IT×英語留学体験談
INTERVIEWフリーターからブリッジSEへ!日本での悶々とした日々から、天職に出会った留学
鵜瀬 駿平さん | 接客業 ▶︎ 海外IT企業勤務
公開日:2019.02.08
更新日:2024.09.27
今回はKredo卒業後の現在、Sprobe Inc.でブリッジSEとして活躍する鵜瀬 駿平さんにインタビューしました!
Sprobe Inc.は、ECサイトやCMS、iOSやAndroidなどのモバイルアプリ、VR / ARアプリなど幅広い分野での開発業務を行なっている日系最大級のオフショア開発企業です。 また、AI(人工知能)、HRTech、RPA技術を活用した生産性を向上するサービスの企画・開発も手がけており、最先端の技術を開発しています。
みなさん、
「やりたいことがない。みつからない。」 「日本での生活が嫌になった」 「平凡すぎる日々に退屈している」
こんな風に思ったことはありませんか?
駿平さんもそんな悩みを抱えていましたが、Kredoでの留学をきっかけに、現在は新しい人生を歩んでいます。
今回はそんな駿平さんのKredoでの体験談をインタビューしました。
ITスキルを身につけて、新しい人生にチャレンジしてみたい方は必見です!
日本では映画館にてアルバイトをしていたが、日本での窮屈な生活や、マンネリ化した日常に飽き、そんな日々を変えるためにセブ島へ語学留学。 2校目としてKredoでのIT×英語留学を経験。 現在は日系最大級のオフショア企業Sprobe Inc.にてブリッジSEとして勤務。フィリピン人エンジニアと日本人クライアントの橋渡しとして活躍している。
記事のもくじ
将来を憂い、英語を学ぼうと決意
本日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いいたします!笑
駿平さんって1年ほどKredoにいらっしゃいましたよね!?笑
はい!笑 IT留学後も、英語でずっとKredoにいましたね。 先生方も優秀ですし、アットホームでとても好きでした。
ありがとうございます!笑 その理由などものちほど、たくさん聞かせてください!駿平さんは、Kredoに来る前は何をしていたんですか?
高校卒業後、日本では映画館で働いていました。映画がものすごく好きだったんです! 映画館が暇な日は映画もみながら仕事することもできたりと、正直とても楽しかったです。笑
それは幸せな仕事ですね!笑
でも、たまに外国のお客さんが来たりして、対応ができなかったんです。 義務教育で英語教わってきたのに、何も身についてないじゃんって思って笑
たしかに今の日本の英語教育はあまり実用的なことを学べないですよね。
英語話せないとやばいなと、話せるようになりたいなと思ったのを覚えています。 それがきっかけで、1度目のセブ島留学へ行くことにしました。
Kredoの前にも留学に行かれていたんですか?
実はKredoはセブ島留学2校目なんです! 1校目は通常の語学留学で11ヶ月ほど留学していました。父がセブ島で働いているという影響もありましたね。 ただその学校にはパーリーピーポーみたいな生徒さんが多くて、正直あまり自分には合わなかったんです笑
セブ島留学2校目に選んだKredo
1度目の留学から帰国して日本で生活していました。
友達と話している際に日本ってすごく窮屈で閉塞的な環境だよねって話しになったんです。 たしかに、考えて見ると毎朝満員電車に揺られている方がいたり、平日は働いて週末はストレス発散に飲みに行くみたいな生活をしている方が多いのかなと思ったりして、「海外で働きたいな」と思い始めたんです。
それは自分も、セブ島で働いて思いますね。とてもストレスが少なく働ける気がします。
あとは、このままずっとアルバイトを続けているのは正直まずいなとも思って…笑 ちょうどいいタイミングでしたね。 自分の好きなライフスタイルを送ることができますし、自分の好きな仕事をできるため、アルバイトでの生活も悪くなかったのですが。
これから少子高齢化などで日本での仕事が減って行くかと思うのですが、そうなったときに手に職をつけていないと、働けるところが本当になくなるのではないかと不安になったんです。
そのときにIT留学をしてプログラミングスキルを身に付けようと思いました。
セブ島にはいくつかIT留学の学校がありますが、なぜKredoにしたんでしょうか?
やはり一番の理由は、就職のサポートですね。 Kredoさんは海外のIT企業とも繋がりが多く、転職の際も相談に乗ってくれるとのことだったので即決しました!笑 Kredoさんの繋がりがあれば、将来の選択肢も広がるなと思いましたね。
Kredoでは海外就職をご希望される生徒さまとは、面談を行った上でその方に合いそうな最適な企業様をご紹介しております。また、紹介後の就職活動はご自身で行っていただきます。
駿平さんは最初から、プログラミングスキルを身につけて海外で働くという目標がありましたもんね! それに、一番近い学校がKredoだと思ったということでしょうか。
はい! しかし、最初は父の繋がりで他のIT企業で働きました。
最初はSprobeさんではなかったんですか!?
そうなんです笑 午前中にKredoで英語留学をしつつ、午後は日系の某大手IT企業で働いていました。
そこではどんな業務をされていたんですか?
