本記事は
- AIエンジニアの年収はどのくらい?
- 日本と海外で年収の違いはある?
このような疑問を持つ方に向けた記事です。
日本と海外のAIエンジニアの平均年収を紹介し、あわせてAIエンジニアの年収が高い理由や仕事内容についても触れています。
具体的には次の順番でお話していきます。
- AIエンジニアの平均年収
- 海外との比較
- AIエンジニアの年収が高い理由
- AIエンジニアの仕事内容
- AIエンジニアになるには
AIエンジニアになりたい、AIエンジニアが気になるという方は、ぜひ参考にしてください。
記事のもくじ
AIエンジニアの平均年収は652~861万円
AIエンジニアの平均年収は、給料BANKを参照すると652~861万円です。
その他にも、独自に調査した結果を交えて、AIエンジニアの平均年収について見ていきましょう。
求人情報ベースだと300万円~2,000万円ほど
複数の求人情報サイトで「AIエンジニア」を検索キーワードとして求人を検索しました。
求人情報サイト | 求人数 | 年収幅 |
Indeed | 13,116件 | 400~1,200万円 |
求人ボックス | 8,331件 | 400~1,200万円 |
レバテックキャリア | 15件 | 400~1,000万円 |
doda | 54件 | 350~1,200万円 |
リクナビNext | 18件 | 350~2,000万円 |
マイナビ転職 | 37件 | 300~2,000万円 |
Indeedと求人ボックス以外は、求人数が多くありませんね。
AI、人工知能といったキーワードで検索すると、もう少し増えるのですが、データサイエンティストなども含まれてしまうため、今回は「AIエンジニア」に絞って検索した結果となります。
一部を除いて求人数は特別多いわけではありませんが、平均年収の652~861万円は信頼できる数字と言えるのではないでしょうか。
年収300万円程度の場合、「未経験OK」という求人が多く見られました。
未経験でもAIエンジニアを目指せることが分かるとともに、未経験でなければ高い年収を得ることも可能であることがわかります。
実際に年収500万円以上の求人情報も多いものです。
AIエンジニアとして認められれば、年収2,000万円も狙えるところからも、AIエンジニアの年収は非常に高いことがわかります。
年収1億円の会社も…!
年収1,000万円、2,000万円は非常に高い年収ですよね。
しかし、なかには最高年収1億円で人材を募集していた会社もあります。
その会社はファッション通販サイトZOZOTOWNを運営するスタートトゥディ(現:株式会社ZOZO)のグループ会社です。
現在では募集を終了していますが、エンジニアとして最高年収1億円の求人募集をしていました。
博士号の取得者などの高学歴の人が対象でしたが、スキルに見合った報酬を払うと公言しています。
AIエンジニアは非常に高度で幅広い知識とスキルを求められます。
スタートトゥディだけでなく、今後も同じような考えで文字通り「桁が違う」年収を提示する会社も出てくるかもしれませんね。
参照元:「ゾゾタウン運営グループが最高年収1億円で『天才を募集』」(キャリコネニュース)
海外と日本のAIエンジニアの年収比較
日本の年収事情はだいたい理解してもらえたと思います。
次に海外のAIエンジニアの年収を紹介し、日本と比較してみます。
海外AIエンジニアの平均年収は1,000万円
海外のAIエンジニアの平均年収は、アメリカの経済誌「Fobes」の記事を参照します。
そのなかでは、年収1,000万円オーバーが最も多い結果となりました。
特にアメリカでは、学歴がなく職歴も数年程度であっても、AIエンジニアとして働くことで約3,300~5,500万円の給与を手にすることができます。
AI人材の中でもプロジェクトマネージャーをしていた人の中では、約132億円もの給与を手にしているとのこと。
海外のAIエンジニアの平均年収1,000万円という数字が、霞んでしまうほどの実態ですね。
参照元:年収5000万円もザラ、米AI人材のヤバい報酬(東洋経済ONLINE)
平均値で見ると日本よりも海外のほうが年収が高い
日本では求人情報ベースで見ると、最高年収で2,000万円です。
海外は平均年収が1,000万円オーバーであるため、日本よりも海外の方が年収が高いことは明らかです。
日本のエンジニアは海外のエンジニアに比べて、年収が低いと言われていますが、AIエンジニアに限ってみてもその通りであると言えます。
日本の組織的な問題や、エンジニアとしての考え方の違いなど、いくつか理由は考えられますが、少なくとも日本よりも海外の方が年収が高いことは事実です。
AIエンジニアの年収が高い理由
AIエンジニアは年収が高い傾向にありますが、その理由は何でしょうか。
AIエンジニアの年収が高い理由について、1つずつ解説してきます。
不足している(需要が高い)
AIエンジニアは世界的に不足しています。
2017年に中国のネットサービス大手であるテンセントが「グローバルAI人材白書」を発表しました。
そのなかでは、100万人の必要AI人材のなかで、現在では30万人しかいないと記載されています。
中国やアメリカでは、国を上げてAI人材の育成を行っていますが、いまだAIエンジニアは不足している状況です。
日本でも、今後のAI需要の増加を見込むと、AI人材は2018年時点で3.4万人不足しており、2030年には14.5万人の不足となることが予想されています。
AIの需要は高くなっていくにもかかわらず、人材の供給が追いつかないということです。
世界的に見てもAIエンジニアは不足しているため、人材の価値が高まり、年収が高いことに繋がるのです。
AIエンジニアは将来性がある
AIエンジニアは世界的に見ても不足しているため、非常に需要が高い職業です。
各企業は現時点でも人材の取り合いを行っており、AIエンジニアは引く手あまたと言えます。
「AIが発達することで仕事を奪われる」という話を聞いたことはありませんか?
