「文系でもプログラミングを学んでIT企業に就職できるの?」
「やっぱりIT企業に就職する時は理系の方が有利だよな?」
と思う文系の方もいらっしゃると思います。
結論から言いますと、文系でもIT企業に就職することはできます。
今回はこの3つについてまとめてみました。
- IT企業に就職する際、文系は不利なのか?
- 文系こそプログラミングを学ぶべき!
- プログラミンングを学んで就職するためのステップ
文系でプログラミングを学んでエンジニアとしてIT企業に就職を考えてる方は必見です!
記事のもくじ
プログラミングを使うIT企業への就職は文系は不利?
多分みなさんの中にも、”エンジニア=理系”という強い固定概念を持ってる人もいると思います。
経済白書によりますと、実際にIT企業に勤めてる30%以上の最終学歴が文系出身という結果が出ています。
なんとIT企業に詰めている3人に1人が文系出身なんです!!
「出典:独立行政法人情報処理推進機構『IT人材白書2017.pdf』」
実際に理系が大学で学ぶ言語は研究職よりの言語(Pyrthon、C言語など)で、いきなりこれらのプログラミング言語を大学で勉強するため、プログラミングに苦手意識を持つ理系の人も多いそうです。
また、文系の皆さんも大学の授業を受けてわかるように言い方は悪いかと思いますが、真面目に授業を聞いてる学生は極一部で、単位を取るために大学の授業を受けてる人も多いでしょう。
つまり、理系だからIT企業への就職が有利になるということはありません。
文系こそ就職のためにプログラミングを学ぶべき!
文系の方が大学で学べる専門性が低く、社会に出てからすぐに役立つスキルはないと言われるかもしれませんが、必ずしも大学の授業で必要とされるスキルを学ぶ必要はないのです。
自分が必要な知識やスキルは自分自身で学んでしまえばよいだけの話です。
今からその理由を4つ説明します。
時間がたくさんある
文系の方が理系に比べて時間がかなりあります。
そのため、文系の方が大学期間中に勉強できる時間が多いのです!
なぜなら理系の場合は大学3年次から研究が始まり、プログラミングを勉強する時間を取ることができないからです。
逆に、文系は進級するにつれて、自由になる時間が増えますので、この貴重な大学生活こそプログラミングの勉強することをオススメします。
文系の職より給料が高い
例えば、サイバーエージェントはエンジニア職の初任給制度を廃止して、最低年俸450万円~と、最低年俸720万円~の2つのコースを設けております。
それに比べてサイバーエージェントのビジネス職の平均年俸は408万円です。
【株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)は、2018年4月以降に新卒入社するエンジニアを対象にこれまで一律で定めていた初任給制度を撤廃し、個々人の能力別給与体系に変更いたします。さらに、高度な技術や実績、成果をお持ちの学生を対象に「エキスパート認定」制度を導入いたします。】
サイバーエージェント公式サイトを見て分かるように、エンジニア職をビジネス職と一緒の給料では割りに合わないため、エンジニア職の給料を上げたことが見て取れます。
最近では、サイバーエージェント同様LINE株式会社などが、エンジニア職だけ初任給制度を撤廃しております。
なぜ、エンジニア職の初任給制度撤廃が起こるかみなさんご存知でしょうか?
実は、大手であれメガベンチャーであれエンジニアの人材がかなり不足しているのです。
つまり、エンジニアは需要がかなりあるため給料も高くしないと企業側も人材確保ができないのです。
そのため、自ずとエンジニア職の給料が高くなるという仕組みです。
面接が有利になる
文系がプログラミングを学べば就職でかなり有利になります。
価値とはギャップで生まれるのです。 ”理系=プログラミング”とみなが思ってる通り、面接官も理系の人はプログラミングができると思うでしょう。
しかし、文系の人の中でも理系と同じレベルにプログラミング言語をかける人がいたらどうでしょう?
面接官は「文系なのにプログラミング出来るのか!」と思うでしょう。
ここで文系ならではの価値が生まれ、むしろ、文系の方が就職では有利になるでしょう。
働き方の幅が広がる
プログラミングを勉強すれば働き方の幅をかなり広げることができます。
例えば、プログラミングができるだけでシューマツワーカーや、フリーランスエンジニアとして働く選択肢を持つことができます。
シューマツワーカー
シューマツワーカーとは、週末だけスタートアップのエンジニアなどで働けるサービスです。
平日は、普通に会社で働いて土日はスタートアップの企業でエンジニアとして働くこともできます。
フリーランスエンジニア
プログラミングのスキルがあれば、自分で仕事をクラウドソーシングのサイトを使って取ることができます。
もし自分で案件を取ることができれば、たとえ海外にいたとしてもパソコン一台で働くことができます。
文系がプログラミングを学んでIT企業に就職するためのステップ
今回は文系がIT企業へ就職するためのステップををまとめてみました。
文系の人は時間があるからこそ、将来のための自己投資すべきだと私は思います。
早速、文系がIT企業に就職するためのステップを紹介していきます。
ステップ1:プログラミングを勉強しよう
まずはじめに、プログラミングを勉強しましょう。
今回は、オススメなプログラミング学習サイトを2つ紹介いたします。
Progate
Web系であればHTML・CSSの学習から始めましょう。 スクールに行っても、独学でも覚える内容は同じです。
無料会員でも「HTML・CSS初級編」や「Ruby基礎編」など18レッスン受けることが可能なのですが、有料会員になると74レッスン受けることが可能になります。
有料会員でも月額980円(税込)なので、無料の部分をやり終えたら有料にして集中して勉強することをおすすめします。
ドットインストール
動画で学習可能なので、理解しやすいです。
全ての動画が三分でまとめられているので、飽きることなく進めることができます。
動画で学んだ方が理解しやすい方はドットインストールが向いていると思いますが、少しスピードが早いので初心者の方が動画をみながら作業を進めるのは少し大変かもしれません。
Progateで学んで理解してからドットインストールを使うと分かりやすいかなと思います。
こちらも基本無料ですが、有料会員になっても月額980円(税込)で学習可能です。
有料会員になると全ての動画をみることができるほか、動画の速度を変えられたり、ソースコードの確認などもできるようになります。
ステップ2:ポートフォリオを作ろう
プログラミングをある程度学び終えましたらポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオとはいわば、制作物です。自分はこのぐらいの技術がありますよ!とアピールすることができます。
Progateのレベルをいくらあげても誰からも評価されません。
実際に評価される物は形としてみれるポートフォリオです。
ステップ3:インターンに参加しよう
インターンを通じて企業から内定をいただき、そのまま就職する人も多いです。
また、文系学生がインターンに参加するメリットは、冒頭の方でも述べましたが、理系の人は大学の授業が忙しくてインターンができないので、理系の学生と差別化をはかることができる事です。
つまり、文系学生こそインターンで実務を積めば理系学生より有利に就職活動ができるのです。
まとめ:文系でもプログラミングを学べばIT企業に就職できます!
いかがだったでしょうか?
今回は文系こそプログラミングを学ぶメリットとIT企業に就職するためのステップをまとめてみました。
IT企業=理系という固定概念はまだまだあるとは思いますが、文系でもIT企業に就職することは可能です!
この記事を読んで「文系でもエンジニアとして就職できるんだ!」という強い自信を持っていただけたら幸いです。