プログラミングを学ぼうと思っている方が最初に決めなければいけないのが「どの言語を勉強するか?」
その言語を決めるために重要なのが、
フロントエンドエンジニアを目指すのか?
バックエンドエンジニアを目指すのか?
です。
今回はフロントエンドエンジニアについて、簡単な言葉で初心者にもわかりやすいように説明していきます。
記事のもくじ
フロントエンドエンジニアとは?
「フロントエンドエンジニア」とは、簡単に説明すると「WEBサイトやサービスの見た目など、ユーザーの目に触れる部分をプログラミングで作るエンジニア」です。
例えば、今あなたが見ているこのページの見た目やデザインはフロントエンドエンジニアによって作成されたものということになります。
また、エンジニアにはフロントエンドエンジニアのほか、バックエンドエンジニアというエンジニアも存在します。
WEBサービスにログインをする際を思い浮かべてください。
メールアドレスとパスワードを打ち込むとそれらは暗号化され、一致しているかの確認といったユーザが確認できない内部の処理が行われます。
これらのシステムを作っているのがバックエンドエンジニアです。
バックエンドエンジニアについての記事はこちらをご覧ください。
フロントエンドエンジニアの強み
では、そんなフロントエンドエンジニアにはどのような強みがあるのでしょうか。
大きく分けて3つあります。
1. WEBマーケティングに大きく関わる
実は、フロントエンドエンジニアとWEBマーケティングには大きな関わりがあります。
なぜなら、フロントエンドの設計は、ユーザーの気持ちを考えて設計しなければいけないからです。
業界用語を用いると、UI/UXを考えて設計するということです。
「WEBマーケティング」とは簡単に説明すると、WEBサイトやランディングページ、WEBメディア、WEBサービス、WEB広告などを用いて、WEB上で集客することです。
例えば、WEBサイトのストーリー構成やサイト内のボタンの色や配置、文言などの少しの変化でも集客数に大きく影響するので、繰り返しテストを行いながら改善していきます。
「UI」とは「ユーザーインタフェース」の略称で、WEBサイトやWEBサービスの見た目の部分を指します。
例えば、WEBサイトのボタンの色、ボタンにカーソルを合わせたときに色が変わったりすること、メニューにカーソルを合わせたときにサブメニューがプルダウンで出てくることもUIになります。
また、「UX」とは「ユーザーエクスペリエンス」の略称で、ユーザがWEBサイトやWEBサービスを利用したときに感じる感情などを指します。
例えば、WEBサイトのボタンが小さければ「押しにくいなぁ」と感じますよね。それは「UXが悪い」ということになります。
そのため、フロントエンドエンジニアはただのエンジニアやプログラマーで終わるのでなく、WEBマーケティングという視点を持ち合わせることで、エンジニアとしての価値が最大化されるといっても過言ではないでしょう。
2. 参入障壁が低い
フロントエンドエンジニアは、先ほどご説明したバックエンドエンジニアよりも障壁が低く、初心者からでも入門しやすいと言えるでしょう。
なぜなら、
- 基礎を学習するだけで、HTML/CSS/JavaScriptと3つのスキルが短期間で身につくから
- 初心者でもこなしやすい案件が多いから
- バックエンドほど複雑なプログラムが少ないから
です。
しかし、参入障壁が低い分、他のエンジニアと差をつけることが難しいというデメリットもあります。
フロントエンドエンジニアとして活躍するためには、前述したようなマーケティングの知識を持ち合わせていたりWEBデザインも同時にできるなど、複合的なスキルを習得することをオススメします。
3. 柔軟にスキルを身につけられる・選択できる
柔軟にスキル選択ができるというのもフロントエンドの強みです。
なぜなら、基本的にはJavaScriptという言語をマスターしてしまえば、そこから使用する「フレームワーク」を変えるだけで、さまざまなものを作れるからです。
プログラミングでいう「フレームワーク」とは、簡単に説明すると「少ないコードで作りたい機能やデザインを実現することができる骨組み」を指します。
フレームワークを利用することで、作業スピードを圧倒的に上げることが可能となります。
たとえばJavaScriptはフレームワークやライブラリの種類が豊富で、以下のようなフレームワーク・ライブラリがあります。
- jQuery:正確にはJSのライブラリ。複雑な処理を簡単な記述でできる。
- React:正確にはJSのライブラリ。主にMVCのView部を実装する。
- Angular:アプリを複数の部品として組み立てるコンポーネント指向が特徴。