これまで人間が行ってきた事務作業や分析作業といった仕事を、AIが発達することによって代替わりされる、という話です。
たしかにAIの発達により、事務作業や分析作業といったものは、AIで対応できるようになっています。
AIエンジニアは、そのAIを開発・運用する側であるため、将来的にAIがどんどん発達していっても、仕事を奪われることはありません。
むしろ積極的にAIを導入するために仕事が舞い込んでくることでしょう。
このことからも、AIエンジニアの将来性は明るいことがわかります。
世界的に評価が高い
海外エンジニアの平均年収でお話したとおり、AIエンジニアは世界的に非常に評価が高い職業です。
AIはこれからの時代に無くてはならないものになることが予想され、そのAIを開発できる人材が重宝されることは言うまでもありません。
AIはIT分野だけの技術ではなく、さまざまな分野に応用できる技術です。
車の自動運転がわかりやすい例です。
さまざまな分野でAIが求められているからこそ、AIエンジニアの評価は世界的に高くなっているのです。
年収の高いAIエンジニアの仕事内容
AIエンジニアはAIを具現化する人材です。
役割としては、構築したAIと周辺技術を合わせて実装する役割を持ちます。
狭義のAIエンジニアはシステムエンジニアの立ち位置であり、AIの性質を踏まえた上で、AIシステムの企画・設計を担当します。
AIを実際に構築するのは、AIプログラマーです。
AIエンジニアは比較的新しい職業であるため、明確に仕事内容が分担されていない場合があります。
場合によっては、プロジェクトマネージャーのような立ちふるまいを求められることもあるでしょう。
それらを踏まえた上で、AIエンジニアの仕事内容をまとめると次のとおりです。
- AIを用いたシステムの設計
- AIプログラミングによってアプリ、サービスを具現化
- AIをITシステムに実装する
- AIの学習、チューニング
AIエンジニアは世界的に不足しているため、明確に仕事内容を分割することが難しいと考えられます。
設計から実装まで、一通りの業務をこなすことが仕事内容と言えます。
年収の高いAIエンジニアになるには
AIエンジニアは、非常に高度で幅広い知識とスキルが求められるものです。
プログラミングスキルはもちろんのこと、高度な数学知識も必要となります。
既存ITシステムへAIを実装することからも、ITシステムに関する知識とスキルが必要ですね。
AIエンジニアになるためには、ベースとなるITスキルの上に、AIプログラミングや高度な数学知識などを組み合わせていかなければなりません。
いきなりすべての知識やスキルを身につけることは不可能です。
1つずつ積み上げていきましょう。
海外のAIエンジニアの年収が高いことは説明しましたが、その他のエンジニアも同じです。
これからエンジニアを目指すのであれば、海外も視野に入れ、英語のスキルも身につけておくといいでしょう。
まとめ:需要も年収も高いAIエンジニアを目指そう!
日本のAIエンジニアの平均年収は、652~861万円です。
海外のAIエンジニアは、平均年収1,000万円オーバーとなっています。
海外のほうが平均年収が高い傾向にあります。
AIエンジニアは世界的に見ても不足しており、需要が高く将来性のある職業です。
AIエンジニアは高度で幅広い知識とスキルを必要としますが、一歩ずつ確実に歩みを進めれば目指せます。
あなたもAIエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。