働き方(ビザ)まで考える
留学した国で働きたい場合は、卒業後に働くための許可の条件を先に確認しておくことが大切です。上で紹介したカナダのように、学ぶコースの種類によって、卒業後に働けるかどうかが変わる国もあります。
セブ島でデザインは学べる?Kredo IT留学でできること・できないこと
「セブ島 デザイン 留学」と調べている人に向けて、Kredo IT留学でできることと、できないことを正直にまとめます。Kredoは英語とIT(Web制作・プログラミング・AI)を学ぶ学校で、デザイン専門のコースはありません。一方で、英語を使いながら「Webサイトの見た目を整え、実際に作って公開する」ところまでは学べます。
| できること | できないこと |
|---|---|
| HTML/CSSで、Webページの構造と見た目(色・レイアウト)をつくる | グラフィック・ファッション・プロダクトなどのデザインを専門に学ぶ |
| スマホにも対応したWebページを作り、インターネット上に公開する | デザインの学位や資格を取る |
| 英語で授業を受けながら、英語とWeb制作を同時に学ぶ | — |
Web Basicコース(1ヶ月)で学べること
Web Basicコースは、HTML/CSSの基本から、スマホなどの画面に合わせて表示が変わる「レスポンシブ対応」のWebページ作成、オンラインへの公開(デプロイ)までを1ヶ月で学ぶコースです。公式ページでは、受講後は基本的なWebサイトをゼロから作り、デザインとコーディングができるようになると案内しています。生徒の作品には、CSSのアニメーションで日本の魅力を紹介する「Beautiful Japan !」や、京都の食文化や風景を紹介する「KYOTO GENIC」などがあります。
授業は1日8時間(英語マンツーマン4時間+ITグループ4時間)で、ITの授業も英語で行い、ITクラスは1クラス3〜5人です。より本格的にWebアプリまで作りたい人向けには、PHPやLaravelに加えて、見た目を整えるCSSの仕組み(Bootstrap)も使うWeb Developコース(3.5ヶ月、定価968,000円)があります。

デザインに関わる仕事に就いた卒業生の例
Kredoの公式サイト「卒業実績」では、人材業界の営業職を退職してIT留学に参加し、株式会社GIGにWEB・UIデザイナーとして就職した高原里沙さんや、Webデザイナーとして働いていた会社を退職してIT留学に参加し、株式会社A.C.O.にプロジェクトマネージャーとして就職した須田亘さんが紹介されています(Kredo IT留学「卒業実績」より)。
グラフィックなどのデザインを本格的に学びたい人は、デザインの専門学校や大学を選びましょう。一方で、「デザインを形にするWeb制作の力と英語を先に身につけたい」「デザイナーとして、コーディングと英語を足したい」という人には、セブ島での短期留学が合う場合があります。自分の目的に合うかどうかは、Kredo IT留学の無料カウンセリングで相談できます。
デザイン留学に関するよくある質問
Q. デザイン未経験でも留学できますか?
短期コースには、初心者が受けられるものもあります。一方、海外の大学は作品集の提出が必要なことが多いので、未経験の人は、準備のコースや短期コースで作品をつくるところから始めるのが現実的です。
Q. デザイン留学にはどのくらいの英語力が必要ですか?
大学に入るには、IELTS 6.0程度のスコアが求められる例があります(UALの学士の場合)。短期コースはスコアが不要なものもありますが、授業は英語で進むので、英語で説明を聞いて質問できる力があると安心です。
Q. デザイン留学の費用はどのくらいかかりますか?
2026年9月時点の例では、イギリスの大学で年約644万円、アメリカの大学で年約981万円(いずれも授業料)です。短期コースなら約9万円から、セブ島の英語×Web制作の1ヶ月コースは413,000円(税込・総額)です。生活費や渡航費も含めた総額で比べましょう。
Q. セブ島でデザイン留学はできますか?
Kredo IT留学では、英語とWeb制作(HTML/CSSでWebページのデザインとコーディング)は学べますが、グラフィックなどのデザインを専門に学ぶコースはありません。英語とWeb制作を一緒に学びたい人に向いています。IT留学全体の選び方は、「IT留学とは?費用・国別比較・1日の流れと選び方」で紹介しています。
まとめ:デザイン留学は「目的」で形を選ぶ
- デザイン留学には、大学・専門学校・短期コース・英語×Web制作の短期留学の4タイプがある
- 学位を取るなら授業料だけで年約640万〜980万円(イギリス・アメリカの例)。短期コースなら約9万円から
- 作品集・英語力・総額・卒業後のビザの4点を、申し込む前に確認する
- Kredoはデザイン専門学校ではないが、英語を使いながらWebサイトのデザインと制作を学ぶことはできる
英語とWeb制作から始めたい人は、IT留学の無料カウンセリングで、期間やコースを相談してみてください。
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当メディアを運営しているKredoは、英語×ITをオンラインで学ぶ「Kredoオンラインキャンプ」と、フィリピンのセブ島で英語とIT・AIを学ぶ「KredoIT留学」「KredoAI留学」を提供しています。これまでの卒業生は3,000名以上。卒業生の多くが、国内外のIT企業への転職、フリーランスなどへのキャリアチェンジを実現しています。これからの時代に必要な英語×IT・AIのスキルを身につけてグローバルに活躍しませんか?