- Vue.js:ソースコードの記述量を抑えやすく、学習コストが低いのが特徴。
- Backbone.js:正確にはJSのライブラリだが、MVCモデルに乗っ取っている。
このようにフロントエンドでは、JavaScriptをマスターしたあとのフレームワーク習得が重要となってきます。
Kredoオンラインキャンプでフロントエンド言語が学べる「WEBデザインコース」では、
- HTML / CSS 3
- WordPress
- デザイン概論
- Adobe Photoshop
- Adobe XD
- jQuery / JavaScript
を学ぶことができ、最新のフロントエンド開発のスキルを身につけられます。
フロントエンドエンジニアに必要なスキル・言語
現在プログラミング言語は200種類以上あるといわれています。
その中でフロントエンドエンジニアが使用する主要な言語は3種類となります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
厳密には、HTML / CSSはプログラミング言語ではなく、HTMLは「マークアップ言語」、CSSは「スタイルシート言語」といいます。
この3つのプログラミング言語はサーバを必要としない言語であるため、フロントエンド(表面)上の見た目・デザイン・機能を実装することができるのです。
つまり、フロントエンドでは
- HTMLで必要な情報を記述
- CSSで見た目・デザインを装飾
- JavaScriptで複雑な動き・アニメーションの実装
- 必要に応じてPHP/Ruby/Pythonなどでのプログラミング
- 1つのWEBサイトが完成
という流れになっています。
しかし、近年では「HTML / CSS / JavaScriptの3つを習得すればフロントエンドエンジニアとして生き残れる」というわけではありません。
なぜなら、フロントエンドはバックエンドと比べて参入障壁が低く、プログラミング未経験者が最初に学ぶものというイメージもあり、「3つの言語ができます」というだけの駆け出しのフロントエンジニア学習者が生き残るのは難しくなってきているのが現実だからです。
例えば、以下のようなスキルを身につける必要があります。
- CSSフレームワークスキル
- JavaScriptフレームワークスキル
- CMSスキル
- WEBマーケティングスキル
では、それぞれの言語、スキルについてご紹介していきます。
HTML
HTML(エイチティーエムエル / HyperText Markup Language)は、「このWEBサイトが何の情報を持っているのか」について、文字やリンク、図で記述するための言語です。
今みなさまが読んでいるこの文字の情報は、このHTMLで記述されています。
Markup(マークアップ)とは、「目印をつける」という意味で文書の各部分が、どういう役割を持っているかを示します。
CSS
CSS(Cascading Style Sheets)は、文字・背景などの色や大きさを変えたり、各情報の配置を変えたりと、デザイン面に特化したことを扱っているのがこのCSSという言語になります。
もしも、CSSの記述が無ければ全てのページは白地に黒い文字、時々画像といった非常につまらないものになります。
JavaScript
JavaScriptは、ページの「動き」や「アニメーション」を作る言語です。
CSSでもある程度の動きを表現することはできるのですが、複雑な動きなどはこのJavaScriptを使って表現されています。
例えば「ボタンをクリックするとポップアップを表示する」「フォームに情報を入力してボタンをクリックすると入力した情報が正しいかをチェックする」など、現在インターネット上にあふれているWEBサイトのほぼ全てのページに実装されています。
一方、「フォームに情報を入力してボタンをクリックすると入力した情報が正しいかをチェックする」について、「入力した情報が正しいか」「入力された情報が登録されているか」などの処理は、基本的にバックエンド、サーバサイド(ユーザから見えないところ)で行います。
CSSフレームワークスキル「Bootstrap」
Bootstrapとは、WEBサイトやWEBアプリケーションを作成するための「CSSフレームワーク」です。
「見出しの文字の大きさをかえる」「ボタンを配置する」などといったCSSでよく使われるレイアウトを簡単に作成することができます。
その他、動きのあるハイセンスなデザインのサイトを作成することができます。
また、「グリッドシステム」という画面を12等分してコンテンツを簡単に配置することができる機能を用いることで、初心者の方でも簡単にレスポンシブデザインに対応したWEBサイト(PCやスマホなど画面の大きさによって表示方法が変わるサイト)を作成することができます。
JavaScriptフレームワークスキル
フロントエンドエンジニアとして実際にそれを仕事で活かし、満足な給料をもらえるようになるには、フレームワークを最低1つは使いこなせるようになる必要があります。
今回は数あるフレームワークの中でも今よく使われている、「React」「Vue.js」の2つについて軽く紹介します。
JavaScriptフレームワーク「React」
React(リアクト)とはFacebook社が公開しているフレームワークで、Webサイトにおける各部品を作成するのに特化しています。
特徴は「ボタンを押すと値が即座に反映される」といった処理の作成に向いていることです。
逆に「うごきをつける」「おしゃれなデザインに見せる」などといったデザイン性やアニメーションには向いていません。
実際にReactで作成されているWebサイトについてはFacebook社が作成しているとのことでFacebookのUIを参考に見てみるとよいでしょう。
また、大規模なWebサイトやWebアプリケーションを作成する上で管理がしやすいフレームワークです。
Reactという名前の由来としてReactive(リアクティブ)という英単語からとっています。
またリアクティブプログラミングとは、反応(ユーザがWebサイト上に表示されているボタンをクリックする)に対して自動的に対応するという考え方があり、この概念によって、「即座に反映する」という処理の作成を実現することができます。
JavaScriptフレームワーク「Vue.js」
Vue.js(ビュージェーエス)はUIを構築するためのオープンソースのJavaScriptフレームワークです。
近年、知名度と使用率が劇的に高くなってきているため、JavaScriptフレームワークで何を学習するか迷ったら選んでみてもよいでしょう。
通常、フレームワークやライブラリは独自のルールや規格があり、ある程度固定化されたコーディングになってしまいますが、Vue.jsはそういったルールや規格が少なく、自分が書きたいように記述することができます。
そのため、個人でのWebサイトやアプリケーション開発において、保守・メンテナンスがしやすいのが特徴です。
またDirective(ディレクティブ)という「見た目の要素に付加できる」というオリジナルの属性があり、JavaScriptでありながら、HTML要素の表示の有無などを変更することができます。
そのため、本来HTMLとして記述しなければならないコードをVue.jsで記述することができるため、総合的なコード記述量が減り、相対的に開発速度をたかめることができます。
さらに特徴として、入力フォームやボタンなどGUIの部品を複数の画面で使用するものを再利用することができるため、デザインと機能実装を同時に作業することができます。
CMSスキル
CMS(Contents Management System/コンテンツマネジメントシステム)は、HTML / CSS / JavaScriptなどのWEBサイト構築に必要な専門的な知識がなくても、直感的な操作でサイト構築を簡単かつ自動的にできるシステムのことです。
CMSの中でも代表的なもので「WordPress(ワードプレス)」があります。
CMSは厳密にはシステムであり、プログラミング言語ではないため、ある種、別の技術と言えるでしょう。
有名なブロガーもCMSを使っている人がほとんどです。
「CMSは使えるが、プログラミングはできない」というブロガーもいれば、「HTML / CSSを用いてWebサイト作成はできるが、CMSは使ったことがない」というプログラマーもいます。
しかし、あなたがフロントエンドエンジニアを目指すのであれば、CMSも使いこなせるようになっておいて損はありません。
ある程度のWEB構築をCMSで行い、追加機能やオリジナルデザイン、レスポンシブ化などをプログラミングで行う、というように全てできてこそフロントエンドエンジニアと言えるでしょう。
その他、フロントエンドとはいえ、作成したWEBサイトをデプロイ(本番環境にアップロード)するためには、サーバ周りの知識やLinuxの知識など、基本的なWEBサイトの裏側の知識も知っておく必要があります。
また、技術的なスキルではないですがコミュニケーション能力も非常に大切です。
フロントエンドエンジニアの業務として、基本的にデザイナーから受け取った仕様書を元にWEBサイトやアプリケーションを作成します。
その上で顧客と認識合わせや機能修正が加えられる場合もあるでしょう。
その時にスムーズに業務をこなすことができるよう、コミュニケーション能力を鍛えておきましょう。
顧客と友好な関係を築くことができると、フロントエンド開発も楽しくなりますね。
WEBマーケティングスキル
フロントエンド開発において、WEBマーケティングという要素は非常に重要です。
WEBマーケティングに強い、WEB制作会社もあるほどです。
UI / UXの知識
フロントエンド開発には、UI / UX(サイトやサービスの見た目、使い心地などを考えた上での設計)の知識が非常に重要になってきます。
なぜなら前述しましたが、WEBサイトやWEBサービスのUI/UXによって、集客数が左右されてしまうからです。
フロントエンドエンジニアがUI / UXの知識を持ち合わせていれば、クライアントの集客数を圧倒的に伸ばすことができるかもしれません。
例えば、ランディングページであればユーザーが納得して商品を購入するための訴求やストーリーづくりが必要になってきます。
さらに、「購入ボタン」「お問い合わせ」ボタンの色や配置、文言が少しでも違うだけで、そのボタンがクリックされる率は大きく変わるのです。
そのため、フロントエンドエンジニアがUI / UXの知識を持ち合わせることは非常に重要です。
SEOの知識
フロントエンドエンジニアが持っておくといいWEBマーケティングの知識としては「SEOの知識」が挙げられます。
SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称です。
Googleなどの検索エンジンでワードを検索したときに、自分のサイトやサービスが検索ページのより上位に表示されるように、サイトの作りや文章などを最適化させることをいいます。
なぜならこのSEO対策は、エンジニアがWEBサイトやWEBサービスを制作するところから始まっているからです。
例えば「プログラミング フィリピン」と検索したときに「Kredo」が一番上に表示されます。
(※現在はフィリピンでのIT留学のサービスは停止しています)
それはGoogleがKredoのサイトを「『プログラミング フィリピン』と検索するユーザーにとって一番価値があるページである」と評価してくれているからです。
一番上に表示させるには、「フィリピンでプログラミングを学習したいユーザー、興味があるユーザーにとって価値のある情報や商品を提供・発信していますよ」ということをGoogleにサイト構造から伝えることが大切なのです。
このように、フロントエンドエンジニアとして活躍していくためには、多くの知識やスキルを身につけることが必要です。
フロントエンドエンジニアの将来性
フロントエンドエンジニアの需要は今後もあると考えられます。
なぜなら、近年ではスマホに最適化したページを作成する技術が必要になったように、これからもVRなどの最新デバイスの発展にともない、新しい技術が必要になってくる可能性があるからです。
デザインの世界は常にアップデートしているため、WEBサイトも1度作って終わりということはありません。
一方で、フロントエンドエンジニアとして生きのびるためにはHTMLとCSSの学習はもちろん、JavaScriptの知識を深めることが必要不可欠です。
最近では「HTMLやCSSの自動化」が進んでおり、HTMLの部分だけを作成する「HTMLコーダー」や、HTML・CSSをメインにデザインする「WEBデザイナー」の需要は減ってくると思います。
また、先述したようにHTML/CSS/JavaScriptの3つだけではなく、BootstrapやReact、Vue.jsなどのフレームワークを使いこなせるようになったり、UI/UXデザインやレスポンシブデザインの概念も習得する必要があります。
フロントエンドエンジニアの年収はどれくらい?
もちろんこれから、この仕事で食べていくとなれば年収に関して無視することは出来ません。
気になるフロントエンドエンジニアの平均年収は385万円です。(マイナビ調べ)
20代の平均年収は313万円、30代の平均年収は457万円です。
この数字はプログラマー全体の平均年収と比べると少し低くなっています。
しかし、年収1000万円を超えるフロントエンドエンジニアも存在し、スキルや実績次第では多くの収入を得ることも可能です。
具体的にどのようにすれば年収を上げていくことができるのかを紹介したいと思います。
それはズバリ、「自分にしかできないスキルを身につける」ことです。
もっと説明すると「希少価値の高いスキルを身につける」こと、つまり他の人が簡単には身につかない技術を習得すれば、高単価の案件に携わることができ年収を上げることに直結します。
例えば「HTML/CSSでWebサイト作成できます!」という人と、「HTML/CSSでコーディングはもちろん、フレームワークはVue.jsを使います。またPHPを用いてサーバサイドのヘルプや補助、機能実装もできます!」という人がいたら、あなたはどちらに仕事を任せたいですか?
ということを考えると自ずと年収を上げるためには、スキルを身につけるという結論が見えてくるのではないでしょうか。
フロントエンドエンジニアの仕事内容
フロントエンドエンジニアはデザイナーのデザインを基に先ほどお伝えした「HTML・CSS・JavaScript」という3つの言語などを使用し、コーディングを進めていきます。
基本的な流れとして、デザイナーから受け取った仕様書に従って、以下に記述する5つの流れで作成します。
- HTMLで必要な情報を記述
- CSSで見た目・デザインを装飾
- JavaScriptで複雑な動き・アニメーションの実装
- 必要に応じてPHP/Ruby/Pythonなどでのプログラミング
- 1つのWEBサイトが完成
といった流れになります。
1. HTMLで必要な情報を記述
この部分はフロントエンドエンジニアの仕事内容としては必須でしょう。
まず、与えられた仕様書を元にHTMLで文字や画像、リンクなどの情報をコーディングしていき、Webサイト全体の骨格を作っていきます。
2. CSSで見た目・デザインを装飾
HTMLでのコーディングが終わったら、CSSで見た目を良くしていったり、レスポンシブなWebデザインに対応していったりします。
CSSのコーディングを進めていくと、「ロゴが少しずれている」「見出しと本文の文字のバランスが悪い」など、仕様書通りにいかないことがあります。
その場合はまた、【HTMLコーディング → CSSコーディング → HTML → CSS → … 】といったように微調整を繰り返して、完成度を上げていきます。
3. JavaScriptで複雑な動き・アニメーションの実装
簡単な注文や案件、静的なWebサイトの作成であれば、【1. HTMLで必要な情報を記述 → 2. CSSで見た目・デザインを装飾】で完了ですが、実際はそんなケースであることはほとんどなく、動きのあるWEBサイト(動的なWEBサイト)を作成していきます。
「入力フォームに値を入力してボタンをクリックするとデータベースに値が登録される」「ツールバーの文字をクリックすると画面が切り替わる」などの動きのある機能や処理はJavaScriptを用いて作成します。
基本的にJavaScriptの知識は必要不可欠ですが、自分が開発しやすいようにフレームワークを用いたり、顧客がメンテナンスしやすいように顧客指定のフレームワークを用いたりして作成していきます。
4. 必要に応じてPHP/Ruby/Pythonなどでのプログラミング
JavaScriptでのプログラミングまでができれば、基本的にフロントエンドエンジニアとして仕事に困ることはありませんが、この項目ができるようになっておくと非常に強いです。
バックエンドの知識となるため、直接的にプログラミングをすることはほとんどないですが、バックエンド(サーバ・ネットワーク)周りの技術者との認識合わせや連携をスムーズに取るためにはお互いがお互いの技術を知っている必要があります。
バックエンドエンジニアの人に「この機能はJavaScriptのvalueが◯◯だから、そのファイルの値も変更してほしい」など説明したときに、「JavaScriptがわからないのでできません」などと言われるとディレクションの手間がかなりかかってしまいます。
逆もしかりで、フロントエンドエンジニアの人もバックエンドエンジニアの人とうまく意思疎通するためには基本的なバックエンド周りの知識が必要です。
フロントエンド言語はどのように勉強すればいいの?
プログラミング学習において大事なことは、
- 目標設定をすること
- アウトプットすることを忘れないこと
- 常に勉強し続けること
です。
まずは目標設定。
この記事を読んで少しでもフロントエンドエンジニアに興味を持った方は、まずは「どんなWEBサイトを作りたいか」、「どんな企業で働きたいか」など、明確に目標設定しましょう。
プログラミングにおいて、目標設定はモチベーションを維持するためにも非常に重要です。
ただ単に、プログラミングを習得したい!という思いだけではモチベーションを維持するのは難しいです。
また、アウトプットすることを忘れないこと。
知識を蓄積していくだけでは、身につきません。
これは受験勉強などにも言えることですよね。
応用していくうえで多くの問題にぶつかることでしょう。
自分のできなかった「穴」を潰していくことが大切です。
そして、常に勉強し続けること。
ITトレンドや情報は常にアップデートしており、最新のスキルを扱えないエンジニアは淘汰されていくでしょう。
またフロントエンドエンジニアには、デザインの感覚も必要です。
ITトレンドもそうですが、デザインも常にアップデートを繰り返しているため継続的な勉強が必要になります。
フロントエンジニアについて知ったあとは反対にバックエンドエンジニアについても知っておきましょう。
Kredoオンラインキャンプでフロントエンドエンジニアを目指そう!
Kredoオンラインキャンプでは、初心者からフロントエンドエンジニアを目指すことができる「WEBデザインコース」を設けています。
デザインをする際に必須となるツール、Adobe Photoshop / Adobe XDの使い方から、WEBサイト制作の基礎であるHTML / CSS、フロントエンド言語であるjQuery / JavaScriptなどを学ぶことができます。
卒業時には、WEBサイトのデザイン・設計から、アニメーションを用いた動的なWEBサイト制作ができるようになり、卒業生は主にIT企業のWEBデザイナーやフロントエンドエンジニアとして活躍しています。
ぜひお気軽にお問合せください。