テスターと翻訳作業をしていました。 バグを見つけるという作業はすごく自分に合ってるなと思いましたね。
Kredoでの経験で活きていたことってありましたか?
KredoではGitを教えてくれたので、他の人と連携を取りながら作業を進めて行くというのは最初からスムーズにできましたね。
あとはカリキュラム外のことになってしまうのですが笑 先生からはLinux系のコマンドも教えてもらって、その職場ではまさにLinux上で作業することが多くて、それはめちゃくちゃ活きましたね笑
ただ最初は楽しかったのですが、結構放置されていて…笑 あまり面倒を見てもらえず、ITが嫌いになりそうだったんです。
どんな感じで放置されたんですか?笑
やったことない言語のプロジェクトにアサインされて、トレーニングの一環だったので、誰かついてくれると思ったんですが…誰もついてくれなかったんです笑 やっていることが正しいのかもわからなかったし、すごく雑にされて。
そこから転職を決意されたんですか?
次はもっと自分で挑戦してみたいと思い、Kredoさんに就職相談など乗ってもらいながら就職活動を始めました。
自らの力で海外IT企業へ就職
結果、父に紹介してもらった会社は自分には合いませんでした。 その後、Kredoさんにセブ島のIT企業をいくつか紹介してもらい、自分でアプライしました。
Kredoの繋がりからご自身で就職活動されたんですね!
プレゼンやディスカッション、ディベートの授業で英語で自分の意見を伝える力などKredoで習った英語が非常に活きましたね。
そんな中で、内定をいただいたのが現在働いているSprobeでした。 Sprobeは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、オフショア開発では日系最大級の規模でとても大きな会社なんです。
オフショア開発とは東南アジアなどの海外で開発することで、日本では高いエンジニアの人件費や固定費などを抑えて開発すること。
自らの力で切り開いた道ですし、とても嬉しかったです。
なぜSprobeへ
Sprobeで募集していた職種がディレクター、ブリッジSE、翻訳だったんです。 ITが嫌いになりそうだったのですがブリッジSEの話しを聞くとすごく面白そうだなと思って!
オフショア開発の現場で、日本人クラアントと外国人エンジニアの間にたち、お互いの文化や性格を理解した上でプロジェクトを円滑に進めるエンジニアのこと。技術的なスキルや知識も必要。
具体的にどういったところに惹かれたんですか?
人の役に立てる仕事ってすごくないですか? ブリッジをしていると僕がサポートしてあげないと!って思うんです。 日本のクライアントさんは英語が話せない。フィリピン人エンジニアも日本語が話せない。 そんなどうしても生じてしまう感覚の誤差とかってあると思うんです。 それも全部自分がサポートしてあげたくなるんですよね。 それをどうサポートしていこうかとか、どう伝えたらお互いが気持ちよく仕事できるかとか考えるのがすごく楽しいです。
また、日本人って一つのプロジェクトに複数人いると、穴がないように仕事していくと思うのですが、フィリピン人がチームで仕事すると穴が出てしまうことが多々あるんです。 それをプロジェクトマネージャーと一緒にカバーすることも、重要な役割です。
やりがいを持って働かれているんですね! どんなときに「この仕事やっててよかったな〜」って感じますか?
日本人がサポートしてくれて当たり前と思われているはずだから、クライアントに褒められることってあまりないと思うんですよ。 でも、カスタマーサティクファクション部門の人から、クライアントさんが喜んでいたよと伝えられたときは本当に嬉しいですね。
それはやりがい感じますね!
あとは自分が担当していたアプリが動いていることを確認したとき。 納品したあとって、その納品物がどうなってるかわからないのですが、それが評価されたときはすごく達成感があります。
逆に、ブリッジSEをしていて大変なことってなんでしょうか?
ブリッジSEの大変なことろは、フィリピン人の考えを100%理解できないことがあることですね。 あとは日本人のクライアントさんと、フィリピン人エンジニアの板挟みなので、その責任を負うのはすごく大変ですね。
フィリピンに長く住んでる駿平さんでさえも、理解が難しい場面というのがあるんですね。
刺激を受けたKredoでの留学
2校目の留学でKredoを選んだとのことですが、実際どうでしたか?
みんな目的が明確でしたし、刺激的でしたね。 他の生徒さんと意見交換したり、一緒に宿題をしたり、とても面白かったです。 実際最初の学校は、大学生とか遊びメインで来ている方が多くてあまり居心地はよくなかったです。笑
Kredoの生徒さんは目的をもった素敵な方が多いですよね!
バッジメイトはオーストラリアのIT企業に就職してましたね。
それは良い刺激になりますね!授業とかはどうでしたか?
英語をツールとして使うため、おもしろかったですよ。今の仕事でもそれが生きていますし! あとは宿題などでも、みんな同じものを作りたいのに、アプローチがぜんぜん違うんですよ!それは見ていておもしろかったですね。
ブリッジSEやってると、いろんな人が書いたコードをマージ(結合)させたりしなければいけないのですが、いろいろな人のコードを見慣れているので、そこは得意です笑
ITパークの生活環境や治安はどうでしたか?
治安は抜群にいいと思います! 一般の人は、「セブ島=リゾート地」だと思って、来たら発展途上国な面をみて不安になる方とかいると思うんです。
たしかに、セブ島はリゾート地のイメージが強いですよね。
ただ、KredoはITパークという安心できる環境にありますよね。 フィリピンは発展途上国、一般人はリゾート地を思い浮かべると思って、不安になるとお思うんですが、Kredoは安心できる環境にありますよね。コンドミニアムのAvidaも綺麗ですし! 親子でも来れるくらい良い環境だと思いますよ笑 レストランもたくさんありますしね!
僕もセブ島の中で住むなら、ITパークがいいです笑
あとはお部屋のメンテナンスなど、困ったとき対応は素早くて良かったです! あとは家政婦さんのハウスキーピングのクオリティーも高かったです。 週一でお掃除してくれるので、とても快適でした。
素早い対応であったり、掃除のクオリティは生徒さまからフィードバックをいただいて、常に改善を重ねています!
Kredoでの経験が現職に役立っている
Kredoで学んだことで活きていることってありますか?
実際に授業中で使っているIT英語を、今の職場でもまさに使っていますね。IT企業の現場で使うリアルな英語は今でも生きています。 英語は知っていても、使い方がわからないという方はたくさんいますからね。
日本語でIT授業を受けていたら絶対わからなかったと思います。
どのような状況でアウトプットするかって非常に重要ですし、実践に近いコミュ二ケーションができるのは良いことですよね。
あとはブリッジSEは日本人のお客さんとフィリピン人エンジニアを繋ぐ仕事。
お客さんは日本人で英語はわからないため、こちらで噛み砕いて、話さなければならないんです。そういう面では英語を意訳したり、フィリピン人の性格など汲み取ってうまくコミュニケーションをとるみたいなところは役立っています。
まさに異文化コミュニケーション能力ですね!
他の語学学校も先生との距離が近いと思うんですが、Kredoはより、フィリピン人と一緒に働くということが身近に感じられたました。 フィリピン人の先生の悩みも聞いていたりして、それはブリッジSEに生きていますね。 フィリピン人の性格や文化を深くしることができましたし、今の異文化コミュニケーション力に繋がっていると思います。
たしかに、先生の悩みなど聞いていたら、その国の人の考え方とかみえてきそうですよね。
あとはグループ授業で毎時間ごとにアイスブレークを考えてきましょうみたいな授業があって、クライアントの方やフィリピン人エンジニアとミーティングするときには生きていますね!
たしかに、プロジェクト始めるときなどアイスブレークして意見を出しやすい空気感を作るなど、そういったテクニックは重要になりますよね。
プロジェクト中は、いろんなところから意見や情報が飛んでくるのですが、ディベートの授業などはまさに、いろいろな情報を処理しなければいけないという点では一緒ですよね。
ブリッジSEの価値を底上げしたい
駿平さんは将来やりたいことなどあるんですか?
将来はブリッジSEの価値を底上げできればいいなと思います! 現在ブリッジSEとして働いているのですが、最近できた職業なんですね!
たしかに、昔はオフショア開発すらなかったですもんね!笑
だから、あまり世の中には知られていない。
でも、これからはそういった職業はなくならないと思っていて。むしろ需要は上がりますよね。ITの市場の拡大やグローバル化は必ず続くじゃないですか?
まさに!Kredoでも多くの海外IT企業さんから、生徒さんを紹介してほしいって言われてます!笑
あと、ただ「英語が話せます」だけじゃ務まる仕事ではないと思っています。 フィリピン人の考え方とか文化を知らないとコントロールできないんですよね。
例えば、フィリピン人ってすごくプライドが高いからみんなの前で指摘などをしてしまうとモチベーションが下がってしまったり、プライベートをすごく大切にするためそういった理解も必要なんです。だからこそ、ただ英語を話せるだけでなく、海外の人と実際に仕事をしているという経験は強い。
日本人がブリッジとして入ってくれるというのは重要な担保で、いくらオフショア開発といえど、そこへの投資を惜しまない会社もたくさんあります。
だからこれからの時代はもっとブリッジSEの需要は上がると思いますし、「ブリッジSE」としての価値を上げていきたいです!
将来がぼんやりとしている人はKredoに来るべき
これからKredoへIT留学、セブ島留学に来る方々へ一言ください!
すごいやりたいこととかなくて、ぼんやりしている人は来るべきだと思います! 結果論ですが、好きな仕事を見つけることもできで3年以上セブ島にいますし笑 人生どうなるかわかりませんよね。
どういったところがKredoに来て良かったことですか?
目的をもって留学に来る方や、いろいろな年齢層の方、バックグラウンドを持った方がいて、学べることもたくさんあります。
これからグローバル化は加速しますし、英語を学びにくるだけでもプラスだと思います!
転職に出会えましたし、今ではブリッジSEという仕事が大好きです!
ITと英語を学ぶなら絶対Kredoがいいと思います。 ITを学びたいだけなら、日本で学べばいいじゃないですか!笑
Kredoでしかできないことをしてほしいと思います。 そうすれば、日本で悶々としていた自分がブリッジSEという職に出会ったように、見える景色があると思うんです